これはカッコイイ！　BMWコンセプトグランクーペ

　これはＢＭＷの４ドア車としては久々にカッコイイ！！と言える均整の取れたプロポーションですね。

　スタイルの完成度から単なるケーススタディモデルではなく、近いうちにほぼこのままのデザインで発売されそうな雰囲気を漂わせていうように感じます。

　車格からして、ベースモデルでも８００万円を下ることはまず無さそうですが、最近のＢＭＷは戦略的な価格攻勢に出てきていますから、思い切った価格構成もあるかも知れませんね。

　プレーンな４ドアセダンにはない付加価値を求めるユーザーは益々増え続け、ニッチなユーザーの要望にも答えていく傾向はまだまだ続きそうです。

　各メーカーのグローバル化が進む中、環境問題や燃費、デザイン、価格と各メーカーがしのぎを削る販売戦争は更に激化の一途をたどり、ちょっとしたコンシューマーへの対応の遅れが国際的な販売台数に致命的な打撃を与えるわけですから、気を抜けないですね。

　

BMWは、中国で23日より開催されている北京モーターショーで、新型4ドアクーペのコンセプトモデル“BMWコンセプトグランクーペ”を発表した。

　BMWコンセプトグランクーペは、次世代の高級4ドアクーペの登場を示唆するデザインスタディ。BMWが長年追求してきたスポーティでエレガントなデザイン要素を取り入れながら、新たなアプローチを付加し、ひと目でBMWとわかる特徴と新鮮なアピアランスを両立させた。

　ボディは、全長は5m近い長さを確保する一方、全高は5シリーズセダン（1475mm）や7シリーズセダン（1490mm）より約100mm低く設定し、車体が低く見えるようにしたのが特徴。また、4ドアボディとしながら、他のBMWセダンとは違って、フレームレスドアを採用。このあたりは2ドアの6シリーズ系に共通する特徴だ。