2011年11月26日
ある知人と会話していて思ったので書いてみたw
先日ある人と話をしていたら、SONYもパナソニックも家電製品は韓国製にかなわない、日本車だって韓国車にかなわないという話が出てきました。
特にクルマに関しては、「価格面ではね・・・」と私が言うと、『価格だけじゃない、日本はだらしがない、情けない』とのたまう。
あれこれ持ちうる情報を披瀝して、彼を打ち負かしたところで何の得にもならないので、話題を逸らした次第。
韓国車は確かに北米では売り上げを伸ばしており、日本車より優秀というという評価も目にします。
一面、これらの記事には正しい部分もあるが、一部の人々は新聞記事等を鵜呑みにしすぎる傾向があると感じます。特にコラムや北米ジャーナリストの取材記事は明らかな意図をもった内容となっていると考えるのが妥当と思われる節がある。
間違いなく、数十年前に日本車が安さに加え品質を武器にして、北米市場を席巻してきたのと同じ立場に今の韓国車はあるのでしょう。
しかし、北米のメーカー別満足度リサーチ結果の上位は、相変わらず日本メーカーが上位を独占する状態となっているし、日本では韓国車はほとんど見かけない、ましてや韓国で日本車が韓国車と同じ値段なら日本車を買うというという人が多いという話まであります。
北米ではドイツメーカーが満足度では米国メーカーより下位に位置しており、この辺に北米ユーザーの満足度に対する傾向が現れているのではないでしょうか。
要するに、満足度リサーチ結果は価格と品質、サービスのバランスが日本車が一番良くとれているということに他ならないということですよね。
でも、今の日本車のデザインに魅力がないと日本人が感じるのも事実で、日本ではここ数年販売台数に占める輸入車の割合が僅かずつ上昇しています。
国内市場では、国産メーカー自身がトレンドを創造し牽引できないため、ユーザーに媚を売るようなクルマ作りばかりしている。
私自身、何故ドイツ車に浮気したかというと、今の国産車はデザイン的につまらないし、国交省の科す旧態依然の自主規制という制約も面白くないからです。
国産車で魅力的なクルマがあれば、わざわざ余計な金を払ってまで、輸入車を買う必要はありませんからね。そういう意味ではレクサスの販売方法には疑問を感じます。
是非とも、これを買いたいと思うような魅力的な車を造って国産メーカーの気概を見せて欲しいですね。
でなければ、数年後には間違いなく韓国車の後塵を浴びることになるのも間違いのないところでしょう。
明日はトヨタのイベント観にFSWに行こうかな、止めようかなと考えていましたが、年末は東京モーターショー一本に絞ることにしました。
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かっとび日記 | クルマ
Posted at
2011/11/26 12:17:26
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