2016年08月21日
ミッドライフ・クライシス
仕事も私生活も順調だと思っていた自分の人生。しかし「本当にこのままでよいのだろうか」「悔いのない人生をおくれるのだろうか」と悩む30・40代以降が増えているといいます。
カナダの精神分析学者エリオット・ジャックはこの心理的葛藤を「ミッドライフ・クライシス」と名付けました。欧米ではすでにこの言葉が一般的になり、すでに社会問題として認知されています。
「人生に迷いが出ている」「これまで価値を感じていたものが急に無意味だと思うようになった」というあなたは、すでに「ミッドライフ・クライシス」になっているかもしれません。
30代、40代に入ると、20代の頃に比べると精神的にも肉体的にも衰えを感じはじめて焦り、心機一転して人生を大きく変えようとする心理が働きます。
男性に多いのが、急にジムに通いはじめて体を鍛える、若い女性との不倫や遊び相手を探す、といった行動です。
男性としての「誇り」や「権威」を持ち続けたい、という欲求が仕事やプライベートに向かない場合、より簡単な方法として性的なものに走りやすくなります。
もともと性に対して積極的でなかった人が「セックス依存症」になったり、キャバクラや風俗通いを始めたりするのは、性的なものを満たすことで、自分の男性性を確認しようとしているのです。
特に既婚男性は、家庭や結婚生活の責任や縛りから解き放たれたい、独身男性のように自由を謳歌したい、という反動的な衝動にかられるようになり、それが女性遊びにつながりやすくなります。
また、この症状は性的な行動ばかりではありません。「自分は大丈夫」と思っていても、実際にはかなりの人が「ミッドライフ・クライシス」状態だといいます。
クライスラー社ジープが2000人の男性に調査を行った結果、以下のような症状が「ミッドライフ・クライシス」にあてはまると発表しました。
・アンチエイジングに興味をもつ、髪型を頻繁に変える
・転職や起業、独立を考えている
・新しいスポーツや珍しい競技をはじめる
・海外に滞在したいと考える
・最新のガジェットを常に追いかける
・同窓会や社会人サークルを主催するようになった
・Facebook、Twitterを始めた
要するに、誰にでも残りの人生を、いつまでも健康で若く、男として、女として、謳歌し続けたいという時期が訪れるということ。
老いることへの恐怖、寿命が尽きることへの恐怖は誰にもある。これが根底にはある。
私も残りの人生をできるだけ楽しく、好きなことをできるだけ長く続けたいという衝動は特に50代を迎えてから日増しに強くなってきている。
いろいろあったが今更過去は振り返らない。後悔はしない。ただ前(現実)を見て笑顔で楽しく過ごすための努力をする。
このブログは「日産副社長のBRZと86はミッドライフ・クライシス」発言に影響を受け書いたものですw
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Posted at
2016/08/21 18:28:26
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