ボルボ台頭

中国資本の傘下となったボルボが快進撃を続けているらしい。

特にXC40、XC60というSUVが馬鹿売れして営業収支が増えているそうです。

数年前にボルボを覗いた時にはボンネットの中のあまりの雑な造りに驚いたものだが、最新のモデルは定評のある本革シートだけでなく、インテリアデザインがモダンな感じになり、液晶メーターパネルや大型インフォ画面の採用など随分と立派になった。

安全装備も独プレミアム車に負けない充実ぶりでボルボの勢いを感じる。

年内に登場すると見られる中型セダンS60新型はXC60のデザインと装備が受け継がれるらしいが、長年ボルボを牽引して来たディーゼルエンジンが廃止され、メインはガソリンエンジン＋モーターのハイブリッドに切り替えられるらしい。

上級モデルにはツインチャージャー＋マイルドハイブリッド、あるいは前後に独立したモーターを装備するハイパワーモデルも噂されている。

突然浮上した買い換え候補はVWのアルテオンと比較して、装備は互角、インテリアは明るめの色で華やかさでリード、あとは試乗してみなければなんとも言えないが、値引きは辛いだろうが大いに魅力を感じる。今回下取り車無しの新規購入となるので、価格面ではVWが…というより Rを購入したディーラーの優位は動かないだろう。価格を度外視した魅力がS60にあるだろうか？