EV化の行方

さて、VWのEV化推進者であるCEOがクビになった。EV化路線に影響があるかどうか分からないが、解任理由は労働組合との対立が原因らしい。

急速なEV化が大規模な従業員解雇につながるという点でCEOは労働組合とコンセンサスを取り付ける事に失敗した。
最終的に労働組合の主張に大株主が賛同した結果がCEO解任という事らしい。

労働組合の強いVWではカルロス・ゴーンみたいな首斬り魔はCEOにはなれないという事ですね。

これが急激なEV化にどういう影響を与えるかは分からないが、カーボンニュートラル化はEUが課した目標だからEV化しないなら他の手段が必要となる。

ところがウクライナ戦争による天然ガス供給不足が引き起こした電力不足によりドイツを初めとした国々が日和見をし始めた。

こうなると排出ガス規制達成目標の2030年が先延ばしされる可能性もなくは無くなってきた。

時間が稼げればEV以外の手段の開発実用化も可能性が出て来る。中国の野望も危うくなって来ますね（笑）

まあ、私にはどうなろうと関係有りませんけどね。