車両新価保険特約

これまで付けた事は無かったけど、修理費用が高騰している現況では購入価格の50%以上の損傷を受ける事は充分あり得る。
ならばこの特約を付ける事を検討した方が良さそう。もちろん特約費用がいくらかかるかだが。
皆さんは車両新価保険特約を付けてますか？

車の市場価値は年数の経過で減少するため、例えば当初300万円だった車両保険の保険金額は3年で約200万円程度までしか設定できなくなります。
被保険自動車が全損になった場合、または修理費が新車価格相当額の50%以上となった場合に、新車特約（車両新価特約）があれば、新車価格相当額をカバーしてくれます。保険会社によって条件は異なりますが、新車特約（車両新価特約）には新車時（初度登録年月日）から61カ月以内の車が加入できるのが一般的です。

【補償対象となる損害状況のケース】

●車の修理が不可能なほど損害を受けた状態（全損）
●車が破損し修理費が車両保険の保険金の上限を超えた場合（全損）
●車が破損し修理費が新車価格相当額の50%以上になった場合（半損）

【新車特約が適用されないケース】

●盗難
●車の本質的構造部分以外が故障した場合
●車の修理費が新車価格相当額の50％未満の場合
●保険契約者や被保険者、保険金受取人の重大な過失により車に損害が生じた場合
●故障損害、欠損やサビなどの自然消耗により車に損害が生じた場合
盗難は、車両保険では補償対象ですが、新車特約では対象外です。ただし、盗難に遭った車が後日発見され、全損もしくは半損状態になっていたときは適用されることがあります。