年末公開映画「アイ・アム・レジェンド」

ウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」はリチャード・マシスンの古典的傑作『地球最後の男』の３回目の映画化作品となる。

第１作　地球最後の男 (1964) ヴィンセント・プライス主演

第１作はナイトオブザリビングデッドの元になったと言われる古典的ホラー作品でもある。

第２作　地球最後の男 オメガマン (1971) チャールトン・ヘストン主演

チャールトン・ヘストン主演の第２作はＴＶの洋画劇場か何かで観た記憶がある。
細菌兵器の使用によって荒廃した世界。自ら開発した血清によってただ一人生き残った科学者は、奇怪な亡者と化した人類と闘い続けるというストーリー。

　最新作の「アイ・アム・レジェンド」は、地球規模の災厄によって人類が絶滅してしまった近未来を舞台に、世界でただひとり生き残った科学者の主人公が、孤独なサバイバルを続けながら人類再生への可能性を探る姿を描く。監督は「コンスタンティン」のフランシス・ローレンス。

　当然ＣＧを使った最新作は過去の２作よりもダイナミックな映像となるのは間違いない。問題はストーリーで過去の２作品を凌駕することが出来るかとエンディングがどうなるか・・。