日本車のESC装備率低し

　日本車のESC（エレクトニック・スタビリティ・コントロール）の装着率はわずか１４%とは意外と低い。

　ＡＢＳや側面エアバッグの装備などもそうであったように、安全面の装備では国産車はどうしても装着が遅れる傾向にあるようだ。

韓国にまで負けているのが情けない。

　もっとも、うちのＶ３５にはＥＳＣどころかＴＲＣ（トラクションコントロール）でさえ付いていない。

　後付けした横滑り促進装置は付いているんだけど（違うだろ！）

　ボッシュが行った日本でのESC（エレクトニック・スタビリティ・コントロール）の市場調査結果では、新車登録ベースの ESC装備率は、2006年の約10％に対し、2007年は約14％だった。

　車両タイプ別の分析は、アッパータイプとラグジュアリータイプ、オフロード＆SUVタイプでESC標準化が進んだことを示している。

　また、軽自動車とミニバン＆MPVタイプのマーケットシェアは合わせて50％以上に達するにもかかわらず、ESCはまったく装備されていないか、ESC装備率が10％以下であることが判明した。

　国別でのESC装着率が1位だったのは、ヨーロッパの50％だった。次に44％のアメリカ、次いで19％の南韓国、14％の日本、6％中国。これを世界の装備率でみると31％となった。