11月に発売かと噂されていた335iクーペが9/23から発売されるようです。
3.0Lのターボにしては抑えたPOWERのような気がしますが、トルクバンドが広く、4.0V8以上に扱いやすいらしい。
お! 値段も701万とは思ったより安いじゃないですか。
ボディサイズもコンパクトで、635CSiを思い起こさせるルーフラインもなかなかカッコイイです。
9月21日、BMWジャパンは7年ぶりにフルモデルチェンジした3シリーズ・クーペを発表した。「BMW 3シリーズ・クーペ 335i」は9月23日(土)より全国のBMW正規ディーラーで発売開始される。
335iの最大の特徴となるのが新開発の3.0リッター直列6気筒・直噴パラレル・ツイン・ターボ・エンジンだ。3シリーズ中最高性能の225kW(306ps)/5800rpm、400Nm(40.8kg-m)/1300-5000rpmを発生し、例えば740iに搭載される4.0リッターV8との比較でもパワーは同じでトルクはわずかに上回り、トルク発生バンドは圧倒的に広い。
発表会の壇上に立ったBMWジャパンのヘスス・コルドバ代表取締役社長も「ガソリンエンジン=オットーサイクルエンジンの逆襲」と言う表現を使って、BMWがガソリンエンジンの出力性能や環境性能の未来に、希望と確信を持っていることを強調した。
このスペックを叩き出すためのトピックは2つ。一つ目は、直噴システムに高い噴射圧力と高速応答性を備えたピエゾ式インジェクターを採用した。正確な燃料噴射と高い圧縮比によって、従来のターボエンジンが抱えていた燃費の悪さも解消している。
二つ目はパラレル・ツイン・ターボ。直6を3気筒ごとにまとめ、それぞれに一つずつ小型のターボ・チャージャーを装着。ターボを小さくすることで大型ターボでは避けられないターボ・ラグを抑え、1300rpmという極めて低い回転域から、最大トルクの400Nmを発生することを可能にした。燃費も3.0リッターエンジン並に低い。また、このユニットに組み合わされるのは、従来型ATより反応速度を50%も短縮した新開発のトルコンタイプ6速ATだ。
また、3シリーズ・クーペのボディパネルはクーペ専用となり、セダンと共用する部分が一つもないなど、プレミアム性にも気を遣った。スチールより50%軽い合成樹脂素材をサイドパネルに使うことでセダンのボディシェルより10kg軽く、フロント部の重量バランスも最適化している。乗車定員は4名で後席にもセンターコンソールを装備する。
BMW 3シリーズ・クーペ 335iの価格は701万円。
Posted at 2006/09/21 23:23:19 | |
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赤唐辛子的@carレヴュー | クルマ