
みんカラの皆さんのブログによると、どうやら早々と新型レガシィの営業所への配備が済んでいるようなので、近くの営業所に飛び込みで行ってきました。
営業マン氏に、「新型レガシィが置いてあるとか、ないとか聞いてきたんだけど」と訪問理由を伝えると、2階の駐車場に案内された。
置いてあったのは、B4のサテンホワイト・パールで、グレードは2.5GT-Sパッケージで、ビルシュタインサスと18インチホイールを履いている。
外観は、ニューヨークショーの写真より実車のほうが数段良いと思う。あの写真のずんぐりむっくりとしたイメージを抱いて実車を見れば、「なかなかいいじゃない」と思うに違いない。
写真では大きすぎるように見えたキャビンも、1500mもある車高もそれほど気にならない。
フロントバンパーはフォグランプが組み込まれているSパッケージ専用で、ヘッドライトはブラックアウトされていて顔つきをぐっと引き締めている。
顔つきがNYショーモデルと違う要因は、フロントグリルの形状が異なっている点も大きいと思う。(画像参照) このグリルは、現行型と同じように、全面メッシュタイプのオプションが用意されている。
ドアミラーはトヨタからの流用とも思われるミニバンのような大型ものとなっている。
インテリアは、これまでのガンダムチックなデザインと異なり、広がりを感じるすっきりとしたデザインとなっていた。(NYショーモデルと基本的に同じ)
室内色はオフブラック、またはアイボリーでSパッケージはオフブラックのみとなる。
トリムは3種類(アルミ調、木目調、カーボン調)で、Sパッケージはカーボン調でなかなか雰囲気も良い。
シートはファブリックまたはファブリック/合皮が標準で、Sパッケージはファブリック/合皮が標準。本革シートは全てメーカーオプションとなる。
ステアリングは本革巻き、コンビネーションメーターは4連で透過式となっていて、視認性は良さそうだ。
特質すべきはリアシート・スペースの広さで、ニースペースと頭上空間の広さはスカイラインを飛び越えフーガクラスとなっている。
エアスクープ付きのボンネットは今回アルミからスチールに変更となったため、ダンパーが装着されている。エンジンは云わずと知れた水平対向2.5Lターボで、285馬力、35.7kg・mを発し、パワー的には3.5Lクラスに匹敵する。
とはいえ、4気筒ゆえに、過去のものと比較して振動と騒音面ではずいぶんと良くなったとはいえ、6気筒エンジンのスムースさと静粛性には及ばないのは明らかなようだ。
惜しむべきは、ATが従来品の35.7Kg・mを入力限界とする5速であること。このエンジンなら本来は300馬力以上、42-44kg・mを発生してもおかしくない。
トランクルームは浅いが広さは十分だと思う。
価格は、2.5GT-Sパッケージのベースが340万円、ナビは標準オーディオタイプが26万円、マッキントッシュオーディオ付きが40万円、本革シートが15万円程度で、マッキントッシュオーディオ付ナビと本革シートを装備して車両価格は400万円を切るという、このクラスのAWD車としてはお求めやすい価格と言える。
お好みで、サンルーフ、エアロや小物を付けても総額500万円を切るのは間違いないと思われる。(総額だけで比べれば150万以上安いゾ・・)
保険や税金も考えると、こりゃなかなか捨てがたいということで、試乗して好印象であれば買い換え候補のリストに加えようと思う。
尚、全車ともにベース車両はオーディオレスとなっている。
基本的にCARトップ6月号のスクープそのままと考えてよいw
Posted at 2009/05/10 13:56:19 | |
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赤唐辛子的@carレヴュー | クルマ