赤とうがらし（RED PEPPER）のブログ一覧

実はこれは書かないつもりだったのですが、新型リーフにも試乗して来ました。

154センチという車高はかなり高いと感じます。シートポジションは最低位置でもかなり高めですが、天井までは拳2個半くらいの余裕があります。

先代から引き継がれた自転車のベルのような形をしたセレクターはなんとか形状を変えて欲しいです。

ステアリングは軽すぎるかな、足回りはいかにも日産車という感じでしっかりしてます。リーフのモーターの加速はかなり素晴らしい、ただし120km/h超えると加速カーブは緩やかになり最高時速は145km/hくらいで頭打ちとなります。

実航続距離は上手くやって300kmくらいらしいです。

オートパイロットも試してみましたが、ただのレーン逸脱警告付き追従式オートクルーズです。

ワンペダルドライブはアクセルを離すとブレーキが予想以上に強くてコントロールが難しい。アクセルを離すとブレーキランプが点灯するそうです。これは切り替え式ですから使いたく無ければオフにできます。

オートパーキングも試してみました。なかなか空きスペースを認識しませんでしたが、何回も切り返しをしながらもちゃんと駐車出来ました。

音声認識の技術向上など課題はありますが、自動運転の基礎技術はかなり進歩して来ています。新型A8のレベル3自動運転は機会があれば体験してみたいです。

ジュリア試乗のついでに、４C スパイダーを見て来ました。

このクルマ、900万円近くもするんですが、1800ターボの240馬力、940kgしかないのでスイスポより軽いわけです。

ほとんど走りを楽しむだけのクルマで、なんの快適装備も荷物スペースもほとんど無い、ミッドのエンジンルームを開けるとエンジンと申し訳程度の荷物スペースがある。

バスタブ型のカーボン製コックピットに分厚いサイドシルを跨いで乗り込むとそこはレーシングカー並の簡素さです。小径のステアリングはレーシングカート並に重いらしい。



その軽量さを生かして山道をクネクネと走るのが身上のクルマでしょう。高速では160km/hを超すと怖くて加速できないのは軽量ミッドシップの宿命のようなもの。

なんでもエリーゼが500万円を割る英断をしたそうだから、非日常に金を費やすにしても900万円のプライスは益々苦しいだろう。

それにしても今時珍しいくらいの爆音を奏でるクルマだ。

さっそくアルファロメオ ジュリア クアドリフォリオに試乗して来ました。

赤のクアドリフォリオ、ボンネットとルーフにはカーボンを採用し、ドアなどにアルミニウムを使用して軽量化が図られています。

タイヤはピレリP7で、リアは285/30R19の極太タイヤを履いてます。510馬力、600Nmを受け止めるにはこれでも不足でしょう。

内装は黒でアルカンターラがシート他に多用されています。

外観では異様に外側に張り出したサイドスカートが狭い所で何かにヒットしないかと気になります。

今日は道路が濡れているためrace.d.n.aと4つあるモードのうちn ナチュラルしか使わせて貰えませんでした。(画像は下のグレード)



今時の欧米のスポーツモデルはガチガチに固めたサスペンションなんてのはほとんどありませんが、クアドリフォリオもしっかりと地面に踏ん張った感はありますが、乗り心地は悪くないです。

nでもアクセルレスポンスはなかなか良い感じです。

メーターは最近流行りなんでしょうか、質感は別としてスイスポにも似た形状です。



ATのセレクターはBMWに似た感じで、固定式の巨大なパドルの右を引くだけでDに入り、両方一緒に引くとＮに入ります。

普段使いにはnモードに入れておけば、ごく普通のパワーがある車ですが、今日は味わうことが出来ませんでしたが、raceモードに入れればジキル博士がハイド氏に変わる様を体験出来るのでしょう。


さて、クアドリフォリオは1140万円とこの手のクルマとしてはお手頃価格とはいえ、なかなか手が出ない価格なのですが、その下の280馬力 400Nmのエンジンを積むヴェローチェが何故かAWDで左ハンドルの設定。

しかしご安心下さい、来年にヴェローチェの右ハンドル FRモデルが遅れて発売されるそうです。(モナコブルーはヴェローチェ専用色)

私がジュリアを買うならこれが本命です！

一点ご注意下さい、ジュリアにはナビの設定がありません。CAR playのアプリをメーター脇のモニターに表示させて使用する設定となっています。

ボディカラーは全部で12色、内装色はブラック、ブラック/ベージュ、ブラック/タン、ブラック/レッドが用意されています。





モナコブルーにブラック/レッドの組み合わせなんてどうでしょうね。

営業マン氏は右ハンドル ヴェローチェのターゲットに私をロックオンしたようです(笑)