
ベンツのCクラスが国内でも発売となりましたが、こんどのCクラスはかなり走りもパッケージングも評価が高いようです。
面白いのはアバンギャルドとエレガンスという2つの顔を持つところで、アバンギャルド」では大径アルミホイールやエアロパーツなどの装飾に加え、SLグリルと呼ばれるスリーポインテッドスターを中央に配置。
一方「エレガンス」はメルセデスのセダンモデル伝統のエレガントなスタイルの格式高いフロントグリルを採用している。
日本における当初のラインナップは、「C200コンプレッサーエレガンス」、「C200コンプレッサーアバンギャルド」、「C250エレガンス」、「C250アバンギャルド」、「C300アバンギャルドS」の5タイプ。なお、V6 2.5リッターエンジンを搭載する「C250エレガンス」「同アバンギャルド」は、遅れて07年9月下旬の発売となるそうです。
ボディサイズは全長x全幅x全高が4585x1770x1445mm、ホイールベースが2760mm(※C300アバンギャルドSを除く)。先代に比べ全長で50mm、全幅で40mm、ホイールベースで45mmと、最小限の拡大に留め、従来通りの取り回しの良さを維持した点は、近年急激にボディサイズを拡大する傾向にある欧州車にしては珍しい。
価格は「C200コンプレッサーエレガンス」450.0万円から「C300アバンギャルドS」664.0万円まで。
わたしの考えるベストバイは「C200コンプレッサーアバンギャルド」470万だと思うが、フル装備となる「C300アバンギャルドS」のV6エンジンと7ATの組み合わせも運転好きには捨てがたい。
これに対抗するのは、やはりドイツのBMW3シリーズで、ベストバイは先日エンジン出力がアップされた323iだろうか。これにMスポーツパッケージではなく、革シートなど豪華な内装のハイラインを組み合わせるのがベストバイだと思う。「C300アバンギャルドS」に対抗するのはツインターボの335iであるのは間違いない。
価格面では有利な国産車では、格上のサイズとなるがレクサスGS350が対抗本命かと思う(ISは居住空間が狭すぎる)。国産車としてはかなり割高ではあるが・・・。本革シートなど必要最小限のオプションを選べばそれでも560万円くらいだ。
と考えると、V36セダンのタイプSPにオプションを組んでも480万くらいだから、レクサスと違い値引きも期待できるので、かなり安い買い物だ。
わたしの中では、わざわざ基本設計が古くて高いフーガ350を選ぶことはないだろう。
VWのパサート・V6フォーモーションは街中で乗るには良いクルマかもしれない。アウディA4はちょっと遠慮したい。
Posted at 2007/06/24 22:47:50 | |
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赤唐辛子的@carレヴュー | クルマ