赤とうがらし（RED PEPPER）のブログ一覧

土曜日なので首都高が混んでいたのもあり９時過ぎに会場に到着しました。
首都高の出口で秋田ナンバーの不良ジジイの三輪バイクと一悶着ありましたが、道を知らないので渋滞の列にまた割り込んで行くのを見てあざ笑って怒りを沈めました。

約３時間で一通り回り終えて帰宅の途に着きました。
戦利品はカタログ以外はＢＭＷのキットカットとグッドイヤーのステッカーが3枚。

Ｄ１は見飽きたし、ミニコンサートは夕方からなのでスルーして、大して見るものもなかった。

今年もカーマニアの1年は東京オートサロンに始まります。

15日（金）に休みは取ったのですがウィークデイでないと足せない用事があり、17日（日）には重要な用事があるのでTASには16日（土）に行きます。

今年の最大の楽しみは、国内初お披露目となるTOYOTA　FT-1コンセプトです。

次期スープラと言われるFT-1はBMWの次期Z4とプラットフォームを共有するとされています。

2017年には発売となるのでしょうか？なんとか劣化しないで発売までこぎつけて欲しいものです。

再びクーペの時代が到来するのだろうか。

期を同じくして３台のハイパワークーペが登場した。

①BMWは新型M2クーペの予約受付を開始。

・エンジン：3.0リッター直列6気筒DOHC Mツインパワー・ターボ・エンジン
・トランスミッション：7速M DCT
・右ハンドル仕様
・最高出力272kW（370ps）/6,500rpm、最大トルク465Nm（47.4kgm）/5,560rpm
・最大トルクは、オーバーブースト機能により一時的に500Nm（51.0kgm）まで引き上げられる。
・消費税込み価格：770万円

1580ｋｇと少し重いかなとは思うが、例のサブコンをつければ+50ｐｓは簡単だと推測される。
余り美しいクーペとは思えないのと、そもそもセダンが好きとはいえ少々興味を引かれる１台。

②レクサスLC500をデトロイトショーで公開

Fモデルと同じ5L　V8エンジンに驚愕の10速ATを組み合わせたレクサスのニューフラッグモデルとのことだから1100万円超は間違いないだろう。だがこのモデルには興味を惹かれない。

③インフィニティQ60クーペ（V37スカイラインクーペ）をデトロイトショーで公開

エンジンは直列4気筒 DOHC 2.0リッターエンジンに加え新世代の6気筒シリーズ“VR”型3リッターV6ツインターボを搭載する。V6エンジンは最高出力が300hpの仕様と400hpの仕様が用意され、後者はスポーツクーペクラスにおいてトップレベルの効率の高さを誇る。

シャシーのトピックは、駆動システムにFRベースのAWDシステムを採用すること。またダイレクト・アダプティブ・ステアリングが第二世代へと進化し、より自然なステアリングフィールとフィードバックを実現しているという。またハンドリング性能と乗り心地を高次元でバランスさせる新設計の“ダイナミック・デジタル・サスペンション”をオプションで用意する。

なあんと、Q60にはFRベースのAWDを装備し405馬力のハイパワーモデルが登場！
あのブサイクなフロントマスクとつまらん国内自主規制は気に入らないが、もし405馬力バージョンがスカイラインとして発売されれば我が理想的なスペックとなる。価格的には700万を割るくらいだろうか？

この3ヶ月程度の間にBMW　M5、M4、レクサスGSFを試乗できたのでスペックを比較してみましょう。

M5とGSFはGTカーとして乗り心地や性格は近いものがありました。

M4はコンペティションを目的に開発されていますので少し他の２台とは性格が異なりますね。

この３台はそれほど実力差は無いように見えますが、最高速度が270-280ｋｍ/ｈの車と300ｋｍ/ｈ超えの車とはじつは格段の差があると思います。

多くのメーカーが最高速度を280ｋｍ/ｈに抑えているのは、これ以上の速度域は格段に危険なゾーンへと突入するからにほかなりません。

300ｋｍ/ｈを超えても安全性を確保できる車だけが踏み込むことを許される領域なんですね。

もちろん300ｋｍ/ｈ超えの経験はありませんので、どこかで体験できる機会がないでしょうかね～。


＜BMW　M5＞
排気量　4394ｃｃ　V型8気筒　Mツインパワーターボ
車両重量　1945ｋｇ（試乗車重量は不明）
最高出力　560ps/5750-7000ｒｐｍ、最大トルク69.3/1500-5750ｒｐｍ
トランスミッション　7段DCT
0-100km/h　4.2秒、最高速度は250km/hリミッター作動（ドイツ本国仕様315ｋｍ/ｈ？）

＜BMW　M4クーペ＞
排気量　2979ｃｃ直列6気筒　Mツインパワーターボ
車両重量　1640ｋｇ（試乗車重量は不明）
最高出力　431ps/7300ｒｐｍ、最大トルク56.1/1850-5500ｒｐｍ
トランスミッション　7段DCT
0-100km/h　4.1秒、最高速度は250km/h（Mドライバーズパッケージ装着時には280km/h）でリミッターが作動。
※リミッター解除すると305ｋｍ/ｈ程度出るらしい。

＜レクサス GS F 欧州仕様＞
排気量4,968cc V型8気筒エンジン
車両重量　1830ｋｇ（試乗車は約1900ｋｇ）
最高出力　477ps/7100rpm、最大トルク54kgm/4800-5600rpm
トランスミッション　8速SPDS（トルコン）
0-100km/h 4.6秒、最高速270km/h

ぽーる＾^さんから試乗のリクエストがありましたので・・・

ちょうど1/9からGSFデビューフェアが開催中で某所に試乗車があるというのでさっそく行ってきました。

RCFとGSFの試乗車が置いてありました。

エンジンは同じ5L　V8で価格もほぼ同じで、大雑把に言えば2ドアクーペとセダンの違いだけです。

両方すぐ試乗できる状態でしたが、ぽーる＾＾さんからリクエストのあったボディー色は白、レザーシートがレッドのGSFに試乗しました。

まずドアを閉めるときの重厚な音がいいですね。

BMWはF10になってから軽量化のためドアにアルミ合金を使用しているためか閉まる音が軽いのが残念です。

レカロ似のシートは体によくフィットします。ヒーターだけでなくベンチレーションも付いているというとことがGOOD！

横長のナビは12.5インチもあるそうでとにかくデカイと感じました。

走行モードはMと同じように、ノーマル、スポーツ、スポーツプラスの切り替えができますが、Mのように個々の設定を組み合わせオリジナルモードを作ることはできないようです。

RCFもGSFもパイロットスーパースポーツを履いておりましたので、Mとの比較が余計しやすくなりました。

477馬力の5L　V8はパワーでISF当時より40馬力パワーアップしていますが基本的に同じエンジンです。しかし全体的にフィーリングがずっと良くなってます。

ノーマルモードでゆっくりと走り出してみると非常に静かで、アクセルレスポンスも鈍いですが、途中でスポーツプラスに切り替えると豹変します。

アクセルを踏むとスポーツサウンドはしますが、基本的に遮音性が高いのでMや他のスポーツモデルとはまた違った感覚です。

乗り心地は”しっかり”かつ”しっとり”としていてグランドツアラーであることは間違いないと思います。

7000回転ほどでシフトアップしていきますがシフトショックは皆無です。ブレーキをかけるとブリッフィングしながらシフトダウンしていきます。

高速試乗がほとんどなのでコーナリング限界とかハンドリングは判定しにくいところですが、M5に運転感覚はよく似ていると感じました。パワー差はありますが加速感も同じくらいです。

メーター読みぬよわ手前でリミッターが効きますが、唐突に減速することはなく踏んでも加速しないような感じです。

正直なところもっと軟弱なクルマだと思っていましたが、これならヨーロッパのスーパーセダンとも競合できるのではないでしょうか。

いかんせん国内仕様のスピードリミッターは残念なところであります。