
今日は、137億年で0.4秒しか狂わない時計の実験が成功したことがニュースになっていました。
もし、ここまで正確に時間が計る事が可能になると、速さによって時間の進み方が異なると言う相対性理論が実験出来たり、今の1メートルの精度を上げることができます。
メートルは、歴史によって色々と変わってましたが、百科事典で歴史を見ると、
最初に規定されたのは1791年とのこと。
当時のフランス科学アカデミーによって、フランスのダンケルクからスペインのバルセロナまでを実際に測量して、それを基準に地球の北極から赤道までの子午線の長さを計算して、その距離の1000万分の1の長さを1メートルとました。
パリからロンドンの○分の1とかしないあたりが壮大です(笑)
でも、今の技術で計り直すと結構な誤差がありそうです...
その後、1875年に、国際条約で全世界の単位をメートル法に統一することが決まりましたが、日本では1886年(明治19年)にこの条約に加入して、尺からメートルに変更となりました。
このころは、プラチナ90%、イリジウム10%の合金で作られた、メートル原器と呼ばれるものが1メートルの基準でした。
その後、科学が進歩して、メートルに普遍的な特性が求められることになり、1960年に、クリプトン原子が励起するときに放つ波長の、1,650,763.73倍と定義されました。
これで十分と思いますが、誰が言い出したのか、また1983年には、1メートルは、光が真空中を一秒間に進む距離の299,792,458分の1であるという定義に変更されました。
まあ、定義が変わっても、普通に使う定規の長さが変わる訳じゃないから一般人にはあまり関係ないですね~
身長が10cmくらい伸びれば嬉しいけど、呼び方が変わるだけじゃ関係ないか(笑)
Posted at 2005/05/19 20:48:48 | |
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