2011年08月31日
プレリュードを失って1か月後、僕はミラに乗っていた。
通勤のためには車が必要だったため、プレリュードを購入したお店で一番安い軽自動車を購入した。
僕はミラには何も求めていなかった。マニュアルのトランスミッションでありさえすればいいと思っていた。
そして何も期待しないがためにミラはとてもいい車だった。ただ単に移動するだけなら何も困らなかった。求めていなかったパワーウィンドはとても便利だったし、タイヤ代もオイル代も安かった。
僕にはこの車がちょうどいいのかもしれない。
プレリュードを忘れるために僕は黙々と働き友達と旅行にも行った。
健全な車、健全な日々、健全な考え。
僕は退屈ながら日々は消化していった。
あの日の出会いまでは。
あの出会いがなければ道は変わっていたのではないだろうか?
たかが車で。
車好きの運命は車で変わるのかもしれない。
つづく
Posted at 2011/08/31 18:47:13 | |
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