

一番右が始祖Ferdinand Porscheの1939 Type64?真ん中が2代目Ferry Porscheの356.左がF.A PorscheのType754 T7後の911。こうして見てみると一番右のType64がモダンに見えてしまう、時間の流れが逆に感じられる。しかし、親子3代に渡ってスポーツカーを作り続けた遺伝子は凄いもんです。1930年にこの地でポルシェ設計事務所を設立し、最初は1リッターの小型車を設計これが後のVWビートルになるそうですが、1930年から1971年に同族経営を辞する迄、実質40年に渡って20世紀の名車に名を残すことになりました。

個人的に思うのは、この356というクルマが、Porscheの基本ベースにあるような気がしてなりません。これを完成させた、2代目フェリーさんの力量には感心させられます。この356があったから、後の911が生まれ現在に至るわけですが、ベースがしっかりしていないと継続は困難となります。

356の基本はなんといってもレーシングカーを手本としているのでは?1950年代から60年代前半まで、様々なタイプのSpyderベースのレーシングカーを開発し、レースに出てはクルマの開発に努めたのが理解できます。
この時代から、すでにルマンやタルガ・フローリオに参戦し、クラス優勝などを果たしておりましたが、いずれも小排気量で、ボディのサイズも小さいのが個人的には好きなところです。また、カラーリングもこの時代のレーシングカーはすべてシルバーの時代でした。
Posted at 2012/10/18 09:40:59 | |
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