A good idea is often surprisingly simple.
しかし、この904がデザイン的に見てシンプルかどうか私には解りませんが、素晴らしく好きなデザインです。最新のポルシェよりはるかに好きです。自分はミッドシップという物に強い憧れがあり、クルマのベストレイアウトはミッドシップにあると信じて疑いません。そのレイアウトを遥か昔にプッツィさんが完成させて、この素晴らしいクルマを世にはなったのです。とにかく、そのサイズが良いです、小さいですが外観からは十分です。おそらく中は狭いのでしょうがレースも出来るGTS妥協はしません。
今年の春に、プッツィさんが亡くなられたため、記念のブースが設けてありました。彼の生前の所持品が飾られていて、パイプ、カメラ(Leica.Olimpus)、眼鏡、時計、双眼鏡などが並べてありました。そのブースの前に、この904が展示をされてましたが、この904、ホイールがFucksを履いていて、写真で見るとオリジナルより格好良く見えてしまいます。904にFucksはベスト。
Carrera RSR73Model.Martiniカラーが輝かしい、911もこれ以降ますます過激になっていきますが、これくらいが自分には丁度良い感じ。しかし、フロントのタイヤがフェンダーからはみ出しているがリアのフェンダーのラインそれ以上にワイドです。これだけ太いタイヤを履かせるには、足回りも相当強化し、さらには、ボディにも負担が来るのでそれなりの対応が必要でしょうけど、ウエイトは軽くしたいので、市販のクルマを改造するには、ワークスでもさぞや大変な事だったのでしょう。しかしさすが本家、サイドのドア廻り等ピタっと均一に仕上げられていて、中身も完璧な状態である事が想像されます。しかし、ポルシェ本家といえ、パーツとか一体どうしているのか気になる所です。