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2024年11月23日

レッツ4に関するメモ やらかしていた可能性・きわめて大(※追記あり)

みんカラをご利用の皆様方、また、このようなブログなどをご閲覧くださっている皆様方に、お知らせ。

過去に投稿したスズキのレッツ4のマイナーチェンジに関するブログ記事のなかにおいて一点、「見過ごすことのできない誤りがあるかも」といった懸念が、ここにきて急浮上。その正否が明らかになり次第、記事および図表などの修正・訂正を行う予定(※)ではあるものの、まずは、この長期間にわたり「やらかしていた」かも知れない失態を、この場にてお詫びすると共に、ご報告を、させていただきたく。
(※2024年11月26日:追記:修正済)

――で、肝心の「どこの何が間違っていたの?」となるわけだが、ズバリそれは、モデルL0(JBH-CA46A・MODEL UZ50L0)の発売時期

・誤:
2009年04月 5型 K9 CA45A UZ50D
2009年11月 6型 L0 CA46A UZ50
2010年11月 7型 L1 CA45A UZ50D(L1前期)
2011年05月 8型 L1 CA45A UZ50D(L1後期)

・正:
2009年04月 5型 K9 CA45A UZ50D
2009年11月 5型 K9 CA45A UZ50D(K9後期出荷分 ・ガラスコスミックダークブルー)
2010年03月 6型 L0 CA46A UZ50
2010年11月 7型 L1 CA45A UZ50D(L1前期)
2011年05月 8型 L1 CA45A UZ50D(L1後期)

おわかりいただけるだろうか。
2009年の11月にモデルL0が発売された、と投稿していた部分が、誤り。
正しい出荷時期は翌春、2010年の3月。
2009年の11月にスズキ公式が発売をアナウンスした車両は何か、と言うと、それはボディーカラーがダークブルーのK9後期出荷分。
これらの情報は前述の通り、事実確認の後、修正・訂正させていただく所存(※)。
(※2024年11月26日:追記:修正済)

ちなみに、この事実が分かった原因は、L0に関する資料(スズキ純正パーツリストおよびサービスマニュアル)の中古品の流通量が昨今、一気に増えたため(※L0の資料のUSED品は10年ほど前なら滅多になかったorあっても高額だった)。

恐らくは需要の変化によるものと考えるが、この類の専門資料が増える傾向は、ぶっちゃけ「もう必要ない(から処分する、処分した)」という現実の現れでもあるため、どこか切なく、寂しくもあったり。

最後に、余談的な豆知識。
スズキの車体色であるグラスコスミックダークブルー(YGT)は、スズキ二輪的には「ガラス」コスミックダークブルー(YGT)、と表記される。
メディアを介する公式発表などでの表記は、グラスコスミック~。
パーツカタログなどでの取り扱い名は、「ガラス」コスミック~。
表記ゆれなどではなく、確実に使い分けれらているところが、面白い。




■追記(2024年11月26日)
情報の確定、および追加で別の話を仕入れてきたので、ご報告。

・2010年当時のレッツ4のメーカー出荷販売状況
UZ50DK9とUZ50L0の2種で、確定。
50㏄クラスゆえ年式の概念は無いのだが、スズキ二輪の認識は「2010年度(≒2010年モデル)のレッツ4は、K9とL0(浜松出荷のCA45Aと中国出荷のCA46A)の2機種」で、間違いない。
この情報をもって、『スズキ レッツ4 マイナーチェンジの歩み UZ50/G/D BA-CA41A JBH-CA45A/46A 改訂版』は、修正済みとさせていただく。

・CA46Aのレッツ4G?CA46Aのレッツ4パレット??
こちらは、いつか出そうと思っていたL0関連のマニアックな小ネタ。
2010年度に出荷されたCA46A・UZ50L0に付属した取扱説明書には、幻の2車種が案内されている。


それが、こちら。

おそろしくどうでもいい表記
オレでなきゃ見逃しちゃうね(C)HUNTER × HUNTER

念のために解説しておくと、この取扱説明書の見どころは「CA46A-から始まる車体番号(フレームナンバー)をもつ車両」として、レッツ4、レッツ4G、そしてレッツ4パレットの3車種が案内されている、というところ。

これは予備知識を要する話題であるため、もう少し踏み込んで書いておく。
「CA46A」は2010年の3月に日本で発売されたモデルで、20年近い歴史を誇るレッツ4シリーズのなかで唯一「中国にて生産された車両」としてファンの間で広く知られているのだが、中国工場にて生産された機種は「レッツ4のみ」であり、レッツ4Gやレッツ4パレットなどの姉妹車種は、国内生産のみとなっている。

ところが、その「存在していないCA46Aの2種類」がメーカー公式の説明書のなかで案内されている――?うん?それおかしくない?――、というのが上の画像に含まれている要点。

この点については、以前より公式の取り扱い説明書の表紙および各所で3車種の案内がされていることから、「本当のところはどうなのか」と、興味関心を抱いていたのだが――、とあるところで質問をさせていただいたところ、ズバリ「説明書が誤っている」という事実が、確認できた次第。

補足。
この説明書に関しては誤記の類などでは無く、シンプルに「(歴代のレッツ4シリーズが)取扱説明書を3車種で共有していた時代の名残」によって、このような表記になった、とのこと。オタク目線で書かせていただくと「本来の予定であれば実施されるはずだったレッツ4のGとパレットの中国生産が(CA46A系取扱説明書の作成後に)キャンセルされた名残」と言われた方が納得できたのだが――、そんなことはなかった。うん。

なお、レッツ4の取扱説明書に絡むネタといえば、もうひとつマニアックなものがあるのだが、それはまた別の機会に。
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Posted at 2024/11/23 16:43:46

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