エアコン故障(その3)
1
前回からの続きですが、今回は写真はありません。
文字だけの記事になりますが、ご了承ください。
実際のところ、修理工場ではT32のブロアファンモーターをどうやって交換しているんだろう?
また、他の車種は?
昨晩から今朝にかけて、ネット上で情報をいろいろ調べました。
(なのでちょっと寝不足)
すると、以下のようなことが判明しました。
1)T30、T31といった先代エクストレイルの場合
ブロアファンモーターが助手席側から脱着でき、また周りのパーツをほぼ何も取り外さなくても直にブロアファンモーターにアクセスできる。
2)非ディーラー系修理工場でのT32ブロアファンモーター交換の実績実態
ネットで見つけた限りでは、1社を除いて「マジでインストルメントパネルASSYまで外して交換していた」ということが分かりました。
ネットで見つかる写真は、数多くの内装パーツが外されている姿のT32エクストレイルばかり。
非ディーラー系の修理工場では、日産の公式の作業要領を参照して作業を行うだろうから、他にやりようが無いのかもしれない。
・・・マジか・・・やはりこの方法しかないのか・・・
2
諦めかけていた矢先、大阪の非ディーラー系の某修理工場の作業実績に
「パーキングブレーキのフットレバーと右インストルメントロアパネルの取り外しだけでブロアファンモーターの交換ができた」
という文言を見つけました。
マジで???
一縷の望みをかけて、当該修理会社に問い合わせてみたところ、
「(相当手こずったが)パーキングブレーキのフットレバーと右インストルメントロアパネルの取り外しだけで、確かにブロアファンモーターの交換に成功した」
とのこと。
関西圏在住のT32オーナーの方で、同様故障に困っている方がいればメッセージにてご連絡ください。
情報をくださった修理工場の詳細情報をご紹介いたします。
ブロアファンモータのみの交換であれば、部品代込みで4万円弱でやってもらえるようです。(作業時間は2時間だそう)
3
私がなんでインストルメントパネルASSYの取り外しに躊躇しているかというと、工賃の問題では無いのです。
必要とあらば、工賃に4万を支払う覚悟はあります。
実は、これまでの車イジリの過程でインストルメントパネルの内側に後付け電装品のための相当な本数の配線を這わせてあるため、ディーラーでインストルメントパネルASSYを外そうとした場合、極めて苦労するはずなのです。
そのため、事前に後付け電装品の配線を取り外しておいた方が良い。
しかし、エアコンの修理前後でこれらの配線の取り外し・再艤装作業を改めて自分がしなければいけない・・・
配線を取りまわしたのは自分なので自業自得ではありますが、可能な限りこれは避けたい(==;
従って、必要最小限の作業で済ませることを前提に、
1)自分で交換作業を行う。
2)工賃を支払ってディーラーに作業をしてもらう。
のどちらかで対応したいのです。
しかし、
1)を選択することは、自分の技量、作業スペース、作業時間的にほぼ不可能。
(だって、通勤にも使っている車なので土日で元に戻せないとヤバいし、大体、インストルメントパネルASSYを外さなくてはいけないのならば、こんな大物パーツを1人作業で車外に取り出すのはまず無理)
2)を選択する場合は、ディーラーにとっての標準作業工程(=ESM記載の脱着要領)から逸脱することになるので、引き受けてもらえるのか?
・・・という問題があります。
4
そして本日、眠い目をこすりつつディーラーまで車を引き取りに行き、作業について相談しました。
・・・結論としては、ディーラーの整備士さんも、必要最小限のパーツ取り外しでブロアファンモータの脱着は不可能ではない・・・とのことでした。
(きっと、大阪の修理工場と似通った方法を言っているのだと思われます)
ただ、(標準作業工程から外れるからという意味だと思いますが)作業時間は十分欲しいとのことでした。
私のほうもそれでお願いしたい旨を伝え、また、無理をお願いすることもあって、当初見積もりで提示されていた標準の作業工程(要するに、インストルメントパネルASSY取り外し)の工賃のままで良いとして、ディーラー側と合意しました。
・・・ということで、ディーラーからの作業日程の連絡まで、現状待機となりました。
5
なんでT30、T31は脱着が簡単な助手席側にあり、T32では運転席側なのか・・・
どこかの修理工場のサイト記事で見かけた内容を紹介すると、それは日産がルノーの傘下に入ったからではないか・・・と。
元々右ハンドルなのは、日本、イギリス、オーストラリアくらいなもので、その他の国々は左ハンドル。
日産が日本国内仕様に主眼を置いて設計できたT30とT31に対し、ルノー傘下になった後に設計されたT32は、ルノーの同クラス車種とシャシー等を共有しているので、元々が左ハンドル車に適した機器配置なのではないか・・・ということ。
言われてみれば、もし左ハンドルだったなら、左ハンドルの助手席グローブボックスを外せば、ブロアファンモータは何の障害も無くスポンと引き抜けるんじゃないかと思われます。
だがしかし、ブラシ摩耗による故障が高い確率で予想される部品交換のために、そこまで周辺パーツを取り外さないといけないなんて、整備性が劣悪過ぎて、どう考えても設計が狂ってるとしか思えませんでした。
あと、確認はしておりませんが、電子式になってフットペダル式のパーキングブレーキが無くなった後期型T32であれば、ユーザーによるブロアファンモーターの自力交換がそれほど苦労しなくても可能かもしれません。
愚痴はここまでとし、あとは修理に入った際にまた続きを書きたいと思います。
・・・正直、私が大阪在住なら、ディーラーではなく前述の修理工場に頼みたいところですが・・・。
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