先日、といっても20日ぐらい前ですが久しぶりに映画館に行ってきました
見たのはデヴィッド・フィンチャー監督の「ドラゴン・タトゥーの女」
特に言うほど映画好きでもないんですが一番好きな映画は?と
聞かれるとデヴィッド・フィンチャー監督の「SE7EN セブン」をあげます
これ言うとチョット痛い人じゃないって人格疑われるかもしれないんですけど
あ、痛い人ってのは否定しないんですけどネ
未だに年に一、二回はDVD見ちゃいます
簡単に言っちゃうと無関心が美徳とさせる腐った世界にうんざりの老刑事と
その腐った世界こそが一旗上げるチャンスと意気込む若手刑事と
無関心がゆえの腐った世界が許せない犯人を中心に世の中の不条理を
キリスト教の七つの大罪になぞらえた猟奇殺人事件で展開していく物語
そしてこの映画見てるお前も罪人なんだよ~
って迫ってくる迫力とグロテスクさも含めた映像・音楽・セットの美しさ
救いのない結末
初めて見た時は後味の悪さが強烈でなんやこの映画と思いながらも
何か惹かれるものがあって見れば見るほど舞台設定である
不条理がまかり通る世界で生きる三人三様の
心理描写が秀逸で犯人の言葉にさえ共感してしまったり…
取調室のミルズ刑事と店員との会話の伏線から
車中でジョン・ドゥがサマセットの問いに切り返すまでなんて
やられちゃった感が半端ないです
言い返したいけど言い返せない
人は無関心を装って精神を防衛しないと生きていけないし
無関心ばかりでも生きていけない
どこまでが善でどこからが悪 どこまでが正常でどこからが異常
貧困を生み出す政治 そして宗教
七つの大罪どころか百八つの煩悩にどっぷり浸ってるせいで
見るたびにイチイチおも~い気持ちになりますorz
でも見ちゃうんですよネw
病んでるのか? σ(゚∀゚ )オレ
あ、もし初めて「セブン」みようと思う人は是非とも字幕版で
吹き替え版になると一気にかるーい雰囲気の別物になっちゃうのでw
そのくらい俳優陣の演技が素晴らしいです
英語がわかんなくても声のトーンや間は凄く大事ですから
あらら、大分脱線しちゃいましたネ 「ドラゴン・タトゥーの女」でした
ちなみに原作もスウェーデン版も見てないです
もうオープニングからカッコよすぎv
ネットでも散々情報でてるんで省きますけど
(なんかここまで書いてきて疲れてきた・・・(~_~;))
キタ━(゚∀゚)━!って思ったのも束の間
オープニング途中からアレ? カッコイイけど
なんかこの映像って本編と関係ないんじゃ…
ミュージックPV? ちょっと不安になってきました
が、まぁ青っぽい暗さと黄色っぽい明るさの色使いがキレイな映像や
構図や小物の演出はさすがだな~と素直に感動
犯人の神経質さなんかはセブンのジョン・ドゥと共通するような所があったり
ストーリーも描写も面白かったけどもう少し色々理解するには
何回か見直さないとより楽しめないかな~
なのでDVD出たら買う予定
いやブルーレイにしようっと
( ̄Д ̄;)ギク!
だ、断じてリスベット役のルーニー・マーラちゃんを
じっくり高画質でみようとしてるのでは無いのであーる(`・ω・´)キリ