ホーン追加
目的
チューニング・カスタム
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
1時間以内
1
最近、逆走してきた老人に遭遇し、ホーンを鳴らしたが、逆走は止まらず、私が路肩に寄せることで、何とか回避できた。まさに、クワバラ・クワバラだった。
2
R2のホーンについては、関連情報URLにリンクを貼らせてもらった、まいどんさんが書かれた、
”プ〜って情けない音”
に私は同感せざるを得ないし、”あの音じゃ、鳴らしてる自分のほうがストレス溜まります”と、
http://www.r2-net.com/lab/lab_horn.html
に書かれているとおりで、逆走老人には意味なしだったし、私自身もびびった。
この話を車屋さんにしたら、
「これを付けてごらん。」
と言われた。また、
「中身は番号のものと違って、75φのものだけどね。」
とも付け加えられた。
3
中身は、これだったが、新品だった。LLCリザーブタンク近くに長めのボルトを使って仮止めし、マルチメーターを介してバッテリーに直結したら、耳をつんざく大きなやや低めの音がして、2A弱の電流が流れた。
R2のオリジナルホーンと同時に鳴らすと、思いの他、ホーンらしいというか、以前乗っていたカルディナのホーンを思い出すような音がした。
4
仮付ホーンの方が音圧は強いが、R2オリジナルのラッパのような音とビートが適度に生じて、和音でハモり、また空気の非直線性で、IMD(Inter Modulation Distortion)も生じ、豊潤なスペクトラムになったと感じた。これなら行けると、仮付した場所を本場所とすべく、位置を微調整し、ボルトとナットを増し締めた。
本来なら、ヒューズとリレーを増設して配線をするところだが、2つのホーンを並列駆動してみても、電流は4Aに満たないことが確認できたので、並列配線で済ませて、ハーネスプロテクターを付けておいた。ホーンはもっと電流が流るものかと思っていたが、意外と少ないことも知った。これについては、下の6で考察したい。
5
ホーンを増設後、しつこく、また長く鳴らしてテストすることは住宅地ではできず、車を飛ばして、山奥まで行き、集落から十分に離れた場所でやってみた。結果はOKだった。
6
{考察}
JIS規格では、75φの平型ホーンは、音圧 90〜105dB(A)であり、スピーカー等の90dB(A)/W程度に比べて、最大で15dBアップある。
電力 vs 音圧では、単音を出すホーンはその周波数で最高効率を狙って作られるから、広帯域のスピーカー類より、数〜10dB程度は高い音圧が得られ、1Wで100dB(A)程度も不可能ではない。そうなると、1Aも電流を流せば、それだけで12W≒11dBアップになり、電流を2A流せば、14dBアップとなり、90dB+14dB=104dBとなり、規格の上限近くになってしまう。ホーンを2つ並列にしても、4A以下の電流で済むはずである。
7
{参考}
JISには、ホーンに関して、5701-1982 という規格があり、JISマークのあるホーンはこの範疇で作られている。
8
形状、サイズ、音圧等については、このように規格が設定されている。
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