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2021年07月18日 イイね!

Bentley Turbo RSの近況と維持費

Bentley Turbo RSの近況と維持費長らくTurbo RSの近況を書いてなかったので、久々の近況です。

Turbo RS、非常に快調です✨✨

ヘッドガスケットなど、エンジン周りに大きく手を入れて、しばらくは慣らしてましたが、ようやくエンジンにあたりがついてきた感じします。そして、オイルが減らなくなりました。メンテ前は2,000〜3,000キロで1L減ってましたが、5,000キロ目前でほとんど減ってません。汚れも以前に比べるとだいぶ少ないので、本来はさほどオイル依存度の高いエンジンではないのかもしれません。クーラントも高性能なものを入れてるんで、水温も安定してます。このくらいの気温になってくると、極力渋滞は避けますが。。。

納車から約2年。距離にして、15,000キロちょい走ってます。まぁ、入院が長かったんで、手元にいるのは正味1年くらいですが、さすがに、これだけの時間と距離をともにすると、馴染んできます。手足のような感じになってきました😁
この辺りの時間感覚は英国車ですね。

現代のスポーツセダンのような性能はもちろんないですが、程よい速さ、コーナリング性能、ブレーキ性能はあります❗️
首都高なんかでも、姿勢変化を乱さないようなライン取りをすれば、結構なペースを維持できますし、急な車線移動で姿勢が乱れることもありません。この辺の運動性能はSZ系セダンではRSかRTでしょうね。気を使うほどの速さとか敏感さはないので、ちょうどよく、気持ちよく飛ばせる感じですね。速さはないと言っても、0-100キロ6秒ちょいの加速力なんで、そこそこの速さはあります。

最高速241キロですが、今でもそこまで出そうな雰囲気はあります。215くらいまでしか試してないですが、全然余力ありそうな感じします。ただ、200キロくらいでも、風切り音は相当うるさいですね、、、200キロしか出てないのに、めちゃめちゃ飛ばしてる感覚を味わえます 笑 逆に考えれば、200キロくらいで飛ばしてる感覚を味わえるので、安全ですね。現代の高性能車では300まで出さないとこういう感覚はないでしょう。いや、300出してもないかもしれません。風がうるさく、重いだけで、怖さやクルマ的な危うさは全くないです。この足回りはかなり煮詰められてると感じます。SZ系セダンでは一番スポーツに振ってる足回りなので、意外とショックもダイレクトで、そこまで乗り心地重視ではないですけどね。路面見ながら走らせる必要があります。

そんな、Turbo RS。
今も気に入っていて、ロールスベントレーは常に1台手元に置いときたいと感じますが、維持費は結構かかります。まぁ、クルマの維持費は多分に主観的なものなので、いくらからが高いという絶対基準はないんですが、過去所有車の中ではトップクラス。

このクルマを購入するとき、お店からは1キロ100円と思ってください、と言われました。1万キロで100万。ガソリン代はもちろん別です。ちょうど、前車のハマーが1キロ106円でした。意外と維持費かからないのね、と思ってましたが、実際の維持費は約1キロ200円くらい。ざっと倍です😵 乗り方によっても変わってきますが、高速70〜80%くらいで、この数字です。

細かい電気系統が気まぐれな動きをすることはありますが、そういうのを除くと故障するクルマではないので、消耗品が年式的にいろいろ来てる感じがします。サイクル的に次来るのは、足回りとブレーキですね。エアサスほど高くないですが、エアサスよりも消耗速そうなので、長い目で見ると高いかもしれません。購入ガイドとか、手元にいくら用意しとけ的な記事も結構ありますが、漠然と備えるというよりも、消耗サイクルを見てという形が現実的かと思います。突然壊れて膨大な請求書が来るようなことはありません。少なくても、ここまでは😅

でも、それだけの維持費をかける価値のあるクルマであることは確かです✨✨
そして、乗りたくなる系統。乗るから維持費かかるんですけどね^^;

一番の弱点を挙げるとすると、自分的には塗装の弱さ。塗装自体は鏡面仕上げで非常にキレイなんですが、ドイツ車や国産車と比べると、飛び石とかキズがつきやすい。オリジナルペイントで若干浮いてきてる箇所もあるので、ここはいずれオールペンすることを前提に気にし過ぎないのがいいか、と思ってます。高速走行はどうしてもキズが増えますが、クルマ的にも高速走行してたほうが調子良くて、背反しますからね。

もちろん、乗りっぱなしにできるクルマではないです。液体類の状態・量のチェック、音や匂いの変化、エンジン周りや操作系の動きなど、五感を働かせる必要はあります。でも慣れます❗️ クルマとの対話、面倒を見る感覚の有無で、こうしたクルマをある程度日常的に乗れるかは変わってくると思います。


時代は電動化や自動運転、エコとテクノロジーの世界に向かってます。大排気量NAが貴重なんて言ってましたが、もはや、エンジン車自体が貴重というところに向かってます。あと10年は大きく変わらないでしょうが、20年先は規制等でフツーに乗れなくなるのかもしれません。

残りの時間何に乗るか、と考えた時、このクルマは上位に来ますね。ロールスベントレーではContinental T、Azure、Brooklands(2dr)はいずれ所有したいです。BrooklandsはArnageベースなんで操作系軽めだと思いますが、Continental T、Azureは乗った感じも大きく変わらない気はしますけどね。自己満の世界です。あとは、スーパーカー、いや、ハイパーカーは乗ってみたいですね。ハイパーカーとなると、新たにビジネスを始めて、成功させないといけないですが。。。
車格問わず、カスタム、チューニングできるクルマも欲しいです。

Turbo RSもボディサイズや真夏への適合性を考えると便利なクルマとは言えないですが、残り時間が限られるとなると、乗りたいクルマ以外に時間とお金をかけるのがもったいない気になってきます。これまでも結局は思い入れのある欲しいクルマしか買ってこなかったんで、この先も同じことを繰り返すだけなのですが (^^;
Posted at 2021/07/18 20:23:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | Bentley | クルマ
2021年05月04日 イイね!

久しぶりの新車試乗

久しぶりの新車試乗久しぶりの新車試乗です❗️

おそらく興味があって試乗したのはAudi Q8かJimnyが最後だった気がするので、1年半ぶりくらいの新車試乗です。その間、コロナ時代というのもありますが、それ以上にセグメントや価格帯問わず、ディーラーにまで行って見たいクルマが現れなかったのがホントのところ。。。

そんな中、久しぶりに興味を引いた新車はこのクルマ✨✨



Land Rover Defender 90です。そう、110ではなく、90のほうです。


最初に実体験としてLand Roverに触れたのは、このクルマ。



実はこれ、最初の愛車でもあるのです。92年式Range Rover County、コイルサス最終世代のもので、当時、USで乗ってました。

今振り返っても、メカ的に非常に考えられたクルマでした。例えば、ブレーキ。この当時のSUVでは、最もブレーキ性能が高かったんじゃないでしょうか。ビシッと乱れなく止まりました。そして、不思議だったのは、この独特なデザインのホイール。豪雨の中を走っても、なぜかホイールが濡れないのです😵 それに、バンパー形状も考えられていて、水溜りに勢いよく入っても、フロントに水飛沫が飛んで視界を塞がないようになっているのです。まだ成熟していない時代のアルミボディでチリは大きかったですが、アルミボディのおかげで、明らかに重心が低い感じはしました。砂漠のロールスロイスなんて呼ばれてましたが、ロールスベントレーのステアリングを握る今、もし、当時のロールスがSUVを作ったら、こんな感じのクルマになってたのかなって感じはします。反面、電気系トラブルとかはロールスベントレーより多かったですね。。。

そして、Defender。オリジナルのほうのDefender。実は10年近く前に買おうと思ったことがあって、110のTD5を試乗したことがあるのです。今のように価格高騰してなかった頃ですが、そこそこ高かった記憶はあります。初代レンジを無骨にした感じというか、シャシーや駆動系のフィーリングは似てましたね。初代レンジは、これをベースに高級化、乗用車ナイズしたんだなって感じがします。まだ、SUVというジャンルが確立される前ですしね。音も振動もいかにも、機械を動かしている感じがして、なかなか楽しいクルマでした。マニュアルミッションですが、下のトルクは結構あるので、街中は楽でしたね。ただ、高速走行は少し辛いかなって感じだったので、購入までは至らなかったですね。。。 趣味で乗るには、今でも結構欲しいクルマではあります。価格が落ち着いたらですが。。


最後まで無骨さを貫いたDefender。そんな、Defenderの現代的解釈はどうなっているのか。


ショールームで90とご対面😁
110はデザインが今ひとつ好きになれなかったですが、90はカッコいい✨✨

実物はそこまで初代に似てない、というか、別のメーカーが別の車名で出していたら、Defenderとは思わない気もしますが、なかなかカッコいいです✨✨ そして、サイズ的にも程よいですね。全長4,510mm x 全幅1,995mm x 全高1,970mm。2m制限の駐車場も入れますし、大きすぎず、小さすぎずのちょうどいいサイズです。Defenderって背が高いので、実車は結構大きく見えますが、オリジナルの90は全長4mを切るコンパクトなクルマだったんで、それと比べると大きい感じはしますね。

ショールームにて乗り込んでみますが、まず、ドアが重い。ターボRSの重たいドアに慣れてる身からしても重さを感じるので、現代車としては最も思い部類だと思います。物理的にもデカイですしね。110より20cm長いらしいです。

内装の写真は撮らなかったですが、アップライトのポジションでデザインはオリジナルを意識してるのだと思いますが、雰囲気は乗用車っぽい感じがします。乗用車っぽいと言っても、Velarのような洗練された雰囲気とは違い、道具感は感じます。オリジナルは道具をベースに乗用車に少しだけ近づけた感じでしたが、この新型は逆アプローチですね。そんなわけで、道具っぽく見せてると言った方がいいかもしれません。でも、面白いのが質感で、質感が低い訳ではないですが、皮の感じとかもLuxuryよりも硬さを感じます。ステアリングなんかも硬質で丈夫なんだろうなって感じですし、なんか硬い素材に一応皮巻いたみたいな感じがします。キャラに合わせてよくできてると感じます。


90は型式認定取得中のようですが、110なら試乗車あり、とのことで軽く乗ってみるとこにします。



まず、ボディががっちりしてますね。剛性面では、現在のLand Roverラインアップで最高得点をマークしてるそうです。一番新しいので、そうだろうなって感じはしますが、実際にフィーリング面でも剛性の高さを感じます。

かつてのDefenderや初代レンジと比べると、コマンドポジションながら、若干窓の位置が高いので、少し視界に慣れが必要です。特にAピラーが太く、ミラー位置が少し外寄りなので、周辺視界は少し気を使います。まぁ、全方位カメラがついてる時代なので、ある種の割り切りがあるんでしょうね。

エンジンをかけ出発しますが、まず静かさに驚きます。アイドルストップしてるかと思い、タコに目をやると、エンジンはかかったままです。2L直4の300PS/400NmのLR的にいうP300ですが、エンジンが存在を主張してこないですね。直4に抵抗ありますが、このくらいエンジンとの距離感があると、直4でもさほど気にならないです。

ボディはガッチリしてて空間移動系のフィールですが、操作系は最近のクルマらしく軽いですね。ブレーキはストロークある割に、初期制動でグッと効かせたがるので、カックンしないように少し慣れを要します。速くはないですが、ミッション制御がだいぶこなれてきた感じはします。微妙な加減速をしても迷うシーンもなく、変速が気にならないスムースさです。多段A/Tの制御は近年、最も進化を感じるポイントの一つですね。

でも、一番驚いたのは乗り心地の良さです❗️❗️
試乗コースはたまに通る道で、路面があんまりよろしくない箇所があるんですが、脚がキレイに動いて吸収してくれます。ダイレクト感突き上げ感はほぼないです。ちなみに試乗車は20インチ履いてます。それと、この個体はエアサス仕様でしたが、この乗り心地にはサスペンション性能のみならず、剛性の高さが効いていると思います。取り付け先の剛性、取り付け剛性が低いと、サスを煮詰めたところで、結局、設計通りの性能は出ませんから。


デザインはストレートにカッコいいというものではなく、パワトレも使い回しなんで、そういう意味ではさほど特徴はないんですが、触れてみると、本物感のある一台です。それでいて、オリジナルのような我慢ポイントもない。まぁ、我慢ポイントも含めて楽しさなんで、オリジナルのような濃さもないということもできますが、カッコだけのクルマではないので、結構気に入りました。そして、これだけSUVが増えた今も2ドアのパーソナル感のあるモデルってほとんどない。むしろ、昔はタホスポーツ、サーフ、テラノとかみんな2ドア出身なんでなくなった。。。
その点も90はいいと思います。オプションを好き勝手つけていくと、中間グレードで、だいたい850万ほどが実勢価格かと思います。まぁ、好き勝手やると受注生産で1年待ちらしいですが。。。
クルマがどんどん高くなっている今、内容・ヘリテージ、車格等を考えていくと、リーズナブルと思える値付けだと思います。そんなに激しく値落ちしなそうですし。


ロールスベントレーは常に手元に1台置いときたいクルマですし、速いクルマも欲しいと思ってますが、Defenderも現代的解釈ではあるものの、想像以上に本物感を感じる仕上がりだったので、どういう形かは考えないといけないですが、車遍歴に加えてみたいと感じる1台です🤔 結局のところ、きちんとヘリテージがあって、本物を感じるクルマが好きなんだなって思います。
Posted at 2021/05/04 17:17:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | Land Rover | クルマ
2021年01月24日 イイね!

代車遍歴 35代目

代車遍歴 35代目Arnage Tは結構迷ったものの、Turbo RSを車検に出すことにし、その代車としてやってきたクルマです。最終的にTurbo RSの乗り味の方が好き、というか、自分がロールスベントレーに求めるものに近いというのが決め手です。実は、もう一台見ていて、こちらについては継続検討中。乗り換えではなく、できれば増車したいと思ってます✨✨

さて、やってきたクルマは、Jaguar X-Type 2.0 V6 SEです。車検証を見ると、2005年式のようです。



このクルマは元祖❓ベイビージャガーになるんでかね🤔

たしかデビュー時はFRじゃないJaguarってとこにかなりの抵抗があったようで、苦肉の策の4WDのみだったと思います。エンジンは当初ガソリンは2.5と3.0のV6のみ。

この2.0 V6 FFは少ししてから追加されたモデルだったと思います。まぁ、2.0といっても、実際には2.1Lに近く、スペック的には159馬力/200Nm。そして、この排気量なら、直4と思いがちですが、実はV6なのです❗️
もう最終年式から数えても10年以上経ちますが、10数年前でも2.0LをV6で作るケースは珍しかったでしょうね。JaguarはV8も含めて比較的低排気量のマルチシリンダーを最後まで生き残らせていた部類だと感じます。

じゃあ、直4に較べて、乗り味が全然いいかと言われると微妙なところ (^^;

たしかに4気筒よりは繊細なフィールでガサツさはないですが、音もヒューヒューいうし、そういえば、V6なんだなぁってたまに感じるくらいです。最近の下からトルクが出る制御の進化によって出てきた乗り味と比べると、V8もそうでしたが、回して力が出てくる感覚が残ってますね✨

この時代のJaguarはXJR乗ってましたし、XJ8も長期借りてて、合わせると5万キロ近く乗ってるんで、どーしても、あの感じを期待してしまいますが、あのフィールに通ずるものは感じられません。ちなみに、X350/358は、今もかなり好きなクルマ達です。。。


Jaguarとしては、初Dセグ車となったX-Type。初セグメント参入車の宿命で、このクルマもホントにJaguarなのかって、ずいぶん言われてたと思います。

ベースとなるのは、Ford Mondeo。Europe Fordの大衆FFセダンです。大衆FFセダンベースのJaguarと聞くと、誰もいいイメージは持たないでしょうが、Mondeoがベースというのは好都合だったりするのです。この頃のEurope Fordはシャシーの神様、リチャード・パリージョーンズ氏が舞い降りた頃で、Mondeo、Focusと飛躍的にハンドリング向上していた時期なのです。そういう意味でベースの素性はいいですし、その意味で帆世も興味を持っていて、一度乗ってみたかったクルマなのです。

世の中この状況なので、遠出はできず、近場だけですが、ハンドリングは非常に素直です。路面の轍での挙動、発進時のトルクの掛け方で、時たまFFが顔を出しますが、フツーに走っている限り、気になるところやムラもないですし、ちょうどいいインフォメーションと正確さです。Jaguarらしい太さと径のステアリングですが、このクルマに関しては、ほんの少し径と太さを落としてもいい気がします。その方が、よりスイスイいけると思います。そして、FFながら、最小回転半径5.3mとハンドルのキレもなかなかなのです✨✨

そして、もう一つMondeoベースの良さがあります❗️
それはトランクの広さ❗️❗️

X350/358のXJより明らかに広いですし、実はXJよりトランクの狭いTurbo RSと比べると、奥行きとか倍くらいあるんじゃないかって感じです😵
開けてびっくりしました (@_@)

英国車のデザインって長さを使って、両端・四隅を絞って伸びやかに見せるカタチを好むので、相対的にはトランク狭いんですよね。。。

X-Typeの場合、この時代のJaguarのデザイン言語に則ってるものの、小さい、というか短いので、デザイン的には寸詰まり感ありますが、パッケージングはしっかりしてるんで、これはこれでいいかと思います。誰がどこから見ても、ちゃんとJaguarには見えますから 笑



話が前後しますが、X-Type走りはじめの印象は、あまりよろしくなかったのです。
まず、ポジション、というか、ペダルオフセット。シートを合わせ、アクセルペダルを踏もうとすると、そこには何もない😵 え❓❓って思って思わず確認しましたが、ペダル類がかなりセンター寄りにオフセットされているのです。運転しにくそうだ🙃 まぁ、このクルマもおそらく左ハンドルを主軸に開発されたのでしょう。英国車なので右ハンが主軸と思いがちですが、生産台数比率を考えれば、左ハンが主軸でも不思議ではありません。これはホイールベースについても言えることですが、やはり、主軸に置かれたハンドル位置、ホイールベースが一番いいのです。

そして、Turbo RSの感覚でアクセルを踏むと、グンっ前に出ます😵
いや、これ、アクセル開度に対して、スロットルをガバって開きたがるタイプですね。。。 そういえば、XJ8も少しこの傾向がありましたが、アクセルペダルも軽いんで、慣れるまで少しギクシャク。運転の下手な人みたいです。。。 しかし、コツを掴めば、ハンドリングと相まって割とキレイに走ってくれます。最初、ちょっととっつきにくいのもJaguarらしいと言えば、Jaguarらしい。


このクルマで一番Jaguarらしいのは、インテリアだと感じます。



ドアロックの音、ドアノブの音なんかもXJに近いです。内装パーツも結構共有してるものがありますね。X350からの流用と思いきや、X-Typeのほうがデビュー早かったんですね❗️ Bentleyのようにホントのフルレザーではないので、質感が高いわけではないんですが、センスがいいというか、居心地がいいのがJaguarですね。サルーンに乗ってると感じる数少ない存在がJaguar。ロールスベントレーは目で見て、実際に触れて高級、豊かさを感じるインテリアですが、Jaguarはマテリアルにすごいお金かかってるわけではないんで視覚的に楽しむインテリアって印象が強いです。そして、着座位置に対して、周りが結構高く、浸かってる感じがするのもJaguarらしいですね。XJほどではないにせよ、居心地の良い空間です😊

インテリアで残念なのは、Jゲートの操作感ですかね。XJの程よい重さで、ちゃんとした素材がスムースにぶつかり合っていく感触からすると、いまいち節度感がない。


XJのように乗ってると優雅な気持ちにさせてくれるクルマではないですが、居心地がいいクルマではあるので、これはこれでいいかもしれません。インテリアの仕立ての一番いい3.0 Sovereignなんて、今乗っても、結構満足度高いかもしれません。こういうクラシカルで少し暖かみを感じる雰囲気の英国車って、もうないですからね。 個人的な好みでいくと、XEよりもX-Typeですね。でも、買うなら、やっぱり、X350/358 XJを選ぶ気がします。自分的には一番気に入ってるJaguarですから✨✨
Posted at 2021/01/24 20:38:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 代車 | クルマ
2021年01月01日 イイね!

新年のご挨拶🎍

新年のご挨拶🎍新年あけましておめでとうございます🌅
本年もよろしくお願い申し上げます✨✨


帆世
Posted at 2021/01/01 10:56:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月31日 イイね!

2020年最後のプログ

2020年最後のプログ今年はなかなか気温が落ちないと思ったら、急に冬になりましたね☃️

外気温が3°C以下とかになると、インフォメーションパネルに「ICE」と表示されるようです。室内に温度計ないのに。。。

ピー音でインフォメーションパネルに何か出ると、「何が壊れた❓」ってドキッとするんですが、故障ではなく、外が寒いことを教えてくれただけ✨
そーいえば、ハマーもユーコンもルームミラーにICE表示出ましたね。法規なのかもしれません。


今年はこのクルマ、1ヶ月半くらいしか手元にないので、距離的にも2,000キロくらいしか乗ってません。


去年の今頃は、メンテ2ヶ月目くらいで、年明けには戻ってくるかな、くらいに思ってましたが、まさか1年の入院になるとは。そして、その原因の一つでもある、こんなパンデミックを生きてる間に経験するとは思ってなかったですね。


そうした意味で世界中の多くの人にとって、特殊な年だったのだと思います。なので、いい年だったかと言われると、必ずしもいい年ではなかったですね。

将来ばかり見て、今を犠牲にしてはいけないと思ってますが、今年はますますその思いが強まりました。


クルマの世界もその傾向が強まっています。今年は、クルマの将来像に対する変化がより一層アナウンスされた年だと感じます。クルマは歴史の中でパワートレイン変革が起きてきましたが、今もそうしたフェーズに差し掛かっていると言えます。20xx年から化石燃料を燃やすクルマの販売禁止というヤツです。今でもCAFEの罰金とか考えると、メーカーとしてもEV方向に振らざるを得ない。その傾向が、より一層強くなっていくでしょう。

帆世の周りは、帆世と同じように昔のクルマを好む人種と最新のBEVとかに乗りたがる人種に分かれている気がします。

しかし、今BEVに乗るのは、90年代にあった、やたらデカくて重いケータイ電話を持つようなもんだと思っています。確かに流行の先端には身を置けますが、5分もあればいつでもどこでも給油が完了するガソリン車と比べると、便利とは言えないし、制約も多い。それに、BEVはこれからどんどん増えてきますし、こちらがスタンダードになってくので、今慌てて乗らなくてもいいかなって思います。

逆に過去の遺産的クルマを日常的にフツーに楽しめる時間は限られてきたと思います。まぁ、施行される法律は完全なガソリン車/ディーゼル車を「売れなくなる」って話で「乗れなくなる」って話ではないので、その先も乗っていけるとは思いますが、制約もなく、市場にクルマがいる今のうちに乗っといた方がいいのかな、と思います。これから10年くらいの間ですね。

なんで、少なくても10年は今の路線を続けます。
そして、1台見てきました。


来年2月がTurbo RSの車検なんで基本は通すつもりでいますが、突然気になるクルマが現れたんで、一応、見とこうと💡

このクルマです。



実はこれ、フツーのArnageではないのです。
Arnage T Le Mansという限定車なのです。4本出しマフラー、サイドダクト、赤キャリパー、ヘッドレストのレタリングなどが専用品のようです。中身的には後期の前期というか、後期顔に4A/Tで昔ながらのインフォメーションパネルがついたモデルです。エンジンはツインターボで457馬力仕様です。6A/Tになった最終と比べると、50馬力くらい落ちます。0-100km/h 5.8秒、最高速270キロです。


Turbo RSに乗るまでは、1台所有でその1台にいろいろ詰め込みたいと思ってましたが、Turbo RSに乗ってからは少し考え方が変わってきてました。これまでは、ランクル、ユーコン、ハマーであっても走りを追求してましたからね。しかし、このTurbo RSはもうクラシックですし、飛ばすよりもエレガントに余裕を持って乗るクルマ。いずれContinental TやNew Cornicheなんかに入れ替えて、も少し新しいクルマを増車する方がいいんじゃないか、と思い始めてました。も一台にスピードとか日常性能を求めるのです。それに、この季節はいいですが、夏はクルマ的にも少し辛そうですからね。

なので、基本はTurbo RSキープで増車を考えてはいたのですが、ここにきて、この考え方に反するクルマが現れたのです。このArnage Le MansはVWの手がだいぶ入ったモデルなので、Turbo RSで心配するようなところは、ほとんど心配しなくて良いのです。整備性がよろしくないので、維持費は似たり寄ったりだと思いますが、日頃乗ってる時の心配度はだいぶ落ちると思います。

ただ、先月、ショールームでArnageに何台か触れて、妙に背高いし、ドアの感じもパスっと閉まって重厚感ないし、内装の質感もSZほどの作り込みを感じなかったので、なんか乗らなくてもいいかなって思ってたとこなんで、こういう展開になるとは思ってなかったです。


で、近所なんで馴染みのお店へ行ってきました❗️

まずは助手席からですが、なんかシートが薄い。。。 そして、SZの感覚で見ると、妙にプラスティック部品が多い。。。 このボタンってどこから持ってきました❓みたいな。。。 そして、一応コノリーなんでしょうが、手触りでわかるくらいグレードが落ちてる感じがする。。。いわゆる1枚皮ではなくなっちゃいましたしね。
走り出しますが、クルマの動きがだいぶ軽いです。そして、エンジンサウンドもギュイーン系でメルセデスみたい。。。目隠しして乗ったら、ドイツ車だと思っちゃいそうです。SZにある圧倒的な高級車感が、残念ながらそこにはありません。


しばらくして運転変わります❗️

まず、ステアリングの皮がしっとりしていない。しかも、1枚皮ではなく、どこぞのクルマのような薄いパンチングレザー。ブレーキは少し硬いですが、ステアリングも動きも軽い。アクセルも軽く、SZよりも開度に対してスロットルを開きたがる感じがします。Turbo RSも大きさ考えればハンドリング悪くないですが、こちらは軽さもあって、ひとまわり小さいクルマに乗っている印象を受けます。スイスイ曲がってきます。何かに似てると思いましたが、昔乗ってたC215のCL600です。なんかブーストのかかり方というか、パワーの出方もあれに似ている。。。
メルセデスでいう140と220の違い、レンジローバーでいう2代目と3代目の違いがSZとの間にはある感じですね。SZの感覚、というか、あのロールスベントレーの感覚からすると、も少し重厚なフィールを期待してたんで、期待とずいぶん違うクルマです。SZよりも同時代のSクラスや7シリーズから乗り換えたほうが違和感ないでしょうね。Turbo RSとは車齢10年差ですが、ある意味、クルマの運動の考え方が最も変わった10年なんで、こうも差があるんですね。

フィーリングや質感、それに最も重要なロールスベントレーに乗ってるぞ❗️❗️って感じは断然SZですが、Arnage Tの方がエンジンのキレ味もいいですし、スイスイ走りますし、フツーに乗るには、乗りやすいし安心なArnage Tなんでしょう。細かいとこ見ると、ドアミラーもちゃんと格納するし、ワイパーも高速対応だったり、現代車です。

使い方とかいろいろ考えると、Arnage Tの方が今の自分の生活には適しているのは間違いないですが、Turbo RSに初めて乗った時のような感動がないのです。誤解があるといけないですが、Arnageが決して安っぽいという意味ではなく、ドアだって市販車としては質感がかなり高いとこにありますが、なんかSZのようなベラボーなコストをかけて作られてる特別感がなく、非常に良くできた工業製品、もっと言うとビジネスとしてコスト計算した中での最上と感じてしまうのです。だったら、ベントレーじゃなくてもと少し思いましたが、ロールスの血の入ったエンジンを引き継ぎ、基本設計はロールスによって行われた最後のモデルというのが、このクルマの強みです。SZよりもドイツ系Lセグに近い印象はあるものの、ロールスベントレーとしての記号性を持ち合わせたクルマではあるのです。しかも、そのほぼ最終。Mulsanneはエンジンを引き継いだものの、ロールス設計ではないですからね。

Continental T、Azure、New Cornicheが向かう先にいるのは変わらないですが、そこまでTurbo RSを持っているか、Arnage Tにも乗ってみるか。Turbo RSはSZでは最もハンドリングがいいモデルですし、知ってる範囲で国内に3台。色まで入れたら、おそらく国内にはこの1台だけ。この色はかなり気に入ってるんですけどね✨
一旦手放したら、サヨナラを意味します。使い方を考えると、特に夏を考えると、Arnage Tに乗っといた方が何かといい気もするので、冬休みの宿題として悩むことにしましょう。



そー言えば、もう一台の候補車、R8も似たような値段から買えるような 笑 
しかも、こっちはクラッチくらいしか高いものないんで、維持費も安い✨


本年は大変な思いをされた方も多いかと思いますが、こんな時期に覗いてくださり、ありがとうございます。

どうぞ良いお年をお迎えください。


帆世
Posted at 2020/12/31 15:45:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | Bentley | クルマ

プロフィール

「Turbo RS委託販売中です http://cvw.jp/b/1275714/46940475/
何シテル?   05/07 13:58
車好きにとって、車遍歴とは「自分の一台」を探す旅路ではないでしょうか? そんな一台に巡り合えた方は幸せだと思います。 自分のページでは、そんな旅の途中で起き...
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