パワステフルード交換（リターン側排出でほぼ全量交換）

2022年3月に、パワステフルード（以下PSF）を交換しています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/127775/car/2956397/6848620/note.aspx

目的は、スバル油圧パワステ異音が改善すればと思い行いました。
一度、ステアリング ギヤボックスアセンブリ 交換しています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/127775/car/2956397/6644511/note.aspx

スバルの見解では、PSFの沸騰（キャビテーション）が起こり、ウォーターハンマーでの音との事で正常らしい
スバルのPSFは質が悪いのか？はわかりませんが
https://minkara.carview.co.jp/userid/127775/car/2956397/11772496/parts.aspx

3月は、他メーカー純正PSFを使い、動粘度はスバル純正より低い物で
ハンドルは軽くなり、加速も良くなったので、気にはいったのですが（多分燃費も向上）
異音にたいしては改善せず、
ワコーズ　ミッションパワーシールド（MPS）を添加
https://minkara.carview.co.jp/userid/127775/car/2956397/6854077/note.aspx
更に、添加しました
https://minkara.carview.co.jp/userid/127775/car/2956397/6863833/note.aspx
それでも解決しなかったので。

今回は、Moty's パワーステアリングフルード M331 を使用してみました。
動粘度は、スバル純正より低いので、ハンドルも重くならないでしょう。
https://minkara.carview.co.jp/userid/127775/car/2956397/11910672/parts.aspx

基本的な作業は、この時とあまりかわりませんが
https://minkara.carview.co.jp/userid/127775/car/2956397/6848620/note.aspx
今回は、1L缶で出来るだけ入換したいので、リターン側のホースを外して行います。

ステアリングを空で回せるように、前輪のみタイヤが浮くまでジャッキアップ

リザーブタンク内のPSFを抜きます。
シリンジ（注射器）で抜きます。
前回もでしたが、なぜかPSFを抜くと、めちゃシリンジが固くなる
今回は、少し大きなの使ったけど、同様に固くなった。なぜだろう？
PSFにシリングは不向きなのかな？

～追記～
コメントへの返信で書いていますが
医療用のシリンジを使用していて、おそらくゴム部の材質の不適合と思います。
ゴム材質が、EPDMかな？と思い
EPDMだとしたら耐油性がなくその影響と思われます。
耐油性のあるものだと問題ないと思います。

リターン側のホースを外します。
もちろん、ホースバンドをずらしてからね。
ホース抜けた時の、液垂れ対策として、紙コップでこんなのやってみたけど
不要だね、ウエスをしっかり巻いておく方が良さそうだね。
抜いたホースは、ボンネットダンパーに引掛けておきました。

ビニールチューブ（内径φ9を使用φ10でも大丈夫そうかな）を刺し込んで

リザーブタンクにロートを刺し込んで
（丁度いいサイズ発見、TAKAGI PCロート 9cm）
https://minkara.carview.co.jp/userid/127775/car/2956397/11910654/parts.aspx

チューブの先にはペットボトル等で受けましょう。
倒れないように、スロープに養生テープで貼ってみた。

新しいPSFを溢れない程度まで入れておきます。
写真は、既にリターン側から排出してる状態ですが

ステアリングを左右にいっぱいに往復させます。
するとリターン側から古いPSFが排出されてきます。

手も汚れるので、ステアリングを回す時は汚し防止に
軍手を履いてやりました。

リザーブタンクの残量を確認しながら、エアを噛まさないようにしましょう。
エア噛みすると、なかなか抜けないスバル車らしいので、最終数時間放置が必要になります。

新しいPSFを継ぎ足しながら、繰り返します。
リターン側ホースの色が新しいPSFの色になれば入れ替わったと判断できます。
液量を合わせるのに使用するため、いくらか残しておいても良いのですが、
今回は1L缶全て使いました。
リターン側から排出される最後の方のPSFは、別のペットボトルに受け
最終液量合わせに使います。

奇麗な赤色ですね。

ビニールチューブを抜きます。
この時、チューブクランプ（ホースピンチャー）などあれば良いけど
無いので、ホース折った状態で結束バンドで縛って、液漏れを少なくしました。

リターン側のホースを刺し込んで戻して、ホースバンド掛けて

リザーブタンクにフルードが入っているのを確認して
エンジン掛けて、ステアリングを左右に数往復

液漏れなどないか確認。

もし、エンジン掛けて、エア噛み等で変な音が聞こえたら
エンジン停止して、30分～数時間放置したら大丈夫とは思います。

ジャッキ下ろして
リザーブタンクの液量を合わせて終了♪
エア噛みさせる事無くできて良かった。

抜いたPSF・・・

使った新しいPSF・・・1L
このペットボトル900ml・・・
うっかり溢れさせてしまった（笑）

前回使用していた、PSFは透明な物＋ワコースMPSも透明　だったのですが
残っていたスバル純正PSFと混ざって、こんな色になってたようです。
結構赤黒いな。