
みん友の皆さん、お元気でしょうか?
またまたクルマではなく、息子のカートネタのブログをお付き合いいただき、いつもありがとうございます! (長文で失礼いたします)
前回ご報告させて頂いた第5戦に続き、本日は6戦目となります♪
先ずはいつも通りのタイムトライアル開始~
出走台数17台の中、まずは先頭に並び同じカートクラブのH君とグリッド最前線を陣取ります。
先ずは若手でトップドライバーのH君に引っ張ってもらい、リズムをとってもらう作戦です。 H君にはいつも感謝です!
緊張しているとなかなか自分のペースで走れず、周りに抜かれて焦ったりすると、気が付けば中盤に沈んでしまうことがあります…
いったん中盤以降に沈むと、なかなか上位に上がるのが難しく、タイムトライアルは決勝レースに向けてかなり重要だと考えています。
タイムトライアルがスタートし、1番手H君、2番手息子で、H君との間に良いスペースを空けながら、息子もリズムよく周回を重ねていきます。
ラップタイムを見ると、4台ほどが29.7秒台を刻みながらトップが目まぐるしく動いていきます。
H君と息子もこの4台のグループでタイムを刻んでいきます。
タイムトライアル後半で、息子がトップに躍り出ます。
今までも周回中に何度かトップになったことがありましたが、やはりそのまま終わらず、これまでのタイムトライアルでの最高位は2位でした。
しかし、今回タイムトライアルが終わってみれば、2位のH君(29.717秒)と0.01秒差!で、息子が予選レースのポールポジション(29.707秒)を獲ることが出来ました~!
3位が29.740、4位が29.753.とトップ4台は僅差でした…
そして、午前中の他のクラスのタイムトライアルや予選レースが終了した後に、息子のYAMAHA SSクラスの予選レースとなります。
2年目にして初ポール♪ まだ予選レースも終わっていないが、かなり嬉しい~💛
息子がトップ4内のグリッドでの予選レースは、常に決勝レースを意識して、ポジションを落とさず帰ってくるように指示を出します。
予選レースで熱くなって、クラッシュしたり、マシンを壊したり、ペナルティをもらったりすると、その日の決勝レースが終わってしまうのと同じだからです。
特にすぐ横の2位のグリッドには百戦錬磨のH君、すぐ後方の3位グリッドには常にアグレッシブな走りのK君がいます。
特にいつも1周目の第3コーナー(ヘアピン)は要注意です。 荒れます…
先ずはローリングスタートへ向かいます
予選レースがスタートし、予想通り1周目の第1コーナーからH君が素晴らしいスタートを決め、アウトから息子をかわし1位に躍り出ます。
鬼門の3コーナーではその後ろからの接触等もあり、インを突かれ、息子は3位に順位を落としていきます。
その後は、H君がトップをキープ、その後ろを少し空けてK君、そのすぐ後ろテールトゥーノーズで息子が走ります。
終始K君をいつでも刺せるように見えたのですが、息子はそのまま3位でゴールしました…
息子は車検場に帰ってくると
『お父さん、決勝レースを見据えれば、スタートはインから走れるから3位で良かったよね? わざと抜かないで3位キープしたんだ』と私に伝えてきました。
以前から伝えていた『心は熱く、頭は冷静に!』ということが出来るようになってきました…笑
予選レースのファステスト・ラップも息子が獲っていましたので、今日はスピードがあるようで、決勝レース、望みが出てきました~
そして、昼食後はいよいよ決勝レースです!
YAMAHA SSクラスは最後のレースなので、いつもそれまでに父親が緊張してしまいます…笑
ポールポジションに座るのはH君、そのすぐ後ろが3番手グリッドの息子です。
『あの背中についていけ。今日はお前が一番速い… レース序盤でレースを壊さず、生き残ったら、あの背中を抜くチャンスが必ず出てくる』と息子には伝えました…
『うん、わかった、任せてくれ!』と息子は言い、互いにグータッチをし、KENJはグリッドを離れます。
最終コーナーを全車17台が立ち上がってきて、ローリングスタートからの決勝レース開始です!!!
先ずはロケットスタートを成功させたK君が第1コーナーでアウトからH君を抜き、トップへ…
息子は3コーナーのヘアピンで少々接触があったものの、冷静に3位をキープです。
後ろからはベテランのNさんが息子に襲い掛かりますが、これも冷静にブロックし、徐々に後ろとの距離を空け始めました。
トップを走るK君ですが、明らかにラップタイムでは2位H君と3位の息子のほうが速いペースです。
K君がH君を抑えてくれているおかげで、後続処理に時間を使い、先頭の2台に少々距離を空けられてしまっていた息子も、その2台へと距離を縮めていきます…
H君はアグレッシブなK君をどこで抜くかを、冷静に考えながら走っているように見えます。
そして、得意の3コーナーで鮮やかにK君のインを突き、1位に返り咲きます… さすがです♪
そして今度は息子がK君の背後にピタリと付けます。
息子も早くK君を抜かないと、H君に逃げられてしまいますが、K君もブロックラインを取り、なかなか息子を前に出させてはくれません…
その最終コーナー、H君がインをキープ…
アウトからK君が並びます…
後ろから息子がH君と同じイン側のラインで、最終コーナーへ飛び込んでいきます…
K君は引かずにアウト側をキープ…
H君はそのまま抜け出し、すぐ後ろの息子もゼブラの縁石に車体を載せながら、最終コーナーをインからクリアしていきます~
アウト側はまだK君が走っていましたが、コーナーを抜けた息子は、いつも通りそのままアウト側へふくらみます…
もう少しアウト側のスペースをK君のために残しておけたかも知れませんが、コーナーの立ち上がりでお互いのリアタイヤが接触します。
K君の後輪が息子の後輪に載り上げ、その勢いでカートが宙に浮きます…
そのまま横にすっ飛んだK君はコース外へ… 残念ながらそのまま1回転してリタイヤです。
そのすぐ後ろにつけていたNさんも、K君を避けようとして、コースのイン側へスピン!
その後続も、Nさんのスピンをかわそうとし何台かがスピンやコースアウトで、数台がリタイヤとなってしまいました…
一方、息子はそのままH君をロックオンして1コーナーへ飛び込んでいきます…
その後ろには、混乱を抜け出したレジェンド・ドライバーのMさんとTさんが続きます。
レジェンド・ドライバーのTさんは、前回のレースで息子と死闘を繰り広げ、0.527秒差で息子が負けてしまった相手です。
レース後半に向け、いつもの役者がそろった感じでした…
いつもなら簡単にちぎられるH君に、周回を重ねても息子はついて行っています♪
残り、まだ9周もあります~!
明らかに息子がじわじわとH君と距離を詰めており、しかも前回はかなわなかったTさんと距離を空け始めました。
残り3周… H君との距離はカート3~4台分といった感じでした。
あ… 頑張れ~ 追いついてくれ… ドキドキしながら息子を見守ります。
Tさん含め3位以下には20m以上のギャップを作っています。
残り1周… ファイナルラップ…
奇跡は起きず… そのまま2位でチェッカーをうけました。
その差0.631秒… 前回は0.527秒差で敗北…
YAMAHA SSクラスで、2戦連続2位の表彰台は大したものだと思うですが、やはりなかなかレースの女神は微笑んではくれないものですね…
息子本人はまた凄く悔しそうでしたが、前回と違いすべてを出し切ったようで納得はしているようでした。
ちなみに、決勝レースもファステスト・ラップは息子が出していましたので 『胸を張れ~』と褒めておきました♪
あー、今回もシビレました&疲れましたわ… 笑
その後、レース中の接触に関して、表彰式前に息子がコントロールセンターに呼び出されてしまいました… Oh my god !!!
ペナルティが出れば、失格やグリッド降格の処分です。
20分ほど帰ってこなくて、こちらもまたまたドキドキして心臓に悪かったです。
競技委員長からは 『もう少しアウト側のドライバーにスペースを残せてあげられたかもしれないので、そこは注意とします。 ただし、あそこで行かなきゃレーシングドライバーじゃないよなぁ…』 と言われたそうで、処分無しでホットしました。
K君ともそのあと会話してお互いにわだかまりなく済んだようで、良かったです。
はい、年末まで引き続き頑張ってサポートしていきます!
ちなみにスープラ&コペンも元気で~す!
綺麗に洗って~ 近所ですがちょくちょく乗ってますよ~♪
それではみなさん、御機嫌よう!