• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

らむのブログ一覧

2014年06月02日 イイね!

VW GOLF R サービスコンセントの怪

VW GOLF R サービスコンセントの怪いろいろと忙しくてブログもまともに書けませんでした。。。

GOLF R納車後はや1年3ヶ月経とうとしているのに今さら感がありますが(苦笑)

今まではワンコインで掃除できる洗車場などに据え付けの掃除機を使っていたのですが、たまたま別の場所でクルマに積んでいたシガープラグで使える掃除機でちょこちょことフロアの掃除をしようかなと思いました。

GOLF6にはトランクルームに12Vのサービスコンセントがあります。ここに掃除機のシガープラグを差し込んで・・便利ですねぇ。とやってみたらウンともスンとも言いません。あれ?納車後一度も使用していなかったので接触不良でも起きたのでしょうか?とプラグを差し直したりしても全く反応がありません。

掃除機のせいでヒューズでも切れてしまっているとか?いやいや、このコンセントってたぶん15A位の容量があるはずだし、この掃除機って大型だけどもともとクルマ専用だしヒューズが飛ぶなんてそれはないでしょー。

仕方がないので、コンソールにあるシガーソケットにつなぎ直そうとしたとき、思いつきました。ひょっとして、このサービスコンセントもACC連動になっている??

そこでキーをONにしてサービスコンセントにプラグインしてみたら動くではないですか!!
なんだ、そんなことだったのか。と簡単に解決したのですが、ふと思ったことは、なぜサービスコンセントはACC連動なんだろうか?ということです。

VWのキーはACCの位置というものはなく、ONの位置しかありません。掃除などをするとき当然エンジンは切っているのですが、キーをOFFにしてしまうとコンソールのシガーソケットとサービスコンセントは使えなくなります。でもONにしたままだとエアコンなどのスイッチやナビ・オーディオなどはすべてONになっていますので、場合によってはそれらもOFFにする必要があります。さらには、もしこれが薄暗い夕方だったなら、きっとオートライトでライトまで点灯してしまうことでしょう。こりゃ面倒だ。

もともとサービスコンセントはこうした掃除機とか、ちょっとしたクーラーボックスなどの電源などに使う目的であるんですよね。もしクーラーボックスなどであるならエンジンを切ってクルマから離れてしまうときにクーラー電源が切れてしまうと困ります。確かにバッテリーへの負荷の問題もありますが、何のためにサービスコンセントを設けたのかを考えたとき、やはり常時電源供給されている状態であって欲しいですね。

ちなみに前に乗っていたBMW E46はサービスコンセントは元々なくてコンソールのシガーソケットだけでしたが、こちらは常時電源が供給されていました。それはそれで電源を必要とするアクセサリー機器を接続しているとエンジンOFFの時に電源が切れないのも考え物ですが・・・。
Posted at 2014/06/02 11:37:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2013年12月02日 イイね!

東京モーターショウ2013へ行ってきたよ^^




(せっかくカメラ目線もらえたのに、iPhoneでごめんなさいm(_._)m)

2年に一度の東京モーターショウ。前回から開催地が東京ビックサイトに変わって都心からのアクセスが良くなりました。前回は仕事の都合で行けなかったのですが、今回は4年ぶりに行ってきました。

モーターショウといえば、最近までの幕張メッセ会場を目一杯使って本当に大きなイベントでした。4年前はリーマンショックの影響でメッセの会場の半分程度しか使われず輸入車の出展が軒並み取りやめになるなど残念な経験もしましたが、今回は景気も回復基調とのことで期待していました。

首都圏には大きな展示会場がいくつかあり、幕張メッセ、横浜パシフィコなどと並んで東京ビッグサイトもまた有名な会場です。私も仕事関係でこれらの展示場を利用したイベントに何度も参加していますから、ビッグサイトに行くときには展示会を観に行くこともさることながら、出展者のつもりになって会場の運営を見てしまったりします(笑)

さて、さすがモーターショウ。いつものビッグサイトとは異なり盛況といっても規模が全然違いました。出展企業のブース規模も全然違います。メッセの時に比べれば少し規模が小さいかなとも思いましたが、展示の仕掛けもモーターショウならでは。

各メーカーのメッセージにもそれぞれ特徴があり、分かり易かったです。

つくづく思ったのは、どのメーカーとも車格がどんどん大きくなりラグジュアリーになっていることでした。メカニズムとしての技術はもとより電子化技術も熟成され、それにEV関連技術やアクティブセーフティ技術など、どんどん進化を続けていました。

当然VWにも立ち寄りました。

目的はGOLF7 RとPOLO R WRCです。ありました!


(このまんまで市販されたら、こっちの方が欲しかった^^;)

2年前でしたか、VWがWRCへの参入を発表したときに同時に発表されたPOLO R。当時はBWMに乗っていましたが、ラリー向けのハイパフォーマンス4WD車に回帰したいと思っていた私にとって、このPOLO R WRCは一目で欲しいと思わせる出で立ちとスペックだったのです。

WRCに出すのだから当然ホモロゲ用市販車を出すのだろうと勝手に思いこみ、もし市販車が出たら借金を質に置いても買いたいと思い待ち続けました。昨年春にそのPOLO R WRCストリートという市販モデルが出ると聞いたときには飛び上がって喜んだものです。

ところがスペックを見て落胆、失望。なぜかというと最も期待した4WDではなかったからです。ボディーもあの戦闘的な出で立ちではなく普通のPOLOにWRCっぽいけど全く異なるカッティングシートが貼られてるし。。。確かにパワーはPOLO GTIよりチューンされているけど、FFじゃ意味がありません。しかも日本国内には導入されず左ハンドルのみ。。。

ボディは軽くてもFFなRでは逆にパワーをもてあましてじゃじゃ馬的挙動をすることは間違いありません。VWはなんでこんなクルマをWRCストリートなんて威張っているのだろう?

あきらめました。なので私はいまGOLF Rに乗っているわけです(苦笑)。


(今でもこれがこのまま出たら、GOLF Rを捨てて乗り換えちゃうかも:笑)

さて、目の前に正真正銘本物のPOLO R WRCがありました。これですよ、これ。このままで4WD等も含めてそっくりそのまま出して欲しかったです。本物のPOLO R WRCはさすが今年のWRCチャンピオン車だけあって戦闘的で存在感バリバリでした。まぁこれを市販車にするには専用の型式認定を取り直さないといけないし、もともとパーツが異なりすぎるのでそのままでは無理でしょうけど。あーでも改めて惚れ直してしまった(笑)。やっぱPOLO R 4MOTIONを出して欲しいですねぇ。POLOのインテリアは自宅のクロスポロくんで馴染んでいますから特に豪華でなくても良いですから(^^)。


(VWオーナーズパス会員のみ入れる特別席は、POLO R WRCを観られる一等席でした)

次に見たのは、やっぱりGOLF7Rでした。参考出品車で左ハンドルMT仕様でした。9月のフランクフルトでお目見えしていたので、日本仕様が間に合わなくても出品したかったのでしょうね。来年春のデリバリーに間に合わせるにはぼちぼち国内でのテスト走行やら型式認定に入らないと間に合わないはずです。1台余分に作って出品すれば良かったのにしなかったということは、まだ日本仕様車が出来ていない可能性もあります。となると1月中頃までにはラインオフしないと3月のデリバリーが出来ません。本当に間に合うのかな?ひょっとすると消費税上がった直後になるかもですね。


(外見は19インチホイールを除きGOLF7まんまなので取り敢えずコックピットを撮影。急いで撮ったのでブレまくりです。済みません。。。)

外見はまぁ、如何にもGOLF7のRですよっていう感じです。普通に撮影しても特にどうってことのないGOLF7です。インテリアもハイラインと同じようなピアノブラック・アクセントですが、違いは例のブルー指針メーターと、何と320km/hまで刻まれたスピードメーターです。う~ん、どうせ実力もそこまでは出ないし250km/hでリミッターが効いてしまうので320mk/hなんてこけおどしにしかならないし (そういう意味ではGOLF6Rの300km/hなんていうのもまるで意味がありません)、その一方で逆に常用速度域のスケールが狭くなり、かえって見にくいのではないでしょうか。私のGOLF Rも英国仕様車ではメーターは200km/hになっていて(実力は当然250km/h超えですよ)、それだけ常用域が広いので使いやすく実用的であるはずです。

シートはファブリックになってました。GTIよりもオーソドックスな色合いで大人しい感じでしたが、日本仕様車はまたまたレザーシート(パワーシート)が標準になるんですかね。それにインダッシュナビも。


(GOLF7 Rのエンジンルーム)

エンジンルームの部品配置はGOLF 6Rと殆ど同じでしたが、ヘッドカバーにRロゴが輝いていました(^^)。ベースがGTIと同じEA888なので特に変わりはないですが、大径タービンのためか、ターボのハウジングがやたら目立ちました。確か欧州仕様では300ps/40Nmくらいでしたっけ。日本仕様はそれより低くなるらしいですけど、どうなんだろう。駆動方式に関してもハルデックス(4WDメカ)のバージョンが上がって、トルクスプリットの範囲が100%後輪駆動になるまで広がったみたいですが。

フロントマスクの作り込みはGOLF 6Rの時と同じコンセプトでした。サイドのフロントフェンダーにはシルバーのRバッジ(GTIのと同じ形でシルバー.。あれは余計だなぁ)。GOLF7はみなそうですが、外側からウインドウを見ると、左上の角でサッシ裏側がガラスを通して丸見えなところが少々安っぽいかな。GOLF6ではきちんと隠しているので気になりません。

写真ですが、7Rの周りにはたくさんの来場者が集まっていたのでとても撮影することは出来ませんでした。唯一撮影できたのはエンジンルームとブレまくりのコックピットです(苦笑)。

輸入車でCセグメントの展示はそう多くはなかったのですが、全体を見て思ったのはやはりVWというメーカーは本当に真面目過ぎるほど真面目な車体のデザインをするなということでした。真面目すぎて少し堅苦しいかも。普段GOLFやCrossPoloに乗っていても特にはそう感じませんが、モーターショウで俯瞰して見るとそう思えるのが不思議です。もう少し遊びがあってもいいのかなとも思いました。

さて、来年GOLF7 Rが日本に登場したら、私のGOLF RくんもハルデックスとECUのチューンでも考えようかな(笑)。



あ、VWブースではVWオーナーズパス・カードを持参したので、ブース内に設置してあるオーナー専用特別席に通していただき、コーヒーをいただきました。VWと刻印したプチケーキがとても可愛かったです。同伴者がたいへん喜んでいました。特別席で目の前にPOLO R WRCを見ながら一休憩できたので、そのあともゆっくり各ブースを見て回ることが出来ました。とても楽しい一日でした。
Posted at 2013/12/02 00:44:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | VWゴルフR | クルマ
2013年12月01日 イイね!

最近のレーダー探知機って・・・

パーツレビューにも書きましたが、レーダー探知機を買い換えました。それも現行機種(最新モデル)でもある高機能型一度は装着したのに、それを捨ててわざわざ低価格モデルへ買い換えたのです。

最近の交通取り締まり状況を知り尽くしているわけではありませんが、昔のように待ち伏せでレーダーによる取り締まりを行っている様子をなかなか見かけなくなった様な気がします。取り締まりカメラもバイパスなどでの新規設置や設置位置をずらしたりしている例は見かけますが、ループコイル式の古いフィルムタイプは動作していないものもあるという話も聞きます。告知もせずいきなり取り締まるやりかたが問題になったのでしょうか、多くのカメラ設置場所では、事前に告知をする警告版が設置されており、ドライバーにその存在を知らせてくれるため、不意打ちを食らうことがなくなったのも効果としては大きいと思います。

昔のように明らかな危険運転をするドライバーが減ってきたのかな。それならば迷惑行為が減るわけだからいいことですよね。

もちろん、パトカーや覆面パトカーに捕まっている車は時々見かけますけど。

以前は待ち伏せ式取り締まりが怖くてレーダー探知機は必需品でした。でも探知機の性能(受信性能)も行き着くところまで行って、さらにGPSによる位置情報でカメラの設置場所まで明らかになってしまうと、レーダー探知機としての差別化ができなくなってしまったのでしょう。しばらくはカーナビもどきの地図を画面に表示させたり、待ち受け画面と称して時刻表示やら速度表示やら、車両の傾斜計とか気圧計とか、さまざまな表示をさせるのがトレンドとなり、今や先を競ってOBDポートから車両情報を取り出して表示させるのがトレンドになっています。

メーカーの気持ちはわかるのですが、これら付加機能は私にとって見れば『ウザい』存在のなにものでもありません。その表示にセンスが良くて存在を余り主張しないものであればまだいいのですが、どのメーカーの表示もまったくセンスが良くありません。どうしてあんなに泥臭い色や画面のデザインをするのでしょう。しかも通常のメーターと異なり明るく表示されるので夜間など運転の邪魔です。



(写真は買い換えたセルスター工業のASSURA VA-570Gの待ち受け画面)

GOLF R納車直後に設置したユピテルのGWR83sdというモデルは、まさしく全部入りモデルだったのですが、肝心の取り締まり情報表示ときたら付加機能の表示優先で、本末転倒です。たとえば時計表示をさせていたときの警告は一番下にテロップで小さく流れるような表示のみ。そのほかのモードでは警告アイコン表示は出るものの、周りの画面はナビもどきの地図でこれまたうるさい。。。

音声と警告音はちゃんとしてくれますが、警告の量が多すぎて、都市郊外に住んでいる私の居住地付近ですらあーだこーだとやたら警告しまくりです。取り締まりレベルxxですなんていわれても、その殆どが全く取り締まりをしていない場所ばかり。イライラが募りちっとも運転が楽しくありません。しかも表示を見ても見にくいテロップ。これでレーダー探知機?

あまりにイライラが募るので買い換えようと他のメーカーや機種を探したのですが、付加機能のために液晶サイズはどんどん大きくなり(視界の邪魔)、相変わらずセンスのない画面表示ばかりでげんなりするモデルばかりです。

結局敢えてディスカウントモデル(セルスター)を買い、らくらくモードという取り締まり警告だけの動作にして、待ち受け画面をブラックアウトに設定することでやっと車内が静かになり、視界も妨げず運転の邪魔にもならずに必要なときだけ表示と警告がなされるようになりました。



(写真はASSURA VA-570Gのらくらくモード警告画面表示)

カーナビが普及し、パイオニアなどではナビに取り締まりカメラ情報をオプションでインストールできる世の中になり、またナビがインフォテイメント機器化することで車両情報も表示できるようになりつつある昨今、レーダー探知機の将来はよほど考えないとユーザーはますます離れていくことになりかねません。無駄な付加機能は省いて、極小ボディに小型の液晶を積み、レーダー探知機としての交通取り締まりからの回避と安全運転への警告という本来の目的をよりいっそう突き進めたモデルを開発して欲しいものです。

考え方によってはOBDポートから得られる情報をうまく利用すれば、現状の走行状況や運転状況、加減速やステアリングの切り込み状況などから取り締まり情報場所に対する警告をスマートに表示できるはずです。そして、あの泥臭い画面デザインを一刻も早くセンスの良いものに変えていただきたいと思います。そうすれば再び待ち受け表示を出したくなるようになるでしょう。
Posted at 2013/12/01 20:49:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | VWゴルフR | クルマ
2013年09月23日 イイね!

GOLF7 GTIに試乗してきたよ

GOLF7 GTIに試乗してきたよ
GOLF7が日本に導入されたのが今年の5月。それから数ヶ月、まだデリバリーも本格的には始まっておらず、メーカーオプションナビ装着車に至っては納車が来年2月とかいう話もあるそうです。そんな状況にも関わらず?VWでは矢継ぎ早にGOLF7の各グレードを揃えてきました。今月は正式発表がまだないのに、スポーティグレードのGTI試乗車まで一部のディーラー店舗に配備されてきています。来年に入ると、私のゴルフRくんの後継である新型GOLF Rも発売になるそうです。もう一気にラインアップが揃うことになりますね。とにかくバックオーダーだけは抱えてしまおうってことなのかな・・・?

なにげにVWサイトで試乗車を見ていたら、近くの店舗にGOLF7 GTI試乗車が配備されたことを知り、さっそく乗せていただきました(^_^)。GOLF Rを購入したばかりで当分購入予定のない私に対して、快く試乗させていただきましたディーラーさんに感謝します。

GOLF7については特にブログレポートしていませんでしたが、すでにハイラインとコンフォートラインを試乗させていただいています。今回のGTIを加えると、それぞれ1.4L、1.2L、2.0Lと3種類のエンジンを試したことになります。

今日試乗したGOLF7 GTIですが、当然ながら全体のボディシルエットはGOLF7そのものですし、GOLFの血統を色濃く感じます。先代のGOLF6とは兄弟のような感じですが、それもそのはずで寸法的にはGOLF6と大きくは変わっていないのです。、

GOLF7では、フロントグリルを走るラインのひとつがヘッドライトのレンズ内に延長され一体感のあるデザインとなっていますが、GTIになるとそのアクセントラインが伝統の赤い色になり、強くそのグレードを主張しています。赤いラインがフロントグリル部分だけであったGOLF 5/6やPOLOなどに比べてより一層目立っています。さらにドア側のフロントフェンダーには専用のGTIバッジが貼られています。確かにGTIはGOLF伝統のスポーティグレード(かつ上級グレード)なのですが、個人的にはすこしやり過ぎかなぁとも思いました。国産車ではエンブレムやステッカーで上級グレードであることをアピールすることがよくありますが、GOLFなどの欧州車ではあまり見かけなかったと思います。さりげなさがよかったのに。。。来年出る7Rを公式映像で見ると、フロントのアクセントラインはシルバーでおとなしめなのですが、やっぱりフェンダーのエンブレム(シルバーでRロゴ)は同様に主張していました(^^;)。GTIより目立たなくて良かったけれど、あんなエンブレムはいらないなぁ。

GTIに話を戻しましょう。外観ではもちろん前後バンパーのディテールやリアの左右2本出しパイプとディフューザーなどでもすぐわかりますし、少し変わったところではリアのハッチバック・グラス左右にルーフスポイラーから連続する形でアクセントフラップが設けられています(7Rにも装備されているみたいだけどこれって空力効果があるんでしょうか?)





ホイール・タイヤですが、GOLF6のデンバーやデトロイト(俗に馬蹄型とかレンコンとか呼ばれる)のデザインを変え、回転しているときにより美しく見えるデザインに変更されています(17インチがブルックリンで18インチはオースチンと呼ぶらしい)。写真のタイプはオプションのオースチン(18インチ)ですね。これらもGOLF6用と同じロナール社製なのでしょうか。タイヤはブリヂストンのポテンザS001、225/40R18でした。個人的にはポテンザは好みのタイヤで代々履き続けているので歓迎です。まあ、今回購入したGOLF6 Rに標準で付いてきたコンチネンタルも予想に反してグリップはなかなかよろしいんですけどね。

室内は特にダッシュボードやコンソールなどハイラインのピアノブラックとは異なり、うっすらとカーボン調でそれも光沢感の低いマット系のアクセントモールでした。カーボン調は悪くないけどマットに近いので思ったほど高級感が出ていなかったのが意外でした。私のGOLF Rではドアやダッシュボードのモールについて、ショップでカーボン調の塗装にしていただきましたが、光沢感があり7GTIよりもブラックの強い塗装をしているため高級感を損なわずに済んでいるのかも知れません。BMWに乗っていたときも(純正で)カーボン調マット系モールだったのですが、7GTIで見たモールよりはスポーティに見えていた記憶があります。7GTIのモールはカーボン模様が少し細かすぎるようにも思えます。難しいですね。



GOLFでは日本仕様車として初めてキーレス・スタートボタンが装備されました。欧米仕様車ではGOLF6からオプション装備だった機能です。このキーレススタートボタンを希望する人は多いようですが、私にはこれに対する思い入れが全くないのと、私自身キーを差し込んでスタートさせながらエンジンの始動を実感したいタイプなので不要な機能だと思いました。ブレーキを踏みながらシフト右横のスタートボタンを押し続けて数秒、ブルンとエンジンが始動します。この数秒が私には長かった(苦笑)。ちなみに、GOLF7ではGTIですらBlue Motion(アイドリングストップ)です。もちろん燃費には大きく貢献することは間違いないのですが、もう少しタイミング良く再始動してくれませんかね~。まあクルマがドライバーと同じような眼を持って判断してくれるわけではないから仕方ないんですけど。

ダッシュボードの配置はGOLF7共通で、基本デザインとしては好きですけど、国産車にもあるようなデザインかなぁとも思えます。いつも思うのですがVWはフロアコンソール周りの配置をなぜRHD(右ハンドル車)とLHD(左ハンドル車)で共通にしてしまうのでしょう?本来ならパーキングスイッチやDCCスイッチなどがドライバー側にあるべきなのに、これらの位置がLHDと同じであるため助手席側に寄ってしまって使いにくいと言ったら!! GOLF6まではこの部分にスイッチはなくて、不便なのはパーキングレバーだけだったのですが(それだけでも使いにくいです)、GOLF7になってスイッチが多く配置されているため使いにくさが目立ちます。BMWだってハンドルの左右に合わせてスイッチやパーキングなどを再配置しているのだから、この部分は是非改良して欲しいと思いました(GOLFすべてのグレードについて同じです)。

さて、乗り出します。

エンジンはGOLF6 GTIと同じEA888ながら、若干チューンしてトルクやピークパワーも上がっています。特に最大トルクは私のGOLF Rを上回るほどです。

乗り出して直ぐ感じたことは、うーん、やっぱりこれはGT(グランドツーリング)なんだなってこと。エンジンはこれっぽっちも荒々しさがなく、スムーズに回ります。低回転域は私のGOLF Rよりもずっとスムーズな感じです。でもさすがにRではなくGT系なので加速感にはそれ以上のものはありません。Rのようにグワッとくるような、半ば暴力的とすら言えるトルク感はありません。どちらかといえばハイラインの1.4Lターボに近い感じがしました。ちょっと踏み込んでやると確かにハイラインよりは力強く加速してくれますが、かなり踏み込まないとそれ以上の加速感はなく、GOLF Rのように血の気が引くような加速感にはなりませんでした。確か本国のデータでは0-100km/hはGOLF6 RのほうがGOLF7 GTIにくらべて1秒程度速いだけだったと思うのですが、されど1秒の違いはこれほど違うのかと思いました。GOLF7 RではGOLF6 Rに対してさらに0.5秒速いそうですから、こちらは益々血の気が引くことでしょう(笑)

7GTIのユーザー試乗レポートを最近読んだところ、発進加速時にフロントからスキール音がする(タイヤが空転しかかる)ほどの加速だとありましたが、そんなことは全くありません。そこまで乱暴な感じは全くないし、いまどき踏み込みが若干深めであってもスキールするようなクルマの出来具合だとしたら、足回りの設計だとかトラクション制御のクオリティを疑われてしまいます。しかもポテンザを履いてスキールなんかしたら、よっぽどクルマの出来が悪いですよね~。今回の試乗では確かにアクセルをベタ踏み出来る場所はありませんでしたが、加減速での車体の姿勢はとても安定していたし、タイヤが暴れそうな感じも全くありませんでした。足回りの能力がエンジンに勝っている典型的な例だと思いますし、それは安全にドライブする必要条件でもあります。GTIが本来のようにGrand Touringの目的に回帰しているなら、こうした特性は歓迎すべき事だと思います。だってスポーツ走行をしたいなら、"R"がありますからね。

そういう訳で今回はあくまで試乗だったため殆ど街中での走行。ワインディングでのコーナリングなど試したくても出来ません。なのでXDS+なども試乗では全くわかりませんでした(当たり前か:笑)。

そこで街中でも試せるDCCを切り替えてみました。

少し驚いたのは、DCCノーマルでもかなりコンフォートに振ってあるチューニングだったことです。ノーマルモードではステアリングもめちゃくちゃ軽かったです。スポーツモードにしてもあまり硬くはならず、これもかなりコンフォート系のセッティング。つまりDCCの選択による違いがあまり感じられませんでした。すぐ思い出したのですが、これはハイラインのDCCとそっくりで、ステアリングの軽さについてもよく似ていると思いました。少なくともGOLF6 Rのように3モードでセッティングが激変するDCCとは大きく異なります。7GTIではステアリングが軽いこととかなりニュートラルステアを意識したセッティングなので、中速コーナーなどではすごく自然でドライバーの意志に忠実に挙動してくれたのが印象に残りました。GOLF6 Rの場合、もともとバネレートをかなり高くしているため、コンフォートモードですら街中でもゴツゴツした硬いサスで、しかも少し重めのステアリングフィールをしていることとは大きく異なります。GOLF6 Rもかなりニュートラルステアを示しますが、どちらかというと自分からコーナーに対して積極的に突っ込んでいき、4WDとハイパワーの力を利用してコーナーから抜けていくような動きとは極めて対照的です。なので7GTIはあくまでファミリー向けでそこそこスポーティに乗りたいユーザー向けのセッティングでした。試乗車ではタイヤが18インチであるにも関わらず硬さを感じさせず、ハーシュネスもほとんど拾いませんでした。これはBMWなどの上級車を意識したセッティングだと思います。GTIはその名前の通り高速をハイスピードでツーリングするような目的のクルマであることを改めて感じました。

ただ気になった点を一つ。これは試乗車の個体だけと思いたいのですが、低速で角を曲がる際やコーナー出口でR(半径)が徐々に小さくなっていくような中速コーナリングの時に、一定以上舵角が大きくなったときやステアリングを切り増ししたとき、急にアシスト量が増えたような、カクッとした感覚とともにステアリングの軽さが増した感じが伝わってきたことです。GOLF Rではもちろん、ハイラインDCC装着車でもコンフォートライン(DCC非装着車)でも経験しなかったことです。ということは、ひょっとして例のプログレッシブステアリングの特性かもしれません。もちろんコーナリング自体に影響を受けるようなことはありませんでしたが、この部分は最後まで違和感が残り、あまり気持ちの良いものではありませんでした。

総合的に思ったことは、GOLF7 GTIは確かにスポーティグレードとしてその加速感などはそこそこ気持ちの良いものでしたが、GOLF Rのようなピュアスポーツグレードとはかなり異なり、その走りはあくまでジェントルでありラグジュアリー性が高いという意味でハイラインの延長線上にあるということです。ハイラインとRのどちらに近いかと問われれば、間違いなくハイラインに近いといえます。そういう意味で、今回のGOLF7で最もGOLFらしく、しかもコストバランスの良いグレードはハイラインではないかと思うようになりました。ハイラインは従来に比べてツインチャージャーからシングルチャージャーに落としてもなお程よい出力・トルクがあり、一般道においても十分な発進加速をしてくれますし、DCCがなくてもしっとりとしてすばらしくニュートラルなステアリング(もちろんファミリーユースとしての話です)、スポーツ用ではないけれど気持ちが良くハイウェイやロングツーリングにも耐えられるシート、好みでDCCも装備可能なサスペンション(各モード間での差があまり感じられませんでしたが)、ピアノブラック調で高級感のあるインテリアなど、GOLFのグレード感を一段上げてくれるような気がします。

このハイラインがGTIと比較して100万円近く安く手に入るのです。その一方で、もっとスポーツ走行をしたくて、コーナリング限界もずっと高く、耐入力性能の高い足回りや過激なほどのエンジンパワーで固めたければ、GTIでお茶を濁さずお金を貯めて"R"を購入するべきではないでしょうか。ハイラインの仕上がりが良いぶん、GTIが追い上げられてきているのかなと思いました。

そしてまだ出てきてはいないけれど、全く別物でピュアスポーツの7R。今年のフランクフルトで正式発表となりましたが、間違いなくGTIとはそのベクトルが全く違うでしょう。来年春にも日本投入になりそうなGOLF7 R。今から楽しみです。
Posted at 2013/09/23 21:58:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | VWゴルフR | クルマ
2013年09月15日 イイね!

クロスポロくんがパンクしました(*_*)

クロスポロくんがパンクしました(*_*)まもなく台風18号が関東にもやってきそうです・・・。
その合間に雨が止んだので、私と家族は別々に出かけました。

いつもの喫茶店でくつろいでいたら家族から緊急連絡が!
声が焦りまくっている風だったので、なんだろうと思ったら、クロスポロくんがパンクしたと言うではありませんか。

あとで事情を聴きながら整理してみると・・・

免許を取ってもなかなか運転する機会のない娘が今日は運転して出かけたとのこと。途中で天気が暗くなったのですが、先日取り付けたオートライトがなかなか点灯しなかったため、手動でライトスイッチを回そうとして少しハンドル操作がおろそかになったため(おーアブナイアブナイ !!)、センターラインにタイヤが乗ってしまったのだけれど(幸いにも対向車はいなかったそうです)、そこに反射板?が埋め込んであって、右前輪がそれを超えた途端にハンドルの挙動がおかしくなり、路肩に止めて見てみると、シューと音がして空気が漏れているのがわかったそうな。仕方なく近くのガススタまでソロソロと走ってあえなくダウン。

見てもらうと、なんとサイドウォールの部分が亀裂状に裂けているではありませんか!ラジアルにとっては致命傷です(泣)。

写真でよく見れば、『TRACTION』と印字されている下のところに亀裂が入ってますよね。



問題なのは、クロスポロって標準ではテンパータイヤとかが装備されていないんですよね~。その代わり簡易のパンク修理キットかなにかが付属してます。でも、サイドウォールがやられてしまうとパンク修理キットなんて使い物になりません。ガススタの人はその1本だけ交換しましょうか?と言ってくれたそうですが、メーカーもブランドも異なりタイヤパターンも異なるのでは街乗りくらいならいいけれどクルマの安定性から言えばあまり好ましいとは言えません。私の住んでいるところは郊外で一般道でも平均時速が高め。しかもどこへ移動するにも高速道路を使うような地域なので、クルマの挙動に対応できるとは言い難い家族のクルマですからなおさら心配です。

どうしようか・・・

一応ディーラーさんに連絡してみたけれど、クロスポロは40サイズのロープロタイヤ(17インチ)標準(一応コンチのCS2なんですが)で、注文になってしまうとのこと。いつもお世話になっているタイヤショップはお休みだし・・・。

一瞬悩みましたが、ふと思い出しました。
ウチは一応クロスポロ用にもスタッドレスを冬期に履かせていて保管してあるではありませんか!

そこで、ゴルフで急ぎ自宅へ戻り、クロスポロ用のスタッドレスを4本積み込んで早速家族の待つガススタまで向かいました。もちろんあっという間に交換は完了し事なきを得たのですが・・・

それにしても今回の体験は貴重でした。

○センターラインなどに埋め込んであるあの反射版てタイヤにとっては凶器になることもあるんですねぇ。しかもラジアルにとって一番弱いサイドウォールを傷付けてしまうなんて。普通はなくても危険回避なとでライン越えをするなんてよくあることなので、気をつけなきゃですね(どう気をつけろっていうのかとも思いますが)。

○クロスポロ(6R)にテンパータイヤを内蔵していないということは困りものです。ゴルフ用とかでテンパータイヤを流用できるものがないものでしょうか?もしあって購入できても、そのテンパータイヤをしまうところってあったっけ?明日確かめてみよう・・・

まあもしテンパータイヤがあったとしてもきっと家族は交換できなかったと思うし(女性2人だけですから・・・)、いつまでもテンパーのままというわけにもいかないから、結果は同じだったかも知れません。

でもまあ、思わぬところでスタッドレスくんが役に立ちました。


Posted at 2013/09/15 20:38:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | VWクロスポロ(6R) | クルマ

プロフィール

「[整備] #ポロ エンジンオイルとエレメント交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/128652/car/2053069/6413587/note.aspx
何シテル?   06/12 00:00
家族の愛車として大活躍を続けてきたフォルクスワーゲン・ポロ ブルーGTくんも、気がついたらもう10万㌔走っていました。クルマとしてはまだまだ現役バリバリってとこ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

まだまだあるよ - Golf 6で国内未開拓の装備 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/03/06 13:07:10
Audi純正  TT-RSシフトノブ Rロゴ、青枠加工  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/05/05 16:24:06
Audi純正(アウディ) S-Tronicシフトノブ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/05/05 16:21:02

愛車一覧

プジョー 208 208GTくん (プジョー 208)
VW GOLF 4>VW 6R Cross POLO 6R>VW 6C POLO Blu ...
フォルクスワーゲン ゴルフ R ゴルフRくん(II) (フォルクスワーゲン ゴルフ R)
ゴルフ6 Rから乗り換えました。時代の流れに沿ったアクティブセーフティ性能を持ち、さらに ...
ホンダ DAX ホンダ DAX
HONDA DAX Limited > 1982年に販売を終了したダックスホンダ(DA ...
フォルクスワーゲン ポロ フォルクスワーゲン ポロ
VW Polo BlueGT 2015 Model> 2015.1 スペインの工場ラ ...

過去のブログ

2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation