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イトケン(G)のブログ一覧

2025年05月13日 イイね!

騙されやすい件

騙されやすい件 窒素ガスをタイヤに充填したMINIの運転が楽しくて仕方がない。転がり抵抗がほとんどなくなったかのようにスルスルと進む。走行中にクラッチを切って空送させると、そのままの速度でどこまでも走って行ってしまいそうな勢いでスーっと進み続ける。ステアリングのキレも向上した気がする。スパンと曲がるようになったし、足回りの剛性も上がったように感じる。

 古いクルマだから仕方がないと思っていた燃費、12km/L程度だったものが街乗りだけでも15km/Lくらいは走ってくれるようになった。おまけにエンジンのトルク感も吹け上りも向上したように感じるだから、困ったものだ。

 いや、これプラシーボだとしたらすげぇわ。
 僕の脳みその騙されやすさはすげぇわ。
 僕は騙されやすいんかもしれん。

 というか、騙されたことあるんすよ、最近。

 京都のとある美術館に行って、北大路魯山人の陶芸作品を見てきたのよ。大胆かつ繊細で、こんな器や皿が日常生活にあったら楽しいだろうなと感化されまして。んで、ヤフーオークションを眺めたら、割と出てくるんですよね、魯山人の器。最初ゼロ円からスタートしてやつでも、たくさんの入札があって高値で落札されている。

 ヤフオクでも魯山人が買えるんだね。

 と思って、僕も形の良い志野焼の抹茶茶碗に入札してみた。

 魯山人がモチーフとしてよく使っているカニの絵とかも入っていてね。「あーこんなんで、抹茶立てて飲んだら楽しいだろうなぁ」とか思って。「ジムニーで河原とかに降りて行って、野点でお茶を立てたりしたいな」とか思ってポチっと。(ジムニー持っていないけれど)

 ところが、他の魯山人の器はどんどん値が上がっていくのだけれど、僕のだけは一向に誰も入札してこない。「あれ? いいの? このままだと僕が15,000円で落札しちゃうけどいいの?」と思い。そしてだんだん不安になってきた。

 調べてみたら、魯山人は偽物も多く出回っているから要注意なのだそう。よく見たら器に刻まれている「ロ」の文字も、箱書きの銘も署名も本物とは似ても似つかない。

 うわー、やっちまった。

 結局、その後も誰も入札せず僕が落札することに。魯山人の器が15,000円なら安いが、無名の汚い茶碗が15,000円ならばそれは無茶苦茶高い。出品者に「贋作ではないのか」と指摘をしたところ、キャンセルを快く受け入れてくれて事なきを得たが、僕にとっては痛恨の経験となった。

 と、そんな真贋の見分けられない僕が言うことですんで、窒素ガスの件も信ぴょう性はあまりないと思います。
Posted at 2025/05/13 15:23:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2025年05月02日 イイね!

マツダ3 2.0s

マツダ3 2.0s(写真と記事とは関係ありません)
 マツダ3を運転する機会があった。デビュー当時に1.5Lのものには乗ったことがあったが今回は2.0のガソリン。そして年式は2024のもの。マツダは年次改正を施すので、クルマは新しければ新しいほどリファインされていると理解している。今回乗ったマツダ3の2.0ガソリンは滅茶苦茶よかった。

 どの速度域でもビシッと安定した挙動。ズッシリと重量感と安定感のあるステアリングフィール。低速域からモリモリとトルクが出るエンジン。静粛性も高く、ロードノイズはほとんど入ってこない。そして、乗り心地もよい。

 マツダ3ってこんなに良かったっけ。
 記憶をリサーチしてみるが、これよりよいクルマ(走行性能についてのみの評価)は心当たりがない。良いクルマはたくさんあるけれど、例えば低速でギクシャクしたり、ハイスピード時のレスポンスが悪かったり、ステアリングの応答性がダルだったり、ボディ剛性に難を感じたり、ロードノイズが気になったりと、どこかしかに「気になるポイント」というものは多かれ少なかれある。マツダ3にはそれが全くない。

 加えて、スタイリングが滅茶苦茶かっこいい。内装なんか高級感ありまくりで、今売られているクルマの中で、一番カッコいいんじゃないのとすら思う。(過去にさかのぼると内装が一番カッコいいのは日産のフィガロ)

 壁のようなCピラーのせいで後方視界が絶望的に悪いとか、燃費があまりよくないとか、付随する事項については残念ポイントがあるのだが、走行性能については、これが最高のクルマだと思う。

 マツダ3に乗った後でスイフトに乗ると「足の動きが雑すぎて乗り心地が悪い」と感じるし、MINI・R56は「なんだかボロっちいな」と感じてしまう。これは知ってはいけない世界だったかもしれないなと思う。

 というのも、僕はこれからジムニーシエラを再び買おうとしているのですよね。
 多分、購入経費はさほど差がないであろう、マツダ3とジムニーシエラ。ジムニーシエラが勝っているのは、外見のカッコよさと、悪路走破性だけだもんね。シエラは乗り心地も燃費も悪いし、あちこちから変な音も発生するし、いろいろと不便だし。しかも悪路走破性が求められる場所なんか、僕の生活圏の中にはないもんね。

 マツダ3を買ったほうが絶対に幸せになれる。間違いない。

 それなのに、それでもジムニーシエラを欲しがっている僕は馬鹿なのか?
Posted at 2025/05/02 14:05:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2025年04月24日 イイね!

MINIに窒素を入れた。

MINIに窒素を入れた。 「MINIのタイヤの空気がどんどん抜けちゃう。パンクしてない?」と自動車屋さんのおっちゃんに言ったところ、パンクとバルブ異常の有無を調べてくれた。結果、何も問題がないとのこと。

 そして、ついでに窒素を充填してくれた。

 僕、「窒素をタイヤに充填するのって、意味ねぇんじゃね」って思っていたんですよね。だって大気の約80パーセントは窒素ですよ。20パーセントが酸素で、二酸化炭素とかアルゴンとかが「鼻くそ程度」混じっている。つまり普通にタイヤに空気を入れれば、その80パーセントは窒素が詰まっているということである。

 「あのね、酸素が抜けちゃうんだよ」

 っていうじゃないですか。20パーセントの酸素が全部抜けちゃったところに、空気を詰めれば、タイヤの中の酸素濃度は4パーセントじゃないですか。んで、その酸素が全部抜けちゃったところに空気入れれば、0.8パーセントじゃないですか。そしたら、それはもう「鼻くそ」みたいなもんじゃないですか。

 だから普通に定期的に空気圧チェックして充填していたら、窒素充填したのと同じでしょ、って思っていたのよね。それに、酸素と窒素ってそんなに違うのかね、とも思っていた。

 ところが。

 うぉっ、なんじゃこりゃ!!!

 めちゃめちゃ走りが変わっちゃうじゃないですか。走りが軽い軽い。ロードノイズも小さくなっている気もする。燃費も15パーセント程度良くなっちゃうし。

 おいおい、おいおい。こんなに変わるならもっと早く教えてよ。ネットで調べても、「空気が抜けにくい」ってことぐらいしか書かれていない。おいおい、そういうことはちゃんと書いといてくれよ。

 ってか、あれだね。今はクルマの性能もタイヤの性能もよくなっているから、普通の状態での走りが良いのよね。どんなクルマも普通に静かに軽やかに走っちゃう。多少タイヤが軽やかになったところで分かりにくいのかもしれません。ぼくのMINIはもう14歳ですから、エンジンも足回りもガタゴト言い出しているので、タイヤの変化を感じやすいのだろうね。

 それにしても、めちゃくちゃ軽やかになった。これ、おすすめです。特に古いクルマに乗っている人にお勧めです。(僕は窒素ガス屋さんの回し者ではありません)
Posted at 2025/04/24 12:38:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | MINI | 日記
2025年02月14日 イイね!

ジムニーシエラがもう一度欲しい

ジムニーシエラがもう一度欲しい ジムニーノマドが出て。
 大人気だそうで。
 受注停止だそうで。

 でも僕は再び3ドアのシエラが欲しい病を発症してしまっています。こうなるだろうという予測はついていたけれど。シエラのダメポイントをもう一度おさらいしておこう。

 ・加速がガサツ
 ・120km/L巡行が疲れる。
 ・揺れるとすごく揺れる(いつも揺れているわけではない)
 ・燃費が悪い(12km/Lぐらい)
 ・車内でくつろげない
 ・荷室でもくつろげない
 ・加速時にギアが変な音を出す
 ・草刈り機が乗せにくい

  けどカッコよかったなぁ。
  街ですれ違う度に目を奪われてしまうのです。

 揺れることについては、ショックアブソーバーの交換で改善できる。加速はスロットコントロール付ければOK。くつろげないことについてはMINIよりはマシ。加速時のギア鳴りはもう改善されているでしょ。草刈り機はスペアタイヤに括り付ければいいじゃん、と。もう再購入に向けての心の調整(自分を納得させる作業)を始めてしまっています。

 え? なぜノマドではないのかって?

 大きくなったのに、パワートレインは同じだからね。大好きなR56のMINIと、以前に乗っていたR60クロスオーバー。同じパワートレインだったけど、R60はとても鈍重だったのよね。ノマドは絶対にパワー感に満足できないと思うのよ。

 そしてノマドは車中泊がしにくいと思うのよね。ノマドの後部座席はシエラのようにペタッとならないのよね。荷室と倒した後部座席をフラットにするボックスもオプションであるんだけれど、背もたれ部分がもっこりしてしまう。

 あと、色がね。ミディアムグレーがないのよね。

 あと、高いのよね。値段が。

 あと、納期が4年後だそう。

 そんなこんなで、待ち焦がれていた5ドアノマドですが。買いません。ノマドが大人気のおかげで納期が短くなっているだろうシエラを再購入します。

 え? 「欲しい病」ではなくて、もう買うの?
2024年12月11日 イイね!

プジョー208 アリュール

プジョー208 アリュール プジョー208アリュールに代車で乗っています。このクルマ、デザインはもともと好きだったのですが、近くで見るとさらいにイイ。なめらかでふくよかなボディライン。最近はエッジを利かせたプレスラインがトレンドであるが、僕はなめらかな曲線が好きです。もちろん、走りもよいのです。

 まず、走り出した瞬間のステアリング剛性の高さに「ドイツ車か」と思う。どの速度域でもしっかりと地面を鷲掴みにしている感覚。そして、切った時の応答性もよい。気持ちが良いステアリングフィールなのです。

 乗り心地もまぁまぁ良い。「ドイツ車的」ではあるが、ボディ剛性はさほど高くなく、タイヤと足回りとボディの三位一体で「もっちり」とした乗り味を構成している。ハイウエイ速度領域でも「もっちり」感と前述の「鷲掴み」感と相まって、メチャクチャ安定している。が、その安定感は「ガチンという感じのドイツ車」とは違う。もっちり安定している。

 ただ、足回りはトーションビームのようで、脚で処理できずにボディ全体がゆすぶられる場面も多い。このジオメトリで、リアにマルチリンクを採用してくれていたらなぁと少し恨めしく思う。

 パワートレインも秀逸です。3気筒の音や振動は停車時や低速時には耳につくけれど、音質はチューニングされていて軽自動車のような安っぽさはない。低速からトルクが出て、どの速度域でもスッと加速する。

 面白いのはエコ、ノーマル、スポーツと3段階に切り替えられる運転モード。僕の鈍い感性では、それぞれの違いはあまり分からなかったものの、スポーツにするとスピーカーからエンジン音っぽい音が流れてきて気分が高まる。(高速域だと他のノイズに消されて聞こえなくなる)

 電気自動車へと時代がシフトしつつある中で、ピュアなガソリン車が楽しめることがありがたいなぁと思う。日本車だと同じモデルにピュアガソリン車とハイブリッド車が用意されていて、ガソリン車=手抜きの廉価版、みたいな位置づけになっているけれど、僕たちホントはガソリン車が好きだよね。僕たちが好きだったのは、こういうクルマだったよね、と思い出させてくれる。

 ただ「小排気量+ターボ、そして3気筒」という創意工夫が凝らされたパワートレインは、大豆ミートで作られたハンバーグみたい。もちろん美味しいし、ヘルシーでもあるんだけど。でも、僕は油ギトギトのカルビを炭火で焼いて食べるのが好き。

 電気自動車は、食べ物に例えると何だろ。白はんぺんかな。
Posted at 2024/12/11 10:43:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記

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