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イトケン(G)のブログ一覧

2022年06月27日 イイね!

乗り換え試乗記~結論編

乗り換え試乗記~結論編 カングーを失った後、ジムニーだけでもいいかと思っていたがやはりかなり不自由であり、次期車の選定作業に入った。前回書いたように、候補に挙げたのは、トヨタ・RAV4、シエンタ、マツダ・CX-5、ホンダ・フリード、シビック、スズキ・ソリオ、ハスラー、そしてシトロエン・ベルランゴ。 以下試乗インプレというか、オレのライフスタイルとの整合性のチェック。

トヨタ・RAV4(ガソリン)
 走りは上質。しかし、狭い。ロードバイクはシートポストも外さなきゃ載らないし、自転車と一緒に車中泊は無理。燃費も9km/lくらい。

トヨタ・シエンタ(ガソリン)
 ハイブリットを選ばないと運転支援が付かない。遅い。狭い。というか、モデルチェンジを控えていて買えなかった。

マツダ・CX-5
 外観はカッコいい。中は安っぽい。MTがあるところが最大の魅力だが、狭くて使い勝手が悪い。ロードバイクも載せるのが大変そう。

ホンダ・フリード
 カッコ悪い。内装も安っぽい。遅い。使い勝手は良さそうだが、居心地が良くないんだよな。この中でくつろぐ気持ちにならない。

ホンダ・シビック
 MTがある。最新鋭の運転支援がある。意外と寝られる。使い勝手の悪さは走りの良さで相殺できるかと思ったが、足の設定が未成熟で、不必要な大径アルミと低扁平率のタイヤのせいで乗り心地が悪く、ステアリングフィールも好みじゃない。挙句燃費も悪くてハイオク仕様だそう。

スズキ・ソリオ
 安い。使い勝手も悪くない(良くはない)。普通に走るし燃費もよさそう。カッコ悪いが、もうこれでもいいか。

スズキ・ハスラーターボX
 安い。乗り心地がイイ。そこそこ速い。使い勝手は良くないが無理すればいろいろできる。カッコいいし、もうこれでもいいか。

シトロエン・ベルランゴ
 使い勝手は最高。カングーよりいい。居心地も最高。オートマ&ディーゼルは好きじゃないが、そこそこ早いし運転支援もちゃんとついてる。ただし値段が高い。

 MTをあきらめれば、遊びのツールとしてはベルランゴが最高。ただし、車両価格がいつの間にか上がっていて、何もついていないすっぴんグレードですら、諸費用込みで400万円近くを用意しなければならない。そして、また値上げの話があり、ここからさらに数十万円は上がるとのこと。今すぐ決断するには高すぎるし。迷っている間に値段がどんどん上げていくなんて、なんちゅう商売だ。バカヤロー。

 ということで、試乗を終えた段階ではハスラーかソリオを買う気になっていた。すべてが65点のギリギリ合格ライン。トランポとしてしっかり使えれば、もうMTじゃなくていい。走りも楽しくなくていい。燃費もいい方がイイ。

 と、中古車市場を眺めていたら、ポッと出た。ベルランゴのスッピングレードの中古車が出た。このスッピングレードの中古車ってほとんど出ないのよね。人気ないんだろうね。値段も高くないし。ということで、買いました中古のベルランゴ。中古の外国車を買うのが初めて。しかも県外のクルマを買うなんて。

 ということで、ベルランゴ生活スタートです。
Posted at 2022/06/27 16:30:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月26日 イイね!

カングーを手放した話

カングーを手放した話 何から説明したらいいか。実は、もうオレはカングーに乗っていません。

 3月の中旬のこと。スノーボードの帰り道ガードレールにこすりつけてしまったのです。シーズン最後だったので欲張って何本も滑走し体がクタクタになっていたなどという言い訳はしない。自分の体のコンディションを推し量ってハンドルを握るべきが、経験からの判断を誤ったのだ。自損事故など起こすわけないと思っていたので、車両保険は対車両限定。修理見積をしたら最低でも106万円と言われてノックアウト。

 ところが売却見積もりを取ってみるとこれだけ傷がついていても結構な買取額となる。一般的に2年乗ったクルマでも、この買取価格にはならないだろう金額。これが無傷だったら買った時より高く売れるのではないかと思う。直すかどうか迷ったが、手放すことにした。ちなみに、このクルマ修理をして、新車時より高い価格で売りだされ、即日売れていきました。

 カングーを手放してから、次のクルマはゆっくり選定すればいいと思っていたのだけれど、昨今の世界情勢の中で、クルマの値段が上がるし、納期はどんどん伸びていくし、早めにその判断をした方がよさそうだと考えを改めた。次期車の条件は①レーダー式オートクルーズやレーンキープ機能など運転支援システムが付いている事。②マニュアル車であること。③スノーボード、キャンプ、車中泊旅行、ロードバイクのトランスポーターに使えること。

 候補に挙げたのは、まずは新型カングー。おそらく今度もカングーはMT車を入れてくれるであろう。MTであることにこだわると、新型カングーしか選択肢がないと思った。しかし、どれだけその気で写真を眺めても見た目が好きになれない。車体は大きくなっているくせに、荷室の容量は減っており使い勝手も後退している。導入時期もだいぶ先になりそうだし、価格もかなり上がる。挙句、「次は。MTはないんじゃないか」という情報が舞い込んできた。ここで、新型を待つことはやめた。

 次に候補に挙げたのは、トヨタ・RAV4、シエンタ、マツダ・CX-5、ホンダ・フリード、シビック、スズキ・ソリオ、ハスラー、そしてシトロエン・ベルランゴ。次回、インプレへ続く。
Posted at 2022/06/26 12:58:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月30日 イイね!

一日に2回嫌いになり、5回好きになる

一日に2回嫌いになり、5回好きになる まぁ、そうなるだろうとは思っていたが、一日に2回ぐらいジムニーが嫌いになる。まぁただ、嫌いになる理由は最初から分かっていたことであり、「買わなければよかった」などと後悔することはない。ジムニーへのあこがれは抱いたまま、すれ違うジムニーに見とれるだけの人生を生きるという選択肢はなかったし。そして、一日に5回ぐらいジムニーを好きだなぁと思う瞬間があり、プラスマイナスで3好きな状態。甘味の中に苦みがあり、結果美味しいグレープフルーツみたいなものだ。

 具体的に、どういう甘味と苦みか。

 まず、クルマの揺れが耐えられないときがあるという苦み。体が疲れていると、道路のわだちなどで発生するユサユサとした横揺れが受忍限度を超える。昔の足回りを固めたスポーツカーのような体の芯に響く振動ではなく、わがままな子どもが親の体を「ねぇーねぇ―買ってよぉ」と揺さぶりながら駄々をこねる時のような揺れ。不思議なもので、同じ揺れでも、美女がぶりっこしておねだりしてくるような心地よい揺れに感じる時もある。自分の体を鍛えてコンディションを整えておけば乗り越えられるものだと思う。

 そして、荷物が圧倒的に載らないという苦み。人を4人乗せたら、荷物は載らない。エブリイは4人乗車でキャンプ道具がすべて載ったことを思うと、積載量は1/10程度にまで減ったような感覚である。平時は、後部座席は完全につぶしたままにしてあり、これでようやくまともな積載量が確保できる。しかしそれでも、載せ下ろしのためのアクションがいちいち面倒。運転席を前に倒すか、リアドアを大きく開け放たないと荷室にアクセスできない。スライドドアで楽に荷物にアクセスできていたエブリイと比べると、1日当たり30秒から1分ほどロスしている。年換算にすると6時間である。

 そして甘味は、まず圧倒的なカッコよさ。庭先のジムニーを眺めるだけで幸せを感じる。駐車場に戻って、ジムニーに再会するだけで心がときめく。

 行動範囲も確実に広がった。ちょっとした河原に入り込んで、しばしのんびりする。ジムニーがなければ得られなかった幸福の時間だ。

 街中でも、段差や未舗装道路に躊躇なく入れるのがいい。今まで入るのが嫌だった区画整理の工事区域にも気兼ねなく入れるようになった。

 取り回しも今まで所有したクルマの中で一番だと思う。ほぼ軽自動車のサイズの前後真ん中に座しており、車高も高く、四角いボディなので、車両感覚がつかみやすいことこの上ない。

 そして、コクピットの雰囲気の良さだ。低いフロントガラス、無骨なパネルデザインと、オレンジ色に光るメーター。座るだけで非日常の冒険が始まるような気がしてしまう。

 これだけ極端ないいところと悪いところを併せ持っているクルマは他になく、人生で一度は所有すべきクルマだとは思う。オレの心の中にも、ずっと死ぬまで乗っていたいなぁ、という気持ちと、便利で乗り心地のいいクルマに戻りたいなぁという気持ちが共存していて、今後のカーライフがどうなるか、自分でも全く分からないというところも面白い。

 さしずめ、美女がオレの体を「ねぇーねぇー」と甘えた声で揺さぶりながら、「ハスラーにしてよぉ」と言ってきたときには、それを拒む自信はない。
2021年12月01日 イイね!

シエラのヒューズを抜いた話

シエラのヒューズを抜いた話 ジムニーシエラのヘッドライトはLEDである。2000年に乗っていたスバル・レガシィB4(BE5)以来、20年近くハロゲンヘッドライトのクルマしか乗ってこなかったので、ものすごく明るく感じる。今年、新規制に合致させるためのマイナーチェンジが施されヘッドライトはオートで固定。無灯状態で走行することはできなくなった。光軸についてもオートレベライザーとかいう機能がついていて、自分で調整することができなくなってしまった。

 何かめっちゃ明るいけど、大丈夫なの? 対向車とか眩しくさせてない? と心配になるけど、自分ではどうしようもできないのであきらめた。ヘッドライト一つとっても最新型のクルマというのはいちいち勝手が違って戸惑う。

 LEDやキセノンヘッドライトは、フィラメントで発光させるハロゲンと違い熱をほとんど発しない。それで何が問題かというと、雪や霜がヘッドライトに付いても解けないということだ。そのため、これらのタイプのヘッドライトにはヘッドライトウォッシャーが装備されることが多い。もちろん、我がジムニーシエラ君にも付いている。

 このスイッチがイグニッションスイッチのすぐ近くに付いているために、エンジンを切る際に間違えて押してしまうという「事故」がたびたび起きている。納車されてわずか三日で、十回近くヘッドライトウォッシャーを噴出させてしまった。出てくるのはウインドウォッシャー液なので、ヘッドライトや黒バンパーが洗剤でベトベトになってしまった。

 さらに、ウインドウウォッシャーを使うと、もれなく連動してヘッドライトウォッシャーも出てくるらしい。

 もう、やめて。やめたげてー。

 もう本当に余計なお世話。なんでも自動にすれば喜ぶと思ったら大間違いだぞ。全部盛りで喜ぶのは味音痴のデブだけなんだぞ。

 と、言うことで、このヘッドライトウォッシャーを無効化する手術をしてやった。ボンネット内のヒューズボックスからヒューズを一個だけ引っこ抜くだけ。これで無事に無駄な機能をキャンセルことができた。ざまぁみろ。

 同じ悩みをお持ちの方は、ぜひお試しください。え? どのヒューズを抜いたらいいかわからない?

 何でも詳しく教えてもらえると思ったら大間違いだぞ。全部盛りで喜んでいると、味音痴のデブになるぞ。ま、色だけは教えてあげる。

 緑。
2021年11月30日 イイね!

カングーに乗って一年が経過していた話

カングーに乗って一年が経過していた話 さて、カングーが納車されてすでに一年が経過している。この間カングーのことはほとんどブログに書いてこなかったのだけれど、自分史上最もクルマをいじった一年だった。ただし「クルマをいじる」という言葉から多くの皆さんがイメージする内容とはかなり違う。

 カングーに施したのはひたすらに木工工作。床をフローリングにし、窓を木パネルで覆い、棚を作りつけ、カーテンを吊るす。トノボードも木で作り直した。それらを、亜麻仁油を主成分とするオイルステインで仕上げた。そのため、オレのカングーは木と亜麻仁油のオーガニックな香りに包まれている。
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 そして出来上がったのが書斎のような空間。実際そこで仕事もしたし、キャンプやスノーボード、そして自転車遠征と大活躍。カングーがベース基地になるので、遊びの幅が広がり、質が格段に上がった。フラッと走りに行った先で、床をフラットにして後部座席を開け放てばたちまちそこがカフェや別荘になる。
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 とにかく楽しいカングーライフが繰り広げられているわけだけど、これ、きっと、誰も興味ないよなぁと思ってブログに書きませんでした。興味を持たれたとしても、もはやこの型のカングーを買うこともできないし、運よく買うことができたとしても、クルマとしてはとても他の人にお勧めできるような代物ではない。特に「みんカラ」をやっているような「クルマにこだわりのある人」、「クルマの走りの質が分かる人」には、おそらく刺さらない。
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 カングーはクルマとしてみるといちいち普通じゃない。10,30,50と奇数で刻まれるスピードメーターとか、シートを倒すレバーの操作方向が運転席と助手席では逆だったり、リモコンキーが改造しないと使えなかったり、いろんな金具が新車の時からサビていたり。

 走りも独特である。しなやかな足とふんわりとしたタイヤのおかげで、雲の上に乗っているかのような独特の乗り心地。オレは好きだが、一般的に乗り心地がいいとされているクルマのそれとは種類が違う。(トーションビームなので路面の状況によっては横方向にユサユサと激しく揺れるのは内緒です) 低速からトルクが湧いてもりもり走るが、回らないエンジンと回せないギア比。オレは好きだが、一般的には良い走りとは評価されないんだろうと思う。

 現代の自動車産業のクルマ作りはすべからく同じ方向を目指しているとオレは思う。なめらかな乗り心地、スムースなステアリングフィールと加速。そして、安全デバイスのてんこ盛り。車格によって、乗り心地や加速の質が良くなったり悪くなったりする。料理で例えるならみんなカレーを作ってるんです。値段によって具材やスパイスの種類や品質、量が変わるのだが、カレーはカレー。そんな中にあってカングーだけは、全然別の方向を向いて作られている。料理に例えるなら、いや、カングーは料理ですらない。ただのさつま芋だ。焼き芋にするなり、スイートポテトにするなり好きにしてください、という感じで素の芋をゴロンと出された感じ。

 横にレクサスやBMWが並ぶと「いいクルマなんだろうなー」とその「良さ」は想像できるが、それとカングーの作り上げる世界観を天秤にかけたときに、オレにはカングーの方が魅力的だ。でも多くの人はレクサスやBMWを選ぶと思う。

 だから、路上でカングーに出会うとものすごい親近感を感じる。きっと向こうもそうなのだろう。目が合ってしまって、お互い照れ臭くて頭を下げるということが度々起きる。

 って、色々書き綴りましたが、どうすか? カングーの濃い世界に仲間入りしたくなりませんか?

 え? むり? でしょうね。
Posted at 2021/11/30 14:07:36 | コメント(8) | トラックバック(0) | カングー | 日記

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