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イトケン(G)のブログ一覧

2021年12月01日 イイね!

シエラのヒューズを抜いた話

シエラのヒューズを抜いた話 ジムニーシエラのヘッドライトはLEDである。2000年に乗っていたスバル・レガシィB4(BE5)以来、20年近くハロゲンヘッドライトのクルマしか乗ってこなかったので、ものすごく明るく感じる。今年、新規制に合致させるためのマイナーチェンジが施されヘッドライトはオートで固定。無灯状態で走行することはできなくなった。光軸についてもオートレベライザーとかいう機能がついていて、自分で調整することができなくなってしまった。

 何かめっちゃ明るいけど、大丈夫なの? 対向車とか眩しくさせてない? と心配になるけど、自分ではどうしようもできないのであきらめた。ヘッドライト一つとっても最新型のクルマというのはいちいち勝手が違って戸惑う。

 LEDやキセノンヘッドライトは、フィラメントで発光させるハロゲンと違い熱をほとんど発しない。それで何が問題かというと、雪や霜がヘッドライトに付いても解けないということだ。そのため、これらのタイプのヘッドライトにはヘッドライトウォッシャーが装備されることが多い。もちろん、我がジムニーシエラ君にも付いている。

 このスイッチがイグニッションスイッチのすぐ近くに付いているために、エンジンを切る際に間違えて押してしまうという「事故」がたびたび起きている。納車されてわずか三日で、十回近くヘッドライトウォッシャーを噴出させてしまった。出てくるのはウインドウォッシャー液なので、ヘッドライトや黒バンパーが洗剤でベトベトになってしまった。

 さらに、ウインドウウォッシャーを使うと、もれなく連動してヘッドライトウォッシャーも出てくるらしい。

 もう、やめて。やめたげてー。

 もう本当に余計なお世話。なんでも自動にすれば喜ぶと思ったら大間違いだぞ。全部盛りで喜ぶのは味音痴のデブだけなんだぞ。

 と、言うことで、このヘッドライトウォッシャーを無効化する手術をしてやった。ボンネット内のヒューズボックスからヒューズを一個だけ引っこ抜くだけ。これで無事に無駄な機能をキャンセルことができた。ざまぁみろ。

 同じ悩みをお持ちの方は、ぜひお試しください。え? どのヒューズを抜いたらいいかわからない?

 何でも詳しく教えてもらえると思ったら大間違いだぞ。全部盛りで喜んでいると、味音痴のデブになるぞ。ま、色だけは教えてあげる。

 緑。
2021年11月30日 イイね!

カングーに乗って一年が経過していた話

カングーに乗って一年が経過していた話 さて、カングーが納車されてすでに一年が経過している。この間カングーのことはほとんどブログに書いてこなかったのだけれど、自分史上最もクルマをいじった一年だった。ただし「クルマをいじる」という言葉から多くの皆さんがイメージする内容とはかなり違う。

 カングーに施したのはひたすらに木工工作。床をフローリングにし、窓を木パネルで覆い、棚を作りつけ、カーテンを吊るす。トノボードも木で作り直した。それらを、亜麻仁油を主成分とするオイルステインで仕上げた。そのため、オレのカングーは木と亜麻仁油のオーガニックな香りに包まれている。
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 そして出来上がったのが書斎のような空間。実際そこで仕事もしたし、キャンプやスノーボード、そして自転車遠征と大活躍。カングーがベース基地になるので、遊びの幅が広がり、質が格段に上がった。フラッと走りに行った先で、床をフラットにして後部座席を開け放てばたちまちそこがカフェや別荘になる。
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 とにかく楽しいカングーライフが繰り広げられているわけだけど、これ、きっと、誰も興味ないよなぁと思ってブログに書きませんでした。興味を持たれたとしても、もはやこの型のカングーを買うこともできないし、運よく買うことができたとしても、クルマとしてはとても他の人にお勧めできるような代物ではない。特に「みんカラ」をやっているような「クルマにこだわりのある人」、「クルマの走りの質が分かる人」には、おそらく刺さらない。
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 カングーはクルマとしてみるといちいち普通じゃない。10,30,50と奇数で刻まれるスピードメーターとか、シートを倒すレバーの操作方向が運転席と助手席では逆だったり、リモコンキーが改造しないと使えなかったり、いろんな金具が新車の時からサビていたり。

 走りも独特である。しなやかな足とふんわりとしたタイヤのおかげで、雲の上に乗っているかのような独特の乗り心地。オレは好きだが、一般的に乗り心地がいいとされているクルマのそれとは種類が違う。(トーションビームなので路面の状況によっては横方向にユサユサと激しく揺れるのは内緒です) 低速からトルクが湧いてもりもり走るが、回らないエンジンと回せないギア比。オレは好きだが、一般的には良い走りとは評価されないんだろうと思う。

 現代の自動車産業のクルマ作りはすべからく同じ方向を目指しているとオレは思う。なめらかな乗り心地、スムースなステアリングフィールと加速。そして、安全デバイスのてんこ盛り。車格によって、乗り心地や加速の質が良くなったり悪くなったりする。料理で例えるならみんなカレーを作ってるんです。値段によって具材やスパイスの種類や品質、量が変わるのだが、カレーはカレー。そんな中にあってカングーだけは、全然別の方向を向いて作られている。料理に例えるなら、いや、カングーは料理ですらない。ただのさつま芋だ。焼き芋にするなり、スイートポテトにするなり好きにしてください、という感じで素の芋をゴロンと出された感じ。

 横にレクサスやBMWが並ぶと「いいクルマなんだろうなー」とその「良さ」は想像できるが、それとカングーの作り上げる世界観を天秤にかけたときに、オレにはカングーの方が魅力的だ。でも多くの人はレクサスやBMWを選ぶと思う。

 だから、路上でカングーに出会うとものすごい親近感を感じる。きっと向こうもそうなのだろう。目が合ってしまって、お互い照れ臭くて頭を下げるということが度々起きる。

 って、色々書き綴りましたが、どうすか? カングーの濃い世界に仲間入りしたくなりませんか?

 え? むり? でしょうね。
Posted at 2021/11/30 14:07:36 | コメント(8) | トラックバック(0) | カングー | 日記
2021年11月29日 イイね!

ジムニーシエラにスロコンを付けなかった話

ジムニーシエラにスロコンを付けなかった話 ジムニー&ジムニーシエラのモディファイの定番の一つが、「スロットコントローラーの装着」である。JB64,74から電子スロットになり、燃費向上のために中低速域のアクセル開度がかなり制御されているため発進時のトルク不足を感じる人が多く、スロコンでアクセル開度を調節してやると乗りやすくなる、という代物だ。

 納車前に見まくったYouTube動画ではスロコン装着している人が沢山いたので、オレも装着するつもりで楽天のお気に入り商品に登録してあった。ポチッとしてしまおうか迷っていたのだが、「まずはノーマルの状態を確かめてから」と思い留まった。

 そして、納車してからの感想は先日記したとおりである。下からちゃんとトルクが立ち上がって乗りやすい。けど、以前試乗した時は「トルクバンドが狭くて、正確なシフト操作が求められる」って感じたんだけどなぁ、オレのシエラ君は良いエンジンが当たったのかな、と思っていたのだが、その理由が判明した。

 カングーのアクセルレスポンスが、もっと悪いから。

 3日間シエラだけを乗り回して今日久しぶりにカングーに乗ったら、うわ、何だこりゃ、重い。ここ最近、「カングーのエンジンって、トルクフルでレスポンス良くて走りやすいなぁ」って思っていたところだったのよ。だからカングーのエコモードスイッチは入れっぱなしにしてて。それでも、高速も含めて全く問題なくて。たまに、ノーマルモードにするとエンジンが回りすぎてしまって乗りにくいぐらい。

 その感覚でシエラに乗るとレスポンス良く感じるということなんだね。人間の感覚は結局自分次第。誰かの「美味しい」はオレの「美味しい」とは限らない。自分の価値観と感性を大事にしなくてはいけないという哲学的な啓示だな、これは。

 ということで、スロットルコントローラーの導入は中止です。

 それにしても、カングーとジムニーシエラを同時所有ってあまりに贅沢すぎる。こんな贅沢をしてもいいのだろうかと不安になる。なにかバチが当たるんじゃないかとドキドキしていたらシャワーが壊れた。約5万円の臨時支出。オーマイガー。そして、芋ほりをしていたらギックリ腰になってしまった。オーマイガー。

 明日あたり、うんことか踏むかもしれん。
2021年11月28日 イイね!

ジムニーシエラがやってきた

ジムニーシエラがやってきた ジムニーシエラ、納車されました。至る所にインプレッションがアップされているので、今更オレがあれこれ書いても誰の参考にならないとは思うのだけれど、オレ自身の備忘録として記しておく。

 エンジンのフィーリングは、下からトルクが立ち上がって扱いやすい。試乗の時には「パワーバンドが狭く、こまめなギアチェンジを求められるなぁ」と感じたのだが、今のところ、オレのシエラ君にはその気難しさはない。

 ステアリングフィーリングも普通。普通に切れて普通に戻る。何も気をつかう部分はない。youtubeなどでは「反応がワンテンポ遅れるから、早目の操作」とかいう人が多かったので、「そんなにもっさりだったっけな」と心配になっていたが稀有だった。

 乗り心地はあまりよくない。とにかくよく揺れる。ボディ(フレーム)ががっちりしているので揺れても不安を感じないし、肉厚のシートが体への負担を軽減してくれるので、運転していると不快感はあまりないが、長時間運転した時の疲労感はそれなりにある。

 総じて感じるのは、すべての操作がリニアリティが高いということ。加減速もステアリング操作も生々しいのよね。この感じ昔どこかで味わったことあるなぁ、と思い返してみると、R50(BMW製MINIの第一世代)の前期型に初めて乗ったときに感じたことと同種のものだと気が付いた。

 納車を待つ間、散々YouTubeでジムニーの車中泊の動画を見まくった。皆、ジムニーの中で料理したり、コーヒーを淹れたり、抹茶を点てたり、いろいろやってくれている。夫婦で旅をしているユーチューバーもいた。そんなのを見ながらオレも夢を膨らませていたが、実際にジムニーの中で過ごしてみると、あまりの狭さにそんなことを真似る気は失せた。この狭い荷室空間で、身をかがませてお茶を点てるなんてただの罰ゲームだ。風流のかけらもない。チェアやテーブルを外に出してジムニーの横で大自然の中に身を置くことが、正しいジムニーとの付き合い方だと思う。

 室内空間は超狭いのに、目線が高くて見晴らしがよかったり、コクピットデザインが超おしゃれでカッコよかったり、発進時にトランスファから豚が鳴くような変な音が出たり、とにかく今まで所有したどのクルマよりも刺激が多くて、半日走り回っていたら、なんかすごく疲れた。心も体もゆすぶられまくるんだもん。昔の記憶も次々とよみがえってくるし。

 そして、みんなこのクルマの虜になる理由は分かる気がする。オレもこの先、ジムニストとして生きてもいいなぁと思う。ただ同時に、早い時期に飽きてしまいそうな予感もあり。この先自分がどうなるのか予測がつかない。
2021年11月14日 イイね!

次期アルト

次期アルト ついその動向が気になるクルマの一つが、スズキのアルトだ。日本のモータリゼーションのボトムを支えている実用車であり庶民の味方の代表選手。アルトデビュー当時の商品開発ストーリーや当時のマーケットに与えた影響など、ビールを飲みながら垂れ流したいうんちくは山ほどあるが、ここでは割愛する。端的に言えば、アルトがなかったら、日本人と自動車の距離はもっと遠かったのではないか。日本人の暮らしはもっと違うものになっていたのではないかと思う。

 そんなアルトも今度で9代目。まもなくデビューです。

 ま、誰も興味持っていないと思うけど。オレ的には、ヤバいこれ欲しい。

 クルマがどんどん近未来化されている昨今。デザインもどんどん複雑になっている時代に、こんなシンプルなデザインで新型車を出すなんて、とてもイイ。ちょうどいい具合のダサさ、安っぽさ。そして、ほんのりかわいくて。1990年代のテイストを感じるのよね。それはすなわち、オレの青春時代とリンクする。

 バブルに浮かれてハイソカーとかスペシャリティカーとか呼ばれていた豪華なクルマが次々と登場していた。そいつを横目で見ながら、小さな軽自動車のエンジンをうならせて走っていた貧乏学生だった時代。このアルトに乗ったら、あのころの気持ちを思い出すんじゃなかろうか。

 ただし、あの頃の思い出を誰かに語って、鬱陶しがられたりするようなことは避けたい。若いころの思い出で何が一番嫌だったかって、そりゃもう、上司の若い頃の思い出話を聞くことでしたから。あー嫌だったなー上司の思い出話。

 って、え?、それ?、それこそが、聞きたくないオレの思い出話だって?

 ・・・ゴメン。
Posted at 2021/11/14 19:07:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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