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イトケン(G)のブログ一覧

2025年05月02日 イイね!

マツダ3 2.0s

マツダ3 2.0s(写真と記事とは関係ありません)
 マツダ3を運転する機会があった。デビュー当時に1.5Lのものには乗ったことがあったが今回は2.0のガソリン。そして年式は2024のもの。マツダは年次改正を施すので、クルマは新しければ新しいほどリファインされていると理解している。今回乗ったマツダ3の2.0ガソリンは滅茶苦茶よかった。

 どの速度域でもビシッと安定した挙動。ズッシリと重量感と安定感のあるステアリングフィール。低速域からモリモリとトルクが出るエンジン。静粛性も高く、ロードノイズはほとんど入ってこない。そして、乗り心地もよい。

 マツダ3ってこんなに良かったっけ。
 記憶をリサーチしてみるが、これよりよいクルマ(走行性能についてのみの評価)は心当たりがない。良いクルマはたくさんあるけれど、例えば低速でギクシャクしたり、ハイスピード時のレスポンスが悪かったり、ステアリングの応答性がダルだったり、ボディ剛性に難を感じたり、ロードノイズが気になったりと、どこかしかに「気になるポイント」というものは多かれ少なかれある。マツダ3にはそれが全くない。

 加えて、スタイリングが滅茶苦茶かっこいい。内装なんか高級感ありまくりで、今売られているクルマの中で、一番カッコいいんじゃないのとすら思う。(過去にさかのぼると内装が一番カッコいいのは日産のフィガロ)

 壁のようなCピラーのせいで後方視界が絶望的に悪いとか、燃費があまりよくないとか、付随する事項については残念ポイントがあるのだが、走行性能については、これが最高のクルマだと思う。

 マツダ3に乗った後でスイフトに乗ると「足の動きが雑すぎて乗り心地が悪い」と感じるし、MINI・R56は「なんだかボロっちいな」と感じてしまう。これは知ってはいけない世界だったかもしれないなと思う。

 というのも、僕はこれからジムニーシエラを再び買おうとしているのですよね。
 多分、購入経費はさほど差がないであろう、マツダ3とジムニーシエラ。ジムニーシエラが勝っているのは、外見のカッコよさと、悪路走破性だけだもんね。シエラは乗り心地も燃費も悪いし、あちこちから変な音も発生するし、いろいろと不便だし。しかも悪路走破性が求められる場所なんか、僕の生活圏の中にはないもんね。

 マツダ3を買ったほうが絶対に幸せになれる。間違いない。

 それなのに、それでもジムニーシエラを欲しがっている僕は馬鹿なのか?
Posted at 2025/05/02 14:05:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2024年12月11日 イイね!

プジョー208 アリュール

プジョー208 アリュール プジョー208アリュールに代車で乗っています。このクルマ、デザインはもともと好きだったのですが、近くで見るとさらいにイイ。なめらかでふくよかなボディライン。最近はエッジを利かせたプレスラインがトレンドであるが、僕はなめらかな曲線が好きです。もちろん、走りもよいのです。

 まず、走り出した瞬間のステアリング剛性の高さに「ドイツ車か」と思う。どの速度域でもしっかりと地面を鷲掴みにしている感覚。そして、切った時の応答性もよい。気持ちが良いステアリングフィールなのです。

 乗り心地もまぁまぁ良い。「ドイツ車的」ではあるが、ボディ剛性はさほど高くなく、タイヤと足回りとボディの三位一体で「もっちり」とした乗り味を構成している。ハイウエイ速度領域でも「もっちり」感と前述の「鷲掴み」感と相まって、メチャクチャ安定している。が、その安定感は「ガチンという感じのドイツ車」とは違う。もっちり安定している。

 ただ、足回りはトーションビームのようで、脚で処理できずにボディ全体がゆすぶられる場面も多い。このジオメトリで、リアにマルチリンクを採用してくれていたらなぁと少し恨めしく思う。

 パワートレインも秀逸です。3気筒の音や振動は停車時や低速時には耳につくけれど、音質はチューニングされていて軽自動車のような安っぽさはない。低速からトルクが出て、どの速度域でもスッと加速する。

 面白いのはエコ、ノーマル、スポーツと3段階に切り替えられる運転モード。僕の鈍い感性では、それぞれの違いはあまり分からなかったものの、スポーツにするとスピーカーからエンジン音っぽい音が流れてきて気分が高まる。(高速域だと他のノイズに消されて聞こえなくなる)

 電気自動車へと時代がシフトしつつある中で、ピュアなガソリン車が楽しめることがありがたいなぁと思う。日本車だと同じモデルにピュアガソリン車とハイブリッド車が用意されていて、ガソリン車=手抜きの廉価版、みたいな位置づけになっているけれど、僕たちホントはガソリン車が好きだよね。僕たちが好きだったのは、こういうクルマだったよね、と思い出させてくれる。

 ただ「小排気量+ターボ、そして3気筒」という創意工夫が凝らされたパワートレインは、大豆ミートで作られたハンバーグみたい。もちろん美味しいし、ヘルシーでもあるんだけど。でも、僕は油ギトギトのカルビを炭火で焼いて食べるのが好き。

 電気自動車は、食べ物に例えると何だろ。白はんぺんかな。
Posted at 2024/12/11 10:43:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2024年10月29日 イイね!

ホンダ・N-ONEプレミアム

ホンダ・N-ONEプレミアム いやぁ、このクルマ良かった。
 ホンダの軽自動車にはあまり良いイメージがなく。食わず嫌いであまり試してこなかったのだが、これはよかった。とても良かった。

 乗り味だけで言えば、ちょっと硬すぎる感のあるスイフトや、安普請感を感じるノートよりも良かった。ボディのガッチリ感と、ステアリングフィールのどっしり感。そして、路面の凹凸に対する足回りのいなし方がかなり上質で、2ランクぐらい上の乗り味なのである。そして、騒音対策も丁寧にされているようで、エンジンノイズやロードノイズがしっかりフィルタリングされている。

 内装の質感もとても高い。写真では、デザインが秀逸だと思えなかったんですよね。「雑然としていて下手くそで古臭いインパネ周りだなぁ」と思っていたのだが、乗ってみると全然印象が違う。目に映る部分のマテリアルも上質に見える(実際は安い部材も多用している)。内装が天井までブラックで統一されていることも併せて、とても居心地が良く、ちょうどよい閉所感がある。

 パワートレインはNAエンジンとCVTの組み合わせで、パワー感はないが街乗りの普段使いならば必要充分。音処理がきちんとされていることもあり、軽薄な軽自動車のエンジン音はほとんど耳に入ってこないため、非力であってもそれが苦にならないのである。運転支援も優秀で、クルーズコントロールを入れてしまえば流れに身を任せる楽ちん運転ができる。

 不満は、強い加速をしたい時にはエンジンのレスポンスが悪いことぐらい。日常のコミューターとしては最高の乗り物ではないかと思う。

 ただし、それは街乗り限定の話ね。

 高速に乗ると印象は一変する。80km/hを超えると、揺れる揺れる。めちゃくちゃ揺れる。運転していてもクルマ酔いになるくらい。ホイールベース、トレッド幅が短い軽自動車としては、この揺れは仕方がないのかな。いや、そんなことはないはず。そして煩い。助手席との会話にも声を張り上げないといかん。約1時間高速を流れに乗って走るだけで体の疲労感が半端なく、グッタリ。

 n-ONEで走り回った後にR56・MINIに乗ると、マルチリンクのなめらかさがとても心地よくて、加速もスムースで「あー、やっぱりMINI良いなぁ」と思う。

 ただ、色々手を加えてコンディションを保っているMINIではあるが、もう13歳。一号機の様に、突然、大事な部分が致命的に壊れるかもしれないという恐怖感とは隣り合わせであり、次のコミューターの目星は付けておきたく、検索モードに入りました。

 N-ONEは有力候補ですが、高速がしんどいのはかなりのマイナスポイント。他に、カローラセダン(MTの中古)、スイフトスポーツ(もうすぐ出るであろう新型)、ジムニーシエラ(またかよ!)、ハスラー、マツダ2(MT)あたりを考え中。
Posted at 2024/10/29 10:12:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2021年05月05日 イイね!

レクサスGSF~和製マセラッティ~

レクサスGSF~和製マセラッティ~ 知人がレクサスのGSFを買ったというので乗せてもらった。477馬力の5リッターV8エンジンだというのは後で調べて知った。まぁ、すごかった。以前乗ったポルシェ911(997)より音も加速もすごかった。音は、フェラーリやマセラッティのように重厚で上質。加速も体感的には2秒で100km/hに到達する。内装もオプションの赤いレザーシートが装着されていて、エロい。ダッシュボードもドアトリムも床も丁寧な作り込みがされていて、お金がかかっているのがわかる。

 ま、でも。

 これは一度乗ればもういいや。所有したいとはカケラも思わなかった。自分の生活の中で、このクルマを使うシーンが思いつかない。フル加速を楽しむことなんて、一回くらいしかやらないと思う。キャンプもスノーボードもライブの機材運びにも、使おう思えば使えるのだけど、絵にならないっていうか、盛り上がらないっていうか、そそらないんだよな。通勤やお買い物にもこれで行く気にはならない。

 日本の工業技術の向上のために、持てる技術を注ぎ込んだ商品を世に送り出すことは意義があると思う。だから、お金持ちの方には、フェラーリやポルシェではなく、こういうクルマを買ってほしいと思う。

 ま、でも。

 見た目がカッコよくないんだよな。普通だもの。近所の人には「すごいクルマ」ってバレずに所有できるから、忍んでスーパーカーを所有したい人にはその普通さも価値があるとも思うのだが、お金持ちの方は見た目もスーパーなクルマを買いたいと思われるんじゃないだろうか。

 つまり、このクルマを欲しがる人はいないんだろうなという結論。そして、オレが結論付けるまでもなく廃版になっていた。次、こういうの作るときは、カッコイイのをお願いします。(買えませんが)

 帰り道、カングーでトコトコ走りながら「あー、やっぱ、このクルマが最高」と自己満足の境地に浸る。カングー、日を追うごとに乗り心地が良くなり、旋回性能も加速性能も上がっていく。2秒で100km/hには到達しないが、走りの楽しさはGSFより勝っているのではないかと思う。

 その足で、衛星写真で見つけていた山奥の湖のほとりにたどり着き、気持ち良い5月の風を感じながら一息つく。このシーンに似合うのもやっぱりカングーだ。

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Posted at 2021/05/05 13:46:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2020年12月17日 イイね!

ルーテシアとトゥインゴとカングー

ルーテシアとトゥインゴとカングー いやー、すんげー残念なクルマだったわ、ルーテシア。何がダメって、パッケージング。デザインのみにこだわって、中に乗る人のことは何も考えていない。それなのに、デザインもたいしておしゃれでも上質でもない。

 フロントウインドウが、やたらと寝ていて、天井がやたらと低くい。サンバイザーが目の前に迫って、頭がぶつかりそう、というか頭を前に出したら触れる。オレ、狭いコクピットって嫌いじゃないんだけど、ルーテシアは、心地よくない。圧迫感極まりない。後部座席もめっちゃ狭くて。乗員の誰もが幸せになれそうにない。日本の軽自動車でも、ルーテシアより圧迫感のあるクルマはないんじゃないかと思う。

 走りは、いい。

 運動性能は、過激すぎるんじゃないかと思うくらい、ギュンギュン、サクサク加速するし、クイクイ曲がる。ステアリングフィールもいい。スイフトスポーツよりも、過激で、スタビリティが高い気がする。けど、コクピットの居心地が悪いので、全然楽しくない。
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 ルーテシアのあと、トゥインゴにも乗ってみたが、やっぱりトゥインゴのほうがオレは好きだ。ルーテシアの後に乗ると、トゥインゴの雑さ、安っぽさを強く感じるが、室内の居心地は、圧倒的にトゥインゴのほうがいい。雑に感じるエンジンフィールも、足回りの挙動も、まさに「味」で、デパートの屋上のゴーカートのような楽しさがある。

 が、しかし。

 オレは、トゥインゴの最大の弱点に気が付いてしまった。

 トゥインゴはエルゴノミクスに適っていないのだ。フットレストがないので、左足を置く場所がなくて、左足を投げ出すと、足が不安定になる。左足を曲げて安定させようとすると、ひざがシフトレバーを押して、マニュアルモードになってしまう。アクセルペダルもかなり中央寄りに配置されているので、体をひねるような、変な運転姿勢になってしまう。15分ほど運転したら腰が痛くなり始めた。

 これはダメだ。

 スイフトの次期車として買う気満々だったのだが、これはダメ。残念だけど却下だ。

 スイフトの次はやっぱりスイフトがいいかなぁ。スイフト、名車だよな。でも、カッコ悪いんだよなぁ。と悶々する。

 なぜルノーの店に行ったかというと、カングーの3か月点検。異常はなかったが、ステアリングのトーと、クラッチのつなぎを調整してもらった。どちらもバッチリ改善とはならなかったので、また別の機会に調節してもらおうと思う。

 ルーテシア、トゥインゴの後にカングーに乗ると、カングーはやっぱりイイ。ルノーってメーカーは、変だわ。
Posted at 2020/12/17 00:39:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記

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