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イトケン(G)のブログ一覧

2016年11月17日 イイね!

ダイハツ・キャスト・スタイル

ダイハツ・キャスト・スタイル これっポッチも興味のなかったクルマだが、「どうぞどうぞ乗ってみてください」と言われるものだから乗ってみてビックリ。今どきの軽自動車っちゃ、こんなんになっちゃってるのね。

 まず内装のクオリティがすごい。シートは形状が上品でふんわりと座り心地が良く、生地も思わず撫でまわしちゃいたくなるぐらい気持ちイイ。メーター周り、インストゥルメントパネルも、光沢のある塗装パネルを効果的に使って、まぁ、ホントお上品なのよ。それでいて、軽自動車サイズのキュッとした室内空間でしょ。もう、居心地がいいのなんの。

 ギアをセレクトして走り出せば、これまた走りが軽いのよ。スルスルって滑るように走り出していく。アクセル踏み込んでかっ飛ばそうと思うと、お行儀が悪いCVTの癖があるけど、普通に走る分には、力がありすぎるって感じるぐらい、前へ前へと走っていこうとする。まるで散歩ではしゃぐ子犬をリードでたしなめながら走っているような感覚。

 ハンドルも軽いの。するっするのクルックル。ハンドル動作に対するクルマの挙動も、ふわっふわなので、乱暴に左右にブンブンとハンドルを振り回しても、クルマはふわーと反応するだけ。スーパーのカートを空荷の状態でスーッと転がしているかのような感覚で、とにかく楽ちん感が半端ない。

 乗り心地もふわーっとしてて、もう、すごく楽。ビーズクッションに体を預けたまま誰かに手押し車で運ばれているような楽ちんさと心地よさ。

 何もかもが楽ちんで快適で、クルマを運転している感がまるでない。こんなに楽ちんなクルマに乗っていたら、クルマが危険な乗り物だということを完全に忘れてしまう。何なら、このクルマで壁にぶつかってもポヨーンと跳ね返るんじゃないか。子どもがボンネットで飛び跳ねたらトランポリン代わりにできるんじゃないか。そう感じるぐらい、すべての感覚がソフトで優しい。

 きっと、高齢者が喜んで買うクルマって、こういうクルマなんだと思うんすよ。お年寄りに優しい操作感だもの。

 うーん。でも、こんなに楽ちんでいいの?
 なんなら自分が運転していることすら忘れてしまうんじゃないかと思うぐらい、操作に対する応答が希薄。これでいいのかな。どうなのかな。うーん。
Posted at 2016/11/17 00:20:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2016年08月29日 イイね!

CX-3touring AT

CX-3touring AT オレ、次はマツダに乗ろうと思っていたのです。デミオか、アテンザか、CX-3のどれか。「あー、迷うなぁ。どれも一長一短あって迷うなぁ」って、あと1年ぐらい考えるつもりだったんだけどね、「MINIクロスオーバー(R60)がラストオーダー」との連絡を受け、このまま「マツダで迷い続ける」のでいいかを見極めるために、マツダCX-3を再度試してきました。

 結果としては、MINIクロスオーバーを買っちゃったんだけど、CX-3はやっぱりすごくよかった。ぶっちゃけ、MINIクロスオーバーよりよかった。

 CX-3は、デビュー後一年もしないうちにマイナーアップデートが実施されて、ナチュラル・サウンド・スムーザーが標準装備になっている。あと、足回りも少しセッティングの見直しがされてる。「言われてみれば、違うかなぁと思う程度で、大きな違いはない」ってインプレをあちこち目にしていたが、それ、たぶんウソだね。初期型オーナーに対する配慮か、ちゃんと乗り比べていないか、もしくは誰かに口止めされたか、だ。

 CX-3初期モデルのエンジンは、アイドリング状態からトラックっぽいサウンドが響いていて、回しても騒々しく、良くも悪くもディーゼルの個性をたっぷり感じられるクルマだった。デミオと比べて、加速は穏やか、率直に言うとモッサリ。足回りは固いのに、そのせいで逆にクルマの挙動は鈍く感じられてしまって。でも、トレイルランナーとしてみれば、それらの個性はとてもマッチしていて、これはこれで魅力的なクルマだった。

 でも、最新型は、やっぱり全然違う。

 まず、エンジンの音が上品。ディーゼル特有の音が全くせず、代わりにメカニカルな乾いたエンジンサウンドが響いている。加速もスムースで力強い。エンジンの燃調のマッピングも変えたんじゃないかな。

 そして、足回りもしなやかになり、タイヤの接地感が増して、ハンドリングもキレが良くなった。これらのおかげでボディが軽くなったかのように感じられる。

 内装の仕上がりも、デザイン、質感、共に最高。上品でオシャレで、居心地の良いコクピット。オレ、このクルマ好きだなぁ。

 けど、そのあとにアテンザXDに乗ったら、こっちの方がもっと良かった。そして、たぶんそのあとにデミオに乗ったら、デミオの方がイイって思うに決まっている。そしてデミオとCX-3を乗り比べたらCX-3がイイはず。まるでジャンケンのグー、チョキ、パー。

 そして、どれもすごくイイとは思うんだけど、すごく欲しいとは思えないんだよなぁ。

 MINIクロスオーバーは、CX-3と比べて優れている部分は少ない。加速も鈍いし、エンジン音もガサツだし、内装デザインも下手くそだ。でも道具として手になじむ感じがするんだな。掃除道具でいえば、CX-3はダイソン、MINIクロスオーバーは「ほうき」だ。

 ダイソンは欲しくなったらいつでも買えるんで、今回オレは、製造中止になる「ほうき」を買った。けど、ダイソンはやっぱりすごくよかったよ。自信をもってお勧めです。

 ダイソン吸引力はすごいらしいけど、掃除機の掃除が大変らしいね。

 紙パック式の方が、手間いらずだってさ。

 ~えっと、何の話?
Posted at 2016/08/29 17:04:04 | コメント(7) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2016年03月13日 イイね!

マツダ・ロードスターRS(6MT)

マツダ・ロードスターRS(6MT) ようやく、NDロードスターに乗ることができました。最近追加された最上級グレードのRS。NDロードスターは、グレードによって走りも明確に違うようなので、現実的なS-Specialに乗ってみたかったなぁ。一番いい奴に乗っちゃったら、いざ買うときに他のグレードが物足りなく感じちゃったりしない?(乗る前から、もう買う気)

 コックピットに収まると、なんかすっげー落ち着く。ロードスターの作り出す空間は、一言でいえば、「おとな」の空間でしたね。アルカンターラ生地と本革で演出された内装は、程よいプレミアム感で居心地が良い。マツダのデザイン力の真価は内装のコーディネートに表れていると思います。「高級感」を「派手な演出」と勘違いしているメーカーが多いのだけれど、マツダのそれは、まず機能性を重視したレイアウトによる機能美があり、そして、上質なマテリアルで包み込んでいる。だから上品なの。

 走り出せば、その「おとな」のイメージ通りの上品な走り。そして、操作感が精密機械に触れているような感覚なのです。機械式のタイプライターとか、クロノグラフを機械式で動かす腕時計とか、動きそのものが機能美にあふれているのです。クラッチもギアも、10年以上もその車に乗っていたかのような錯覚を覚えるほど操作感が自然で楽。重すぎず軽すぎず、節度が絶妙。

 足は初期ストロークはしなやかで路面にピタっと追随するも、強いゲインにはしっかり踏ん張る理想的な動き。受け止めるボディは、カッチリしていて(ガッチリではない)は、舗装された一般道からの振動程度ではびくともしない。ブンブンとクルマを振り回してやると、涼しい顔をしてスカッと仕事をこなす。挙動が軽やかなんだな。けっして、軽薄なのではないよ、カッチリと軽やか。カーボンフレームのロードバイクみたいな感じ。

 そしてエンジンも「おとな」。スッと軽やかに走るので、しばらくエンジンの回転を上げることを忘れていた。そっと寄り添ってスマートな仕事をしてくれているエンジン。まったく癖がなく、欲しいところで欲しいだけの力が、自然に出ている。奥ゆかしさこそが美徳とされていた昔の日本人女性のような物腰なんだなぁ。

 はい。以上、総じてとてもいいクルマでした。

 でも、二つ、注文があります。まず、シートのハイト調整ができないこと。着座位置を含めて、視界がしっくりこない。開放感を出すためか、ウエストラインが削られていて、実際の着座位置は低いのに、腰高な印象を受けてしまう。開放感を求める人もいれば、スポーツカーらしい包まれ感を好む人もいる。これを調整するためにハイト調整機能は必要。

 あと、エンジン。普通に走るにはナチュラルで過不足ないエンジンなのだけど、アクセルを開けて爽快な加速を楽しみたいと思うと、ちょっと物足りない。でも、ほんのちょっとの物足りなさなので、プラグの点火タイミングとか、インジェクションのマッピングをほんのちょっといじってやれば、僕の好みに仕上がると思う。2000回転から3000回転ぐらいの低速域で、アクセルの踏み込みに対してあと5%程度、クッと力が感じられたら、それですごく気持ちよくなると思う。巷で熱望されているような2000ccのエンジンまでは要らないので、そのあたり、よろしくお願いします。

 そして、自分のクルマMINI・R56に戻ると。

 あー、これ、やっぱりMINIのほうがいいなぁ、と思ってしまった。

 なので、しばらくロードスターは買いません。
Posted at 2016/03/13 14:14:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2016年02月25日 イイね!

メルセデスベンツ・C180アヴァンギャルド ~きっとオレが間違っている~

メルセデスベンツ・C180アヴァンギャルド ~きっとオレが間違っている~ 新しいCクラス。評判イイっすよね。すべての評論家の方々、そして、アマチュアの評論家気取り(オレもその人種)の方々、いずれも大絶賛しているので、きっとスゲーいいクルマなんだと思います。カッコいいし。んで、まぁ、その、実際乗ってみて、やっぱり良かったは良かったんですけどね。

 でも、オレ、前のCクラスの方がよかったなぁ。って、いや、たぶん、オレの感覚が間違ってる。だって、オレだけだもん、そんなこと言っているヤツ。

 まず、正しい運転姿勢が取れないんだよなぁ。センタートンネルの張り出しが大きすぎて、左足が正しく置けない。フットレストに足を置くと足が軽く圧迫される形になる。短い時間ならそれも気にならないんだけど、一時間もクルージングしてくるとじわじわと効いてくる。きっと左ハンドルの本国仕様はこんなことはないんだろうな。右ハンドルのことはちゃんと考えてくれていないんだよ、ドイツ人め、同じ敗戦国なのに日本を下に見やがって。チクショー。

 あ、ちがうわ。オレが間違っていたんだった。きっとオレの足がおかしいんだ。左足が普通の人より外側に膨らんでいるだけだ。だって、オレだけだもん、そんなこと言っているヤツ。

 あと、シートが合わない。電動で細かく調節できるのに、自分にピッタリのポジションを見つけることができなかった。クッションもなんだかふわふわしていて、カチッとしたドイツ車っぽくないし。30分ほどで腰に違和感が出始め、一時間でかなりの疲労感を感じてしまった。これでは長距離クルーズは厳しい。

 あ、でも、これ、オレの腰がおかしいだけだと思う。オレの腰の鍛え方が足りないとか、形がおかしいとかそういう類のことだ、きっと。

 エンジンは、1600ccの直4ターボ。排気量はオレのMNIと同じだけど、パワー感とスムースさは、まったく違うねぇ。何の不足も不満もないエンジンです。回すといい音がするし。すっと高速道路法定速度まで加速して、そこでスッと安定性する。

 そして、まぁ高速道路の法定速度ぐらいなら、普通に安定しているよね。乗り心地もいいしね。でも、何だろうな、この物足りなさ。前のC200で強烈に感じたオンザレール感というか路面の鷲掴み感覚がまったくないのだ。未圧雪のフカフカの新雪の上をフカーって滑っている感覚。エッジの効いた感じにはならない。例えばこれで150km/hでも同じ感覚で走れるかどうかは、ちょっとどうかなぁ。200km/hも出そうと思えばきっと出せるとは思うんだけど、んー、きっと怖いんだろうなぁ。

 って、違うわ。オレの運転技術が未熟なだけだ。まっすぐ高速を走らせることすらマトモにできないなんて、オレのバカバカ。それに、そんな速度出しちゃいけないんだ、オレのバカバカ。

 でも、音はメッチャ静かです。豪華でオシャレな内装のおかげもあって、まるで高級官僚になった気分になれます。そして、エコ、コンフォート、スポーツ、スポーツプラスと四段階に切り替えられる走行モードは、劇的にクルマの性格が変わるので面白かったです。

 というわけで、オレがちゃんとマトモな人間であれば、きっとCクラスの素晴らしさをお伝えできたと思うんだけど、ほらオレ、左足が外側に膨らんでいて、腰の鍛え方が足りなくて、しっかりハンドルを握ることすらできないんで、何も言えねぇ。
Posted at 2016/02/25 23:35:07 | コメント(6) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2015年12月29日 イイね!

アルトワークスAGS-其の2

アルトワークスAGS-其の2 アルトワークスのAGSというシングルクラッチのロボタイズドミッションが、思いのほか良かったので加筆します。

 今まで、シングルクラッチのロボタイズドミッションで、良いと思えるクルマに一度も出会ったことがない。(アルファロメオ・ブレラ・セレスピード、フィアット500、フォルクスワーゲンup!、スズキ・エブリイetc..)その構造と特性を理解し、そして覚悟して乗っても、やっぱりその不自然な挙動に、いちいち面喰ってしまう。

 加速の途中で、突然トルクが抜けて、機械が勝手にシフトチェンジをする。そのタイミングでアクセルを抜けば不自然な挙動はある程度回避できるのだが、機械の仕事のタイミングに神経をとがらせていなければならないので、とても煩わしい。シフトをマニュアル操作してやれば、自分のタイミングでシフトできるが、それならいっそ、クラッチペダルが欲しくなる。帯に短したすきに長し。実に中途半端なミッションなのだよ。

 と思っていたら。

 アルトワークスのAGSはすごくお利口でした。最初、AGSだということを忘れていましたもん。シフトタイミングが絶妙でシフトショックもほとんどなく、すばやく繋がるので空走感を感じることもほとんどない。そればかりか、シフトキープやシフトダウンまで、オレの気持ちを読み取っているんじゃないかと思うぐらい自然で。

 ただ、この自然なフィーリングで走れるのは、街中を普通に走る場合のみ。ひとたびスポーツ走行を楽しもうと思うと、たちまちシングルクラッチ・ロボタイズドの悪癖が露呈してくる。

 でも、安心してください。

 スポーツ走行する時だけ、シフトをマニュアル操作してやればいいのです。意のままにクルマをコントロール楽しさはAGSでも充分に堪能できました。

 どっちつかずの中途半端なシングルクラッチ・ロボタイズドが、ちゃんと調教してやれば、イイとこ取りの欲張りなミッションになるのだという良いお手本です。

 ただ、オレは、それでも、やっぱり、

 普通に、マニュアルが好き~、あいっ。(永野)
Posted at 2015/12/29 11:22:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記

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