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イトケン(G)のブログ一覧

2012年09月18日 イイね!

ワゴンR (FXリミテッド)

ワゴンR (FXリミテッド) 楽しみにしていたワゴンRが発売された。目玉は、「エネチャージ」という発電+充電システムと、「エコクール」という氷蓄冷式のエアコンだ。この二つの目玉は、クルマに乗れば明確に体感できるところが、今回のワゴンRのすごいところ。

 まず、エネチャージは発電モードに入ると電池のマークが点灯し、燃費の良いエコ運転をすると、スピードメーターの色が青から緑に変わる。そして、エンジンをスタートしてからエンジンを切るまでの間の走行状態(平均燃費やアイドリングストップしていた時間など)がどうであったかということを、総括的に表示をして、そして点数をつけてくれる。

 エコ運転をゲーム感覚で楽しめることができ、エンジンを切るたびに点数を見て一喜一憂することができる。これは本当に楽しい。

 そしてエコクールだ。こいつのおかげで、外気温が高くても、積極的にアイドリングストップをする。他のアイドリングストップ車は、暑い最中は、ほとんどエンジンは付きっぱなし。だからエコ車に乗って燃費を気にするようになると、渋滞でのイライラがますます増す(マスの三段活用)のだが、ワゴンRはその精神的な負担を軽減してくれる。他のクルマにはない大きなアベレージで、大変お得感のある機能だ。

 エコクールの蓄冷能力は、さほどハイパワーではなく、徐々に風がぬるくなってくるのが分かる。それも含めて、エコクールと言う機能が確実に動いていることを実感して楽しい。

 ワゴンRのエンジンは、アルトecoやMRワゴンと同じ新型エンジンR06Aを搭載している。MRワゴンの時は「必要充分だが力は使い切って走る」という印象だったが、不思議なことに、ワゴンRは普段乗りではまだまだ踏み代が残っていて、MRワゴンよりもパワーに余裕があるように感じる。

 乗り心地、乗り味は落ち着いていて安定している。クルマの落ち着き具合は日産ノートより上だ。そして、とても静か。 ただ、ハンドリングにはキレがない。しかし、ハンドリングのキレを求める人用のクルマではないので、それはネガではない。シートも見た目は形を工夫しているようには見えないのだが、すわり心地もよく、きっと長時間乗っても大丈夫だと思う。旅に出たいと感じる車だ。

 今度のワゴンR、総じて良い車です。低燃費運転を楽しむ工夫がされていて、プラスアルファの付加価値がある。走る曲がる止まるを楽しむ以外の、クルマの楽しみ方であり、自動車という工業製品が次のステージに移っているのだと感じる。時代を先取りした近未来の車が、こんなにも低価格で買える。

 新型ワゴンR、軽自動車の中ではナンバーワンのお勧めです。
Posted at 2012/09/18 00:42:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2012年09月17日 イイね!

日産ノート(メダリスト)

日産ノート(メダリスト) 排気量は小さくして、過給機で不足のパワーを補い、低燃費と充分なパワーを確保するという手法は、フォルクスワーゲンなどが先行して切り開いてきた分野だ。

 オレはゴルフ6の1.4TSIのシングルターボを所有していたが、これが本当に素晴らしかった。同じ手法を日本メーカーも追随してくれたらいいのになぁと思っていたのだが、過給機は微妙な調整が難しいのだろう、それなりの排気量の自然吸気で性能を追求するメーカーが多い。

 ノートの、1.2L、スーパーチャージャー搭載エンジンで低燃費の小型車、というスペックを見ただけでうれしくなってしまった。そして、想像していた通り、悪くないクルマだった。加速性能、乗り心地、ハンドリング。100点満点とまでは行かないが、燃費性能や価格設定などを考慮すれば、国内で売られているクルマの中ではかなり商品力が高い。

 最初に、このクルマの問題点も指摘をしておく。シートがダメ。日産のシートは比較的良好なものが多いのに、こいつはまるでダメだ。全体的に小ぶりで、座面や背もたれのクッションが妙にモッコリしていて、全く体をホールドしてくれない。聞けば、シートもこだわって設計したというが、人間工学は全く考慮されていないのではないか。もしそのあたりを考慮しているとしたら、設計のどこかの段階で致命的な計算ミスをしている。

 体に触れる部分の違和感は、ボディブローのように徐々に利いてきて、運転することがイヤになったり、そのクルマが嫌いになったりしてしまう。クルマの運転がキライと言う人の多くは、実はシートなどが体に合わないだけではないかとも思う。ノートのシートは長時間の運転では、腰痛が発生する予兆を感じた。

 インテリアデザイン、質感、後部座席へのアクセス、積載能力、細かい部分の使い勝手など、華やかさや、目新しさはないが、いずれもちゃんと作りこまれている。特にメーター部分のデザインと見せ方が秀逸。

 期待の1.2Lエンジン。加速性能は、エコボタンを押してエコモードでも十分軽快な走りをしてくれる。エコモードではスーパーチャージャーは機能しないという説明を受けたというレポートもみるが、それは間違い。自然吸気のみのモデルと乗り比べて見ればわかると思うが、エコモードでもちゃんと加給して、しっかりとした加速性能を確保している。そして、スイッチを切れば加速感は二割増しになる。

 そして、このエンジンは3気筒なのですね。3気筒エンジンは構造上、特有のビート音が発生するのだが、ノートはそれを上手にスポイルしている。回転を上げなければ、3気筒だということが分からないぐらいだ。とはいえ、4気筒のそれとは違うので、エンジンのサウンドの好みによっては、気になるポイントかもしれない、

 ハンドリングは、キレがあるわけではないが節度感と安定感がある。乗り心地も前後のピッチは発生しているものの、どっしりと落ち着いている。ドイツ車の「それ」とまではいかないが、コンパクトカーとしては一クラス上のものだ。

 本当に出来の良いクルマで、アッパークラスからのダウンサイジングでも充分満足いただけると思う。もう少し金額を払えばアクアなどのハイブリットも射程に入ってくるが、スペックと運動性能と価格のバランスが絶妙なノートで充分。日常の足に使う実用車として、かなり商品力が高いですよ。
Posted at 2012/09/17 00:10:03 | コメント(7) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2012年09月15日 イイね!

明確な意思表示

明確な意思表示 前を走るクルマに何やら書いて貼ってある。信号待ちで近づいてみると、こう書いてあった。

 「MT車のため、坂道発進時バックするので後続車は、車間距離を開けて下さい。」
 ※句読点など原文のまま

 リアガラスのステッカーにしか目がいかなかったが、今、写真を確認してみるとバンパーにも小さいステッカーが貼ってある。おそらく同じ文言が書いてあると思われる。そして、高齢者運転標識。なんとも微笑ましいクルマだ。

 ただ。

 ただですね、何が書いてあるのかを確かめるためには、近づかないと文字が読めなくて。結果的に、後続車が車間距離を詰めるという事態を招いているのではないかと。実はオレも、この文字を読むためにベタベタにクルマを近づけてしまった。このドライバーの気持ちはよく分かったのだけれど、分かった時点ではオレのクルマの後ろに後続車が来て、もう下がろうにも下がれないのだよ。

 まさに逆効果。

 誰かがこのドライバーにその事実を教えてあげないと、この人は永遠に、悩み続けることになる。

 ・・・一体どうしたら、後ろのクルマが車間距離を開けてくれるんじゃろ。
 ・・・こんなにも丁寧に車間距離を開けてと書いておるのに、なぜ近づいてくるんじゃ。
 ・・・年寄りの軽自動車だと思って、バカにしおって。
 ・・・バ、・・・バカヤロー・・・。

 ところで、高齢者運転標識のデザイン。以前の「枯葉マーク」から、「四葉マーク」に変更されましたね。

 枯葉マークが登場した時に、オレは、当時管理していた人気ウェブサイトのコラムで、「高齢者がつけるマークだからといって、『枯葉』はいくらなんでもないでしょ。」と批判した。

 さらに、「標識というのは、絵柄と意味が世に認知されれば役割を果たせるものだから、絵柄で内容をイメージできなくてもいい。『桜マーク』でも『タンポポマーク』でも、あるいは『河童マーク』でもこれが『高齢者運転標識』だと決めれば、その役割を果すことが出来る。」と、新たな提案も行った。

 そして、オレのコラムが社会的なムーブメントを引き起こすきっかけとなり、デザイン改定に至った、とオレは信じている。(んな訳ないか)

 ただ、河童マークにならなかったことだけが、つくづく悔やまれる。

Posted at 2012/09/15 10:42:21 | コメント(14) | トラックバック(0) | 日記
2012年09月12日 イイね!

三菱ミラージュG ※酷評です。スミマセン。

三菱ミラージュG ※酷評です。スミマセン。 往年のスタンダードネームが帰ってきた。メーカーとしての売りは、低価格と低燃費だそうだ。写真等で見ると、低価格を実現するためにかなり割り切った作りこみになっていることは読み取れるし、生産がタイで行われるというトピックもあり。安っぽいクルマなんじゃねぇのかという疑念は頭をもたげるが、まぁ、でも、しかし、グローバル展開も考えられている最新型の自動車である。基本はちゃんと押さえた質実剛健な車じゃないのかな、と期待をしていたのです。

 見事に裏切られました。

 ここから先、かなり酷評しますので、オーナーの方や納車待ちの人は読まないほうがいいです。私は評論家ではありませんので、これはオレの個人的な感覚での独断ですので、ご了承ください。

 このクルマのいいところは、3つ。
 一つは軽いこと。車重は870kgしかない。それによって、1000ccの何の工夫もない普通の非力なエンジンでも、そこそこ軽快に走ってくれる。二つ目は、軽さとアイドリングストップ機構のおかげで、(おそらく)燃費がイイこと。三つ目は、色が沢山の中から選べるということ。それだけだ。

 具体的にクルマを見てみる。安っぽいデザインは、これは好みの問題なので評することは避けるが、ドアを開けたその操作感から、何から何までチープな印象がぬぐえない。デザインの工夫のあとは見られるのだが、それが満足度を上げるまでに至っていない。

 特にあきれたのがリアシートだ。座面はペラッとした一枚板。材料を少しでも少なくするためか、角の部分が必要以上に丸められている。軽の貨物の、廉価グレード並みの割り切り方。

 走り出しても、やっぱり安っぽい。ボディの剛性感はそこそこあるが、それ以外は、乗り心地、振動、ノイズの入り込み、ハンドリング、それらによるトータル的なフィーリングは、まんま「一昔前の軽自動車」だ。今どきの軽自動車は、もっと上質になっている。リアのハッチの建付けが悪くて、クルマが揺れるたびにカタカタ言っていたこともつけ加えておく。

 クルマの出来を見ると、メーカーが売りにしている価格については、はっきり言って安いとは言えない。グレードは3つあるが、アイドリングストップ機構のあるのは、上二つで、実質的な最量販グレードだろう。豪華な装備のGが128.8万円、簡素なMが118.8万円。

 この金額を出せるなら、ミラージュよりはるかに作りこみが良いクルマ、しかも同程度の燃費性能のクルマが、いくつもある。カテゴリは軽自動車だが、MRワゴンやワゴンRは、フィーリングや快適さは2クラス上のものだ。

 「普通車のほうが軽自動車よりも『格』が上」という古い感覚で、「軽自動車と同程度の価格にさえすれば、それで日本人は安いと思ってくれる」とマーケティングしたのだろう。しかし普通車と言うだけで、格上に位置づけられるほど、日本の市場は甘くない。この程度で、売れると考えているのであれば、日本のユーザーを完全になめている。いい根性だ三菱。

 自動車としては、普通に走るし、ちゃんと使える。100円ショップの商品に、品質や耐久性を期待しないのと同じように、このクルマが、60万円前後の低価格で提供されているのであれば、それなら充分に商品価値がある。それなら買ってもいいと思う。

 余談だが、このミラージュは、見た目、なんだか「ポケモン」っぽい。
Posted at 2012/09/12 15:54:32 | コメント(16) | トラックバック(0) | 試乗レポート | 日記
2012年09月10日 イイね!

交通取り締まり

交通取り締まり 職場近くの三叉路で、いつも白バイが一時停止の取締りをしている。複雑な形の三叉路で、初めて通行する人は、一時停止であることを見逃しやすい。とは言っても、道路の構造上、徐行程度のスピードしか出せない場所で、一時停止を見落としたとしても重大事故につながる危険性は低い。しかし、それでも違反は違反。うっかり停まり損ねた車を、白バイが待ち構えているわけだ。

 その日は道が渋滞していて、張り込んでいる白バイとオレのクルマが並んだ。

 予定していた仕事も片付いてしまい、時間にも余裕があったので、ちょいと勇気を出してみることにした。白バイの前の路肩に車を停め、窓から顔を出して白バイを手招きした。白バイ隊員は素早くオレのエブリイ君に白バイを横付けし、「何ですか?」とバイザーを上げながら、いぶかしげな顔をした。

 あの、ここでいつも張り込みしているけど、ここは事故が多い場所なんですか?

 「ここは、一時停止をしない車両が多いので取締りをしています。」

 えっと、それで、事故は多く発生している場所なんですか?

 「私は、交通違反の取り締まりをしています。」

 オレの質問と白バイ隊員の答えが全くかみ合わない。オレは、会話のキャッチボールをすることはあきらめ、言うべきことを言うことにした。

 警察が交通違反を取り締まることは、大切なことです。なぜ交通法規を守らなければならないかと言うと、事故につながるからですよね。つまり、あなた方の取り締まりは、交通事故を減らすためにやっているわけでしょ。

 でもですね。私、毎日何度もこの場所を通りますし、オフィスからこの場所が見えるんですね。私の知る限りこの7年間、小さな事故も含めて、ここで交通事故が発生したことはありません。一時停止違反は確かに取り締まるべき違反かもしれないけど、こんなところで取り締まったって事故は減りません。

 結局、捕まえやすい場所でやってるだけで、事故を減らす気なんてないのではないかと、市民としては不信感を抱くわけですよ。

 一件でも事故を減らすためには、事故が多発している場所で、その原因となる違反を取り締まるべきでしょ。あなたは、そのために、貴重な公金で配備された交通機動隊員なんですから、もっと効果的な配置を自ら心がけてください。こんなところで意味のない取り締まりをやっていないで、あなたは、あなたの行くべきところに行って、やるべき仕事をしなさい。

 白バイ隊員は、不機嫌そうにオレをにらみながら、「ここは、駐車違反ですよ、用がないなら、速やかにクルマを移動しなさい」と負け惜しみを言って立ち去って行った。

 と、言うようなやり取りができたら、さぞかし気持ちが良いんだろうなと妄想しながら、張り込んでいる白バイを眺めていました。はい、以上、すべて妄想の話でした。
Posted at 2012/09/10 00:02:27 | コメント(29) | トラックバック(1) | 日記

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