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イトケン(G)のブログ一覧

2012年10月31日 イイね!

認めたくない現実 2/2

認めたくない現実 2/2 スイフトがMINIより圧倒的に優れているもう一つが、静粛性能だ。

 スイフトはエンジン始動直後から、エンジン音がわずかに入り込んでくる程度で、走り始めてもロードノイズを上手にスポイルしてくれている。また、わずかに入り込んでくるエンジン音も、低音を基調とした質の高いもので、コンパクトカーにありがちなバタついて安っぽいそれとは全然違う。

 MINIは、エンジンが温まるまでは、バタバタとした安っぽい機械音を出す。ちなみにゴルフ6も温まるまでは、同じようにバタついていたし、BMWのX1はアイドリングの状態で常にバタついた音を出していた。ドイツ車はこのあたりに気を使っていないのかもしれない。

 そしてMINIはロードノイズもかなり室内に入り込んでくる。スイフトからMINIに乗り換えると、まずこのうるささに閉口する。ただ、そこは欧州車のそれで、国産コンパクトや軽自動車のノイズとは質が違う。硬質でメカニカルなサウンドは、機械を操縦しているのだということをしっかりと自覚せてくれるもので、「その気」にさせてくれるし、「味」にもなっている。

 ちなみにMINIのノイズは、前モデルR50と比較して退化した部分だと思う。R50は、もっと音の演出が上手かった。特にロードノイズはもっときちんとスポイルしてくれていたように思う。R56では、遮音材の使用をケチったのではないかと思ったりもする。

 あと、MINIのエンジン音。これは好みもあると思うのだが、R50のクライスラー製のエンジンの音のほうが、味があって好きだった。吹け上がりもドロっとした感覚はあるものの、粘りのあるトルク感も相まって、楽しいエンジンだった。

 スイフトに話を戻すが、静かだと言うだけで、クルマが上質に感じられる。つくづく、よくできたクルマだなぁと感じる。MINIやゴルフなどの欧州車乗りの方にも、スイフトは一度味わっていただきたい車である。

 ただ、スイフトは、経年変化がどのように現れるのかが未知の部分である。5年経ってもボディ剛性が維持できているのか。建付けは甘くならないのか。ブッシュ類の劣化はどう影響してくるのか。

 MINIは5年乗っても、骨格がしっかりしているので、基本的なフィーリングは何も変わらず、ブッシュ類を変えただけで新車同様のフィーリングを取り戻すことができた。日本車の多くが5年も乗ると、ボディがヤレヤレになってしまうことと比較すると、クルマづくりが違うのだと強く感じる部分である。

 スイフトはこの点でどうか。それをしっかりと見極めたいと思う。
Posted at 2012/10/31 22:59:52 | コメント(5) | トラックバック(0) | スイフト | 日記
2012年10月30日 イイね!

認めたくない現実 1/2

認めたくない現実 1/2 オレの住んでいる街の郊外に、山村集落によって構成されている市がいくつかあり、集落と集落を結ぶ幹線道路が、ワインディングになっているルートがある。

 程よくキツめの中速コーナーが続き、勾配のアップダウンも絶妙。法定速度以下でなければクリアできないポイントも多く、クルマにいい感じで負荷がかかるので、速度を上げずとも楽しむことができる。人家もなく、見通しもよく、夜中には交通量もほとんどないので、クルマのフィーリングを楽しむのに絶好のポイントだ。

 ここに、夜中に時間があるときに、スイフトとMINIを持ち込んで、じっくりテストをしている。そして、突き付けられたのが、走りに関する多くの要素はスイフトのほうが良いという、なかなか認めがたい現実であった。

 まず先にMINIについて書く。MINIがスイフトよりも優れていると感じる点は2点ある。ひとつは「加速性能」。これもう圧倒的だ。もう一つは、内装の雰囲気やエンジン音やロードノイズなどによる「味」という点だ。

 そしてスイフトだ。スイフトの良い部分は沢山あるのだが、特にハンドリングの安定感と気持ち良さは格別なものがある。中速コーナーで操舵すると、スッとノーズが入って、そして、すぐに旋回姿勢が安定する。路面が少々荒れていても、足がすべて処理してくれて、姿勢は安定したまま。ワインディングが続いても、スッ、スッとボティが動いて、軽々とクリアしていく。ボディ剛性の高さもボディの軽さも効いていることを、しっかりと感じられる。

 スイフトの前車のデミオも、ハンドリングのキレはとても気持ちが良かったのだが、それは時速60km/hぐらいまでの町乗り限定だった。ワインディングに持ち込んで少しハードに攻め込むと、途端に破たんして安定感を失ってしまっていた。スイフトも同じような価格帯のクルマだったので、ハイペースには耐えられないものだろうと高をくくっていたが、いい方向に裏切られることとなった。

 スイフトのハンドリングのキレと安定感は、ハイペースでも印象は変わることはなく、高速道路で法定速度プラスアルファの速度域でも、質の高いハンドリングはそのままだった。

 これに対してMINIのハンドリングは、パワーアシストが控えめなこともあり、もう少し重厚なフィーリングである。ステアすると、最初にボディ全体がグラリと旋回姿勢に入ってからノーズが入る感がある。リアのサスペンションは、反応は良すぎるというか、動きすぎる感じがあり、安定感に欠ける印象である。ただ、さすがにマルチリンクで、足がよく動いてしっかりと路面をとらえているのはよくわかる。減衰力さえもう少し何とかなれば、ハンドリングはもっとよくなるのに、と悔しくなる。

 余談だが、MINIのクーペは、このあたりの足の味付けが絶妙で、安定感とキレの良さを高い次元で両立させていた。MINIのハッチバックも4万円のスポーツサスペンションを組めば、理想的なハンドリングを手に入れられるのではないかと思う。
Posted at 2012/10/30 08:59:23 | コメント(9) | トラックバック(0) | スイフト | 日記
2012年10月28日 イイね!

マイムマイム

マイムマイム そういや、運動会や野外学習のキャンプなどでマイムマイムを踊ったことがあったな。

 前、横、後ろ、チョン、で、前、横、後ろ、チョン。マイムマイムマイムマイム、マイム○×%※▽$~♪

 ○×%※▽$の部分がわからなかったので、インターネットで調べたら、簡単に分かった。BESASSON(ベサッソン)と言っていたのですね。ちなみに、Mayim(マイム)はヘブライ語で水のことだそうで、砂漠で水をみつけた嬉しさを歌った曲だそうな。そして、この曲はイスラエルの民謡です。

 ってか、そういうことは、もっと早く教えてよ。異国のメロディに乗せて、意味不明な歌詞で、意味不明のダンスを躍らせるっちゃ、どういう教育だ。

 水を喜ぶ歌だと知っていれば、そのように踊ったのに。

~それはそれは苦しくて長い旅をしてきたわけですよ、オレ。シルクロードをラクダの手綱を引き、故郷に待つ妻や子どもの顔を思い描きながら。そんで、子どもは病気なんです。治すのには遠く唐の国にある薬じゃなきゃ治らないって言われて、旅に出たのです。連れて行ったラクダも次々と死んで、オレ自身もボロボロになって、あと一歩で故郷ってところで、貯えの水が底を尽きてしまって。

 ・・・ああ、イワン(息子の名)や、父さんはお前との約束を果たすことができなさそうだ・・・愛しき息子よ・・・目も霞んできた・・・もう、ダメ・・・すまない・・・

 ってところで、オアシスにたどり着くことができた。

 命の水、バンザイっ~

 って、そんなつもりで歌って踊ったのに。踊りの輪の中に湧水が出ているつもりで、おいおい泣きながら狂喜乱舞して踊ったのに。

 そしたら、オレは大人になって、自動車メーカーに務めたのに。

 そして、新型車にこんな名前をつけたのに。

 ベッサンソン。

 ベッサンソンって、なんか車の名前っぽい。いや、既にあったかな。ダイハツ・ベッサンソンとか。

 いや、ないか。

Posted at 2012/10/28 22:59:05 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月26日 イイね!

交通誘導

交通誘導 道路工事現場の交通誘導をされているところを、徒歩で通り抜けることが、苦手で困る。

 道路工事していたって、どこを通ったらいいかなんてことは、まぁ、見りゃ分かるじゃないですか。でも、仮設の通行帯の入り口あたりに必ず旗振りのおじさんが立っていて、どうぞここからお通り下さいというジェスチャーで、うやうやしく先導してくれる。

 いゃ、そんなに丁寧に教えてくれなくても、分かりますから。オレ、大丈夫ですから。そんなんされたら、通行するのがこっぱずかしいじゃないですか。

 工事現場などでは、交通誘導員の配置が義務づけられている。交通量がほとんどないところや、工事が通行の邪魔になっていない場合など、必要ないと思う現場でも、もれなくいらっしゃるんですね。必要ない仕事をさせられるって、結構メンタル的にキツイと思うんですよね。でも、どんな時にも手を抜かず、キビキビと旗を振って交通誘導をしてくれる誘導員の姿には好感が持てる。

 場合によっては、ボディーガードのように、オレの体を何かから守る。

 両手を広げて、自分の体を盾にして、何かからオレを守ってくれる。

 何から守られているのかは、よくわかんないんだけれども。

 とにかく、高いプロ意識というか、志が高いと言うか、その仕事っぷりが気高いんだよな。例えば、負けが決まったレースでも、全力でゴールするみたいな。消化試合でも全力投球するみたいな。フェアプレイ精神にあふれているのだ。

 今日は、工事日和みたいで、しばらく行くと、また工事の旗振りに出くわしてしまった。ほとんど人通りの無い路地で、通行人といえばオレぐらい。遠くのほうで、オレがやってくるのを発見した旗振りおじさんが身構えるのが分かる。ピリッと背筋を伸ばして、紅白の籏を、ギュッと握り締める。そして、数メートルまで近づいたあたりで、バッと旗を振って、オレを誘導してくれた。

 ホントは、その一歩前の道を、オレは曲がりたかったのだが。そんなに、仰々しく誘導してくれるものだから、そこを通らないと何か申し訳ない気がして、誘導されるがままそこを通り抜けた。あーあ、意味もなく遠回りしてしまった。

 そして、ニッコリと笑顔で見送ってくれたので、オレも笑顔で頭を下げた。

 ああ、やっぱり工事現場は苦手だ。
Posted at 2012/10/26 00:48:44 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月25日 イイね!

シミュレーション

 突然のトラブルに見舞われた時、人はパニックになって冷静な行動が出来なくなってしまう場合が多い。防災グッズや、非常食を用意するなどの備えをするのと同時に、トラブルをシミュレーションして、取るべき行動をあらかじめ考えて決めておくことも、トラブルの備えとして大切なことだ。

 斯く言うオレはと言うと、自然災害だけでなく、ペンキ塗りたてのベンチにうっかり座ってしまった時や、銀行強盗に人質として捕らわれてしまった時などなど、様々なトラブル対処の想定が完璧に済んでいる。

 つい、何度もシミュレーションしてしまうのが、エレベーターに閉じ込められた時や、雪山に取り残されて、雪洞を掘って夜を越さなければならなくなった時のことだな。

 えっと、美女と。

 美女と閉じ込められてしまったらどうするか。こういうときは人の体で温め合うのが一番。つーか、命を守る為には、それしか方法がない。服を脱いで密着するしかないって、いゃー困った。いつでも来いや、トラブル。

 最近、懸命にシミュレーションしているのは、漂流した時のこと。漂流して無人島に流れ着いたらどうするか。色々シミュレーションしていれば、無人島でも色々スムースにいくってもんです。オレなんて、無人島で歯ブラシなしで、どうやって歯を磨くかということまで、ちゃんと考えている。

 ただ、一つだけ決め切れていないことがある。何年か後に、無人島から無事救出されるとする。そのニュースは「現代のロビンソンクルーソー」とか言われて世界中を駆け巡り、日本に帰り着いたところをマスコミに揉みくちゃにされるわけです。で、「今のお気持ちは?」とか、「今、どなたに会いたいですか?」とか、色んな質問をされると思うのだけれど。

 「今、何が一番食べたいですか?」という質問に何を答えるかが、ここ最近の悩みなんです。

 漂流中はきっと「あれが食べたい」「これが食べたい」って、色んな物を食べたがっているはずなんです。その男が最初に何を食べたがるのか、ってのは、かなり関心が高いと思うんですね。オレとしては、白いご飯だとか、お袋の味噌汁とか、そんな当たり前のことを言うのではなく、こう、ひねりのきいたこととか、センスのいいこととか言いたいわけですね。

 オレが食べたいと言ったものは、ワイドショーなどで特集組まれたりして、ブームを巻き起こすと思うんですわ。となると、すごく地味な庶民的なフーズに光を当てたい。好きな食べ物として挙げられることなんてほとんどないような、一年に一度くらいしか食べないような、そんな影の薄いのがいいな。そして、もちろん美味しいやつで。

 あー悩むなぁ。

 と、あれこれ楽しく考えていたのだが、あの、えっとですね。ぶっちゃけ、それ、オレが食べたいものじゃなくてもいいっすよ。オレが食べたいと言うだけで、商品がバカ売れするわけですね。どうっすか、どんな食べ物でも大ヒット商品にしてみせますよ。食品メーカーの人、事前に相談に乗りますよ。
Posted at 2012/10/25 00:03:18 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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