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イトケン(G)のブログ一覧

2015年01月20日 イイね!

目は口ほどに(再掲)

目は口ほどに(再掲) 中古車にBMWのMINIクーパーS(R53)と、クラシックミニ(おそらくMK6ぐらいの)が並んで売られていた。

 クラシックミニは、いまだなおデザインの魅力は色あせていない。隅から隅まで愛くるしいし、美しい。これに対してBMWのMINI(R53)は、時代の洗礼を容赦なく受けているように見えた。クラシックミニより新しいはずのR53の方が、もう、やたらと古臭いのだ。

 その理由は目だ。MINIクーパーS(R53)は、目が死んでいる。

 つまりヘッドライトっすね。ものの見事に黄色に濁っている。これは死んだ魚の目だねぇ。シシャモとか、アジの干物とかを焼くと目がちょうどこんな感じになる。このせいで余計に古臭く見えてしまっているのだね。もう、残念すぎる。

 いつからヘッドライトってこんなに白濁するようになったのだ?

 特に、最近の車ほど濁るのが早い気がする。昨年まで所有していたデミオは7年ほどの車齢だったが、軽く黄色くなりかけていた。10年近く経過したクルマは、ほぼ全滅で目が死んでいる。

 でも逆に、更に古いクルマだと、ヘッドライトがきれいなままだ。先日R-32スカイラインに触れてきたのだが、こいつの目が、今もキレイなままだった。

 これは、ヘッドライトのレンズの材質が紫外線に弱いアクリルに移行してきたということなのだね。形成のしやすさとか、軽量化とか、事故って割れた時の安全性とか、その他大人の事情などで、アクリル樹脂になってしまったのだね。大変残念だねぇ。

 何とかなりませんか、そこんとろこ。

 窓ガラスは事故で割れても、粉々になって、危なくないようになっているんだから、その技術で、ガラスでヘッドライトも作ったらいいのにと思う。ってか、本当は変色しない樹脂ってのもあるでしょ、きっと。どうなの?小糸製作所さん、できるでしょ、それぐらいのこと。

 「・・・いつまでも、目がキレイでは困るんですよ。クルマが売れないから。そう、目ですよ、目さえ汚くしてしまえば、クルマが死んで見えるからね。頼みますよ、小糸さん、7年ぐらいで目が死ぬようにしてくださいよ。ほら、これ、もなかはお好きでしょ。」って、自動車メーカーに袖の下を掴まされて、濁る材質でレンズを作っているんじゃないか。

 店頭のクラシックミニは30年ほど前のクルマなのに、目がきれいで。それだけで、イキイキと生きているって感じがした。

 オレも、そんな目の男でありたい。
Posted at 2015/01/20 00:09:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年01月19日 イイね!

そんな小さいこと、気にしたらダメ

そんな小さいこと、気にしたらダメ ディーラーにあったMINI・F56のヘッドライトの中が結露しておりました。写真ではわかりづらいんだけれど、結構激しく結露している。しかも二台も。一台は納車前の新車のクーパー。もう一台は店長が所有しているクーパーS。いずれも、F56のデザインアイコンになっているディスチャージヘッドライトでした。

 同じ場所で二台も結露しているなんて、これは構造的なものなのだろうね。

 たぶん、すべてのF56が、同じように結露すると思う。

 そして、「結露していたとしても、機能的にも耐久的にも、問題ないっすよ、このままでOKっすよ」って言われそう。言われてないけど。でも、きっとそう。

 「夜間走行時に必要な照度は確保できるし、こんな事では壊れないし。そもそも、ヘッドライトなんてのは、湿気と温度差によって、レンズ内部は結露するものなんです。それが普通なんです」って、言いきってしまうんじゃないかな。構造的なものであれば、そもそも、直しようがないし。

 仮にこれ、問題だってことになってしまったら、ヘッドライトの設計を見直して、すべてのMINIのを交換しなくちゃいけなくなっちゃうしね。だから、これで問題ないって言い切るしかないよね。

 でも、オレはイヤだなぁ、この結露。

 いちいち 、こんな事に神経質になるのって、日本人だけなんすかね。いや、オレだけかもしれない。オレの言っていることが無茶なのかもしれない。

 「外国車ってのは、こういうものですよ。こういうのを気にするなら、外国車になんて乗らないほうがいいですよ」って、訳知り顔の外国車乗りの先輩に言われそう。

 ヘッドライトのレンズの中は、結露していたっていいんだ、きっと。

 オレの方が間違っているんだ、きっと。
Posted at 2015/01/19 13:38:21 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2015年01月18日 イイね!

トヨタ車の味

トヨタ車の味 オレはほとんどトヨタを話題にしない。たまにトヨタに触れれば、イイことを言わないので、「イトケンさんは、トヨタがキライなんでしょ」と言われることも多い。それは、ある意味正しいのだけれど、オレはトヨタを評価していないわけじゃないのよ。

 実は、国産メーカーの中で、一番「味」があるのはトヨタだと思っている。高級車から、コンパクトカーまで、一貫したトヨタ独特の乗り味がある。仮に目をつぶって運転したとしても、トヨタのクルマを言い当てる自信がある。そして、この「乗り味」は少なくとも、ここ20年以上は変わっていない。

 まず、ハンドリングに個性がある。まるで魔法のじゅうたんに乗っているかのように、乗員の体に負担をかけずに、フワッ、スッ、とクルマが向きを変える。あまりにストレスがなく、フィードバックも希薄なので、ドライバビリティに欠けると評されることも多いのだが、クルマの運動性能は悪くないことが多い。ドライバーの意思通りにキッチリ曲がる。

 乗り心地も、魔法のじゅうたんに例えていいと思う。路面からの振動も、走行による前後左右のGも、乗員に伝わるまでの過程で、完全に角が取れたなめらかな揺れになってしまう。

 高級車と廉価のベーシックカーに差があるとすれば、魔法のじゅうたんの毛の密度だろうか。廉価になると、クルマが受け止められるキャパが狭くなり、雑味がもろに伝わってくる。

 エンジンも、直4であろうと、V6であろうと、スカッと回る。特に出足部分の低回転からの滑らかさは、トヨタだけのものだ。(オレはトヨタの出足の癖が好きじゃないんだけど)シルキーという言葉はトヨタのクルマのためにある言葉だと思う。トヨタのエンジンの滑らかさに慣れてしまったら、BMWのビート感のあるエンジンなんて、壊れていると勘違いする人もいるんじゃないだろうか。

 多くの日本人の感覚に、トヨタの味はマッチすると思うし、だからこそ売れるのだ。オレがトヨタを好きじゃないのは、単に好みの問題なのです。

 トヨタのすごさは、品質管理の手法にもある。トヨタは、部品納入の際にほとんど検品をしない。入れた部品を、ほとんどそのまま使う。詳しくは割愛するが、設計から調達までのマネジメントで、品質を確保してしまうのだ。トヨタにはクルマの作り方から、完成したクルマのフィーリングまで、一貫したぶれないイデオロギーがある。こんな自動車メーカーは他にない。
 
 面白さで言えば、イデオロギーが確立していないメーカーの方が面白い。ここのところベタ褒めしているマツダは、クルマづくりの思想がどんどん変化しているし、スズキは、ため息が出るぐらい良いクルマを作ったかと思えば、社長の頭をスリッパで叩きたくなるほどヒドイクルマを作ったりする。

 だからこそ、他のメーカーは試乗する楽しみがある。

 トヨタのクルマは、たいていの場合、カタログスペックでイメージした通りのクルマだもんね。試乗しても、驚くこともあまりない。でも、それってホントはスゴイことなのですよね。
Posted at 2015/01/18 22:05:13 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2015年01月17日 イイね!

MINIの販売台数から見る自動車市場

MINIの販売台数から見る自動車市場 MINIの販売台数統計を見て、あらためて驚いたのが販売台数の少なさである。過去最高の売上となった2014年でさえ、わずかに17,500台程度しか売り上げていない。たったこれだけのクルマを売るためだけに、専用の販売チャンネルを作っているのだからすごい。これで商売になるのか、と心配になる。

 同程度の販売台数の車種を調べようと思ったのだけど、自販連のデータは上位30までしか公開されていない。ちなみに2014年の30位はトヨタ・エスティマで、これでも25,688台を売り上げており、MINIよりもはるかに多い。

 スズキのジムニーが、2014年度は14,593台、2013年は15,590台を売り上げているのだが、MINIの販売規模はジムニーと同程度と言うことだ。一台ごとの販売マージンは、ジムニーとMINIでは大きく違うとは思うが、それでも、MINIの販売台数で、専用販売チャンネルを維持できているのはスゴイとしか言いようがない。

 ってかね、MINIはアメリカでは日本の5倍売り上げているって言っても、わずかに6万台しか売れていないんすよ。日本市場で6万台って言ったら、トヨタ・ハリヤーですよ。その程度の売り上げで、あの広いアメリカにMINI専用の販売チャンネルを展開しているんすよ。まー、ビックリ。

 日本にMINIのディーラーがどれだけあるかと言えば、約100店舗。一店舗当たりの年間売上台数は170台。一台当たりの販売マージンを30万円と見積もって、約5,000万円。販売スタッフの人件費と、場所代、電気代などの固定費、諸経費を考えると、ギリギリだなぁ。

 そりゃ、値引きなんてできっこないよなぁ。

 そして、フルモデルチェンジってのは、ホントに生死を分ける危険な出来事なのね。

 もし、フルモデルチェンジに失敗してしまったら、もう次のフルモデルチェンジまで持ちこたえることなんてできないもの。ってか、アメリカ市場では失敗してしまったのよね。うわぁ、これ、まじめにMINIの行く末が心配になっちゃう。

 でも、オレたちがどれだけ心配したとしても、何かがどうにかなるわけじゃない。

 斯く言うオレも、次は、マツダかフィアットだなぁ、なんて考えているわけで。消費者はとっても移り気。

 これら、色々ひっくるめて、「いやぁ、自動車ってのはホントに面白いですね。」(水野晴郎)
Posted at 2015/01/17 22:43:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年01月16日 イイね!

日本における、MINIの販売台数の特徴

日本における、MINIの販売台数の特徴 2014年の輸入車の販売台数のデータが出そろったので、日本におけるMINIの販売台数の推移を調べてみた。アメリカでは販売が低迷しているMINIであるが、日本においては好調なことが分かった。とりわけ2014年は過去最高台数を売り上げている。

 この中身をさらに細かく見ていくと、日本のマーケットにおける特徴を読み解くことができる。先に結論を述べておく。述べるべきことは二つある。

 一、ハッチバックの販売台数は、良くも悪くもフルモデルチェンジの影響は受けていない。

 二、5ドアが売り上げに貢献している。

 2014年度上半期(4~9月)の販売台数は、過去とほぼ同じで推移していたものの、11月12月にドーンと台数が伸びている。前年同月比で、11月は250台上乗せの1,606台、12月は450台上乗せの2,403台を売り上げている。2014年12月は過去最大の売り上げの月となったのではなかろうか。2014年の10月に5ドアが追加となり、翌月から販売台数が伸びたということで、これは5ドアが売れているということを示している。

 下記に、販売台数の年表をまとめたが、過去に一番売り上げが伸びたのはクロスオーバーの追加の時だ。クロスオーバーが年間5,000台程度の販売台数の上積みに貢献している。5ドアが、クロスオーバーの販売台数に影響する可能性もあるが、2015年は、上手くいけばさらに純増で約5,000台程度、5ドアによる販売数の増加が見込める。

 うーむ。F56は日本では、まぁまぁ普通に受け入れられているのですね。「フルモデルチェンジが成功した」、と胸を張れるものではないが、大失敗でもないといったところか。そして、5ドアも、新たな顧客層を取り込んでいるのですね。うーむ。あんな間延びした変なクルマが売れるとは。

 そして、アメリカと比べると、日本のマーケットは小さいんだね。アメリカでの販売台数の25%程度しかないのだ。アメリカのマーケットの動向は引き続き見逃せない。

 難しいことは、まぁ、抜きにして。MINIがオレ好みのサイズとフィーリングのクルマになることは、もう、ないんだろうな。過去のデータの中に希望を見出そうとしたのだけれども。

 2001年 13台 本国デビュー
 2002年 10,024台 3月から国内販売開始
 2003年 12,535台 
 2004年 13,042台 9月、マイナーチェンジ。コンバーチブル追加
 2005年 13,602台 5月、クーパーSにAT追加
 2006年 13,184台
 2007年 14,013台 3月、フルモデルチェンジR56に 10月、クラブマン追加
 2008年 12,744台
 2009年 11,002台 9月、コンバーチブル、フルモデルチェンジ。
 2010年 11,338台 10月、マイナーチェンジ。
 2011年 14,350台 9月、クーペ 11月、クロスオーバー追加。
 2012年 16,212台 1月、ロードスター追加
 2013年 16,982台 3月、ペースマン追加
 2014年 17,596台 4月、フルモデルチェンジ 10月5ドア追加
Posted at 2015/01/16 01:04:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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