スーパーオーリンズの車高調整とキャンバー角調整(やり直し)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
車高調整をやり直しました。
前回は路面からホイールアーチまでの高さを計測したところ、フロントとリアともに左右が揃っていませんでした。スーパーオーリンズは全長調整式なので、ダンパーのシェルケースの長さを変えて均一にしましたが、「真っ平ではない場所で調整して、足の長さを左右バラバラにしたらいかんよ」というコメントを頂きました。
2
なぜ全長調整式で左右をバラバラの長さにしたらダメなのか考えてみました。
全長が同じで左右の車高が違うのは、ボディ左右の寸法差か、ボディ左右の重量差のどちらかです。
どちらなのかはっきりしませんが、仮に重量差ならロッドの沈み量が左右で異なります。左右を均一に近づけるならバネを縮めてプリロード量で調整し、車高の調整は左右のシェルケースを同じ量だけ上げ下げします。ただ、プリロードをかけるとダンパーが伸びきったときの量が異なってしまうんですが…。
いろいろ考えた末、今回は車高は無視して左右の全長を揃えることにしました。
参考までに、ホイール下端からホイールアーチまでの高さを計測します。
フロント右:589mm
フロント左:587mm
リア右:568mm
リア左:571mm
3
ホイールを取り外して、バネも締め直すことにしました。
車高調レンチでロアシートを緩めても…バネがびくともしません。あれ?
4
ふんっ! とバネを上に引き上げると、バネとロアシートの間に砂利が詰まっていました。掃除です…。
5
バネをプリロードゼロにして固定して計測、シェルケースの隙間も計測。左右の全長を揃えます。
6
ホイールを外した状態でアクスルナットからホイールアーチまでの長さを計測してみました。ダンパーは伸びきっている状態です。
リア右:389mm
リア左:390mm
ほぼ同じですね。
7
フロントも同様に作業します。やはりバネとロアシートの間に砂利が詰まっていました。
ホイールを外した状態でアクスルナットからホイールアーチまでの長さは次の通り。
フロント右:403mm
フロント左:403.5mm
ホイールを装着したあと、ホイール下端からホイールアーチの長さ計測してみました。
フロント右:594mm
フロント左:590mm
リア右:573.5mm
リア左:577.5mm
右前と左後ろが4mm高いですね。
参考にけろりさんのインプレッサ(ノーマル足)を測ってみましたが、やはり右前と左後ろが3~4mmほど高い状態でした。クルマの向きが逆なのに同じような結果になったので、インプレッサってそういうものなのでしょう。
8
キャンバー角は、フロントのアッパーマウントの目盛りで同じ量だけ動かして寝かせる方向に変えました。フロント3.2度、リア1.8度ですが、水平な場所か不明ですので数値は参考程度です。
それよりいちばん驚いたのがトーでした。
フロントはトーアウト2mmで、まあ想定の範囲内。
リアはトーアウト8mmでした。いやいやいや、アライメントしてもらったときにトーゼロにしていたはずなんですけど! 目視ではトーインにしか見えないのに!!
左右のズレを計測する道具を持ち合わせていませんので、作業を終了することにしました。そのうちアライメントしてもらいに行くことにします…。
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