[エンジンオイル交換] 純正油 → カストロール・エッジ10W-50（走行12万4155km時）

ディーラーさんでのセーフティチェック（6か月点検パックに加入済み）にて、「エンジンオイルの交換を推奨」とのコメントをいただきました。

EJ20ターボエンジン用に、カストロールのエッジ10W-50（※）を取り置き保管していたので、今回は純正油10W-30からエッジに交換します。

（※）夏場向けとして。後述します。

まず準備として、左右前輪を雪道スタック時の脱出用スロープ（※）に載せて、ロードクリアランスを稼ぎます。

（※）パーツレビュー：
三甲 サンヘルパー・ラッシュ → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1516859/10480763/parts.aspx

次に、オイルフィラーキャプとオイルレベルゲージを少しだけ浮かせます。

エンジンオイルは下抜きでドレンするので、エアが置換してオイルが抜けやすくなるようにします。

左右前輪がスノーヘルパーの上に乗ってロードクリアランスが増えたことにより、オイルパンに手が届きやすくなったので、作業用のフロアマットをエンジンルーム下に敷きます。

エクシーガのオイルパンには、ずいぶん前に、ワンタッチON-OFF切り替えバルブ付きドレンプラグ（※麓技研のOEMでスバル純正オプション）を装着していますので、
　・ドレンボルトを外す必要なし
　・したがって、ガスケットも不要
　・手を汚さずにオイルドレンが可能
となっています。

（※）パーツレビュー：
スバル(純正) オイルミニチェンジャー（ワンタッチON-OFF切り替え式ドレンプラグ）→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/9726147/parts.aspx

廃油パックは、もう何年も前からストックして継続使用している、スミックスのオイルハンター（※札幌のホームセンター、ジョイフルエーケーで購入）を使います。

※パーツレビュー（再掲）：
丸三産業（株） スミックス・オイルハンター（廃油処理パック、4L用）→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/12922609/parts.aspx

その際、ドレンした劣化油の色味を確認するため、透明な容器に200～300㏄ほど採取します。オイルが排出中であっても、途中でワンタッチドレンプラグのコックを閉めたり開けたりできるので、容易に容器にサンプリングできます。

今回、エクシーガ（EJ20ターボエンジン）に入れるオイルはカストロールエッジの0W-50。

これまでの経験上、夏場のEJエンジンには（高負荷運転時でも油圧を確保するため）上の粘度を高めておきたい。ということで、2023年の新春初売りセールで2023円（※）で販売→購入→保管していたものです。

（※）関連ブログ：
[2022年末→2023年始] 帰省記・その2 イエローハットでの初売り編 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/46672192/

新旧オイルの色味の比較。

・左奥：カストロールエッジ0W-50（新油）
・右前：SUBARU純正油10W-30（劣化油）

SUBARU純正油10W-30（劣化油）を上から見たところ。

区間走行距離は不明ですが、粘度も低下気味でした。燃料臭はしなかったので、ダイリューションの懸念は無さそうです。

カストロールエッジ0W-50（新油）を上から見たところ。

なお、オイルの劣化度合を簡易的に相対比較するための「ASTMカラー（※）」については、参考程度になりますが、次の整備手帳の最終画像をご覧ください。

（※）整備手帳：
エンジンオイルの交換（工場充填油で走行9373km → カストロールエッジ0W-20FE） → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/7787545/note.aspx

劣化オイルのドレンが終わったら、オイルパンドレンプラグのワンタッチON-OFF切り替えバルブをOFFにしてから、エッジ10W-50を投入します。

ペットボトルをカットして簡易的に作ったじょうご（ろうと）を使いつつ、オイルをフィラーダクトに注ぎます。

エンジンを始動させて、いったん動弁系の末端までオイルを行き渡らせてからエンジンを停止させて放置、オイルパン油面高さが安定したタイミングでオイルレベルを確認します。

もしも油量が足りなければ、手持ちの油面調整油で補充します（逆に多すぎる場合は、ドレンプラグのコックをONにすれば容易に排出可能です ← まぁ、入れすぎ…なんてコトは、まずありませんが）。

スバル(純正)のオイルミニチェンジャー（ワンタッチON-OFF切り替え式ドレンプラグ）の装着は、2013年08月でした。

現時点（2024年05月）で経年10年9か月になりますが、結果として大きなトラブルなく継続使用できています。

一通りのオイル交換作業が終わったら、エンジン各部を目視点検します。

例えば、次の部位からオイル滲みが発生していないか？ などです。
　・オイルフィラーダクトのO-リング
　・インタークーラーダクトの締結部
　・カム角センサーのO-リング
　・左右のロッカーカバーガスケット

今回のオイル交換にまつわる部位「以外」での不具合がないかどうかも、同時点検しておきます。問題なければ、後片付けをして終了です。

カストロールエッジ10W-50に交換したタイミングは、総走行距離（オドメーター）で12万4155kmでした。

今後もまだまだメンテしながら、エクシーガtSに乗り続ける（活躍してくれることを期待する）つもりです。

以上、何かの参考になれば幸いです。