[CBR250Four] 続・経年劣化による冷却水漏れをDIYで解消（前編・冷却水パイプCの取外し）

過去に実施したDIY作業を備忘録としてアップします（ブログには上げていましたが、整備手帳には未登録だったため、改めて編集して載せます）。

# この記事のアップ：2020年11月17日
（ブログには上げていましたが、整備手帳には未登録だったため、改めて編集して載せます。）

車体左側の冷却水パイプからのクーラント漏れを2018年8月に修理してから、そのわずか2ヶ月少々あとに、今度は車体右側のパイプからもクーラント漏れが発生しました。

画像は MC14型CBR250Four の冷却水回路の構成です。

冷却水パイプは、車体前方のパイプA（左画像の2番）、車体左側のパイプB（4番）、そして車体右側のパイプC（6番）から成っています。

今回は車両右側（パイプC）からクーラントが滲んだ…というわけです。

前回処置した左側のパイプは、O-リングの経年劣化が原因でクーラント漏れが生じていました。

今回の右側のパイプも、左側とまったく同様の運転履歴（熱と振動）がありますので、同様にO-リングが劣化して寿命を迎えたことが原因である可能性が極めて高いです。

一つ前の画像3でエンジンハンガーを取り外したあとは、L字型をしている冷却水パイプを取り外します。

が、このパイプをシリンダーヘッドに固定しているM6ボルトの位置が、ちょうどパイプ本体の後ろ側（車体内側）にあるため工具が入りにくく、整備性はあまりよくありません。

# 画像右側に写っている円盤状のものは
# 香取線香です。作業は9月でしたので。

奥まった位置にあるパイプ固定ボルトを緩めるための工具の組み合わせ例。

ラチェット→エクステンション→ユニバーサル→M10ソケット（ディープ）…というものです。ユニバーサルがないと緩め（/締め）られなかったかもしれません。

上の画像5の部分拡大図。

# どうしてわざわざ整備性の悪い
# パイプの内側にボルトの位置を
# 設計したのか、理由は不明です。

ようやく取り外しできたパイプ固定用のボルト。落とさないように、慎重にマグネットツールで拾い上げました。

これらの作業の詳細については、既報のブログをご覧ください。→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/42105269/

こうして取り出した「ウォーターパイプC」の全景。

予想通り、パイプ先端（にあったはずの）O-リングが経年劣化によりボロボロ・ズタズタな姿に変質していることが分かります。

後編に続く。→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6095232/note.aspx