[CBR250Four] 前編・クランクケースカバーLHを開けてみる(カラカラ異音の調査)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回の整備手帳:「サウンドスコープ(車両整備用の聴診器)で異音の調査を開始」(→
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6166684/note.aspx )からの続きです。
吸気系・動弁系・シリンダー&ブロック系・クランク系・排気系…などといった具合で大まかに分類分けすると、認知済みの異音(始動後、運転中ともカラカラと不規則に聞こえる)は、クランク系から顕著に聞こえます。
そこで、あらかじめガスケットを入手した上で、まずはクランクケースカバーLH(左側)を開けて、内部の状況にイレギュラーがないかどうかを確認することにしました。
この記事のアップ:2021年01月05日
(メンテナンス履歴として記録に残すため、過去に実施したDIY作業を整備手帳に順にアップしています。)
2
カバーLH(カバー側)にはパルスジェネレーターAssyのハーネスがつながっていますので、まずはこのハーネスを固定している結束ステー(金属製のバンド。手で広げられます)からハーネスを開放します。
※外しておかないと引っかかってしまうため。
クランクケースカバーLHを取り外すと、その中(エンジン側)にはスターティングクラッチが内蔵されています。
3
内六角ボルトを6箇所、緩めるとクランクケースカバーLHを取り外すことができます。
あらかじめオイルが垂れることを想定して、オイル受けや拭き取りウェスの類を準備しておきます。
ボルトは特に固着していることもなく、トラブルフリーで外すことができました。
4
カバーLHの締結ボルトは、締め付け箇所によって長サが異なりますので、復元時に誤組みしないように注意(区別)しておきます。
※オイルは思ったほど垂れませんでした。
5
カバーLHの内側の様子。パルスジェネレーターAssyが組み付けられています。
目視上、イレギュラーな箇所は見受けられません。
※後編で言及しますが、鉄粉が付着しているので再組前に除去します。
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カバーLHを開けたあとのエンジン側の様子。上から順に、スターターモーター、スターターリダクションギヤCOMP、スターティングクラッチアウターCOMP、という構成になっています。
パッと見た感じでは、どこかに劣化部品の破片(←カラカラ異音の原因となりそうなもの)などが混入している感じはありません。
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アングルを変えて、スターティングクラッチアウターCOMPを下方から見上げたところ。
スターティングドリブンギヤCOMPとハウジング(エンジン本体の壁)とのスキマも重点的に観察しましたが、異物は発見できません(※もともと存在しない可能性もあります)。
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