[CBR250Four] 点火プラグの交換(#2失火対応)、燃焼室確認、スロー調整、60478km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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2023年06月07日(前回)→10月21日(今回)で、約4ヶ月半が経過。またこの間の走行距離は、59258km→60478kmで、1220km。
4ヶ月半でたかだか1220km走った程度でまた#2が失火するのは、燃調が合っていないか、中古のプラグ自体が寿命だったか…。
いくらイリジウムプラグとは言え、初期のものとは異なり最近のものは少なくても数万kmはもつハズですので(>私見)、今回も手持ちの別の中古プラグの電極を清掃して供試することにします。
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点火プラグ脱着のための作業スペースを確保するため、ラジエターの固定ブラケットを取り外します。
ラジエターの下部は、ブラケットを介してエンジンブロック側にM6ボルトで留まっているので、これを外します。
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これでラジエター本体が前方に揺動するので、点火プラグ周りのスペースを開けることができます。
同時に、水温センサ用ハーネスのコネクタも引き抜きします(画像ご参照)。
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車載工具に同梱されているプラグレンチを使って#2プラグを取り出しします。
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ところが、プラグレンチ内のゴムの緊度が緩いのか、#2プラグは何度やってもヘッド内に落下してしまい、取り出すことができません。
…仕方がないので、マグネットツールを使って吊り上げると、そのまま取り出すことができました。画像はその様子です。
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取り出した#2プラグ。
失火しているので、混合気に触れて電極がかなりWET状態になってしまっていました。
「失火するからWETになる」のか、あるいは「燃調が濃いので失火する」のか微妙な感じですが、とりあえずまた手持ちの中古プラグに交換します。
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今となっては旧式のスネークカメラですが、個人的な趣味範疇でのDIY観察では、まだまだ役に立ってくれています。
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ピストン冠面の中央部(点火プラグ直下)はアルミ鋳肌の銀色の素地が見えるので、この時点ではカーボン付着は特に無い模様。
(※冠面中央ではなく、吸排バルブ(リセス)近傍の様子は、この価格帯のスネークカメラの性能(制約)により観察不能です…。
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点火プラグを清掃済みの中古品に交換したあと、トルクレンチで締めているところ。
(※オーバートルク:締め過ぎ、に注意。)
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点火プラグを交換し終えたら、水温センサのコネクタを接続します。
また、ラジエラーを正規の位置(ブロック側)まで戻してブラケットで固定します。
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エンジンを始動して様子を見ます。
IDLにバラツキ(極端な回転変動[rpm])は発生せず、また4気筒特有の排気音も感じられて、予定通りに復調しました。
(オドメーターの走行距離は 60478km。)
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今後(11月以降)は外気温度が下がるため、ついでにスローを調整(アイドリング回転速度を冬場向けにアップ)します。
インジェクション車ではなくキャブレター車ですので、季節に応じた微調整が必要です。
暖機後にEG回転速度が1400~1500rpmになるよう、スクリューを調整(約45°右回し)しました。しばらくはこれで様子見です。
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