[モンキーR改] 路上復帰への道40_遮熱カバーその1(固着ねじ外し・サビ落とし・採寸)の巻
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
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ところがその2本のビスのうち、1本はサビの浸食により、頭部のプラスねじの十字形(+)が消失しているではありませんか!
ビスはサビで固着しているだろうし、おまけにその頭部は(舐める前に)すでに十字溝が無い状態ですので、プラスドライバーでは回すことすらできません。
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今までは 「今後、イザという時のために」 として買い備えていましたが、その 「イザという時」 が 「まさにちょうど今、やってきた」 という感じです。ようやくネジザウルスの出番が来たのです。
さぁ見せてもらおうか、タテ溝による効果(国際特許)で頭部の潰れたネジも回せる高い摩擦力…とやらを!
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ネジザウルスで遮熱カバーのビスをつまむとき、次の2通りの方法を検討しました。
(1)ビス(垂直)に対してネジザウルスを
寝かせて(水平)つまんで、グリップ部
での回転半径を大きく取る方法。
(2)ビス(垂直)に対してネジザウルスを
立てて(垂直)つまんで、同軸状態で
コンパクトに回して緩めていく方法。
遮熱カバーは、ビスのある部分だけ表面がくぼんだ(凹んだ)形状となっており、前者(1)の方法ではネジザウルスの掛かり代が少なくなると判断。結果、後者(2)の方法で緩めることにしました。
画像は、ビスをつまんでネジザウルスの開いた先端が、ちょうど遮熱カバーのくぼみ(凹み)の内側にギリギリ収まっている状況を撮影したものです。
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結果として、固着していたビスを緩めて、無事に取り外すことができました。
すごいよ!! マサルさん。…じゃなかった、
セクシーサビ取り外伝 スゲーよ!ネジザウルス!
# 分からない人は 「うすた京介」 先生で
# 検索してみてください。
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遮熱カバーを取り外すことによって、今まで陰になって見えていなかったエキパイ表面部分のサビ状態も、露(あら)わになりました。
# かなりサビサビ状態ですね…。
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こちらは、遮熱カバーの内側の状態。
その表面性状は、単にサビているだけでなく黒い汚れも載っている状態です。
なお、画像中央に写っている 「取り外したビス(プラスねじ)」 は再利用はせずに(≒できない)、新しい 「ステンねじ+ワッシャ」 に交換する予定です。
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ここから先は、遮熱カバーのサビ落としの進捗状況になります。
手持ちのペーパーやすりで磨いていくのですが、サビと汚れのひどい裏側だけでなく、表側も磨いていきます。最終的に表裏両面を塗装することになりますので。
この時点で描いているストーリーは、「ペーパーでやすり掛け」→「花咲かG・タンククリーナーの残液に浸漬」→「脱脂後、耐熱塗装スプレー」 です。
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遮熱カバーの表面をやすり掛けしていきます。
表面のサビは裏面ほど ひどい状態ではないため、この時点では、割とラフなやすり掛けになっています(オリジナルの黒色塗装が部分的に残っている状態です)。
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やすり掛けしたあとの、遮熱カバーの表面の様子。
# このあと 「花咲かG・タンククリーナーの
# 残液に浸漬」 するつもりでしたので、
# サビが発生した部分以外の やすり掛け
# は、軽く済ませた状態でした…。
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今度は遮熱カバーの裏側のサビ取り作業に移ります。
画像に示すように、やすり掛けすると 「次から次へと」 大量のサビ粉が排出されていきます。まぁ、前向きにとらえると 「やり甲斐があるな…」 になります。
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裏面の主なサビを除去した状態。
プレスの谷間などには、まだサビが残っているのですが、細かい部分はこのあと予定している工程の 「花咲かG・タンククリーナーの残液に浸漬」 で除去できることを期待して、今回の追い込みはこれくらいに留めておくことにした次第です。
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(参考)遮熱カバーを丸ごと(タンククリーナー残液に)浸漬できるサイズの容器を調達すべく、カバーの寸法を測っているところです。
長手方向には、最低でも21cmほどの長さが必要と判明しました。
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