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調布市のKAZの"BG5B型 レガシィ GT-B" [スバル レガシィツーリングワゴン]

整備手帳

作業日:2005年2月2日

衝撃!圭オフィス車高調の最期?の巻 [#1]

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1
整備手帳の別ページにて記載の「圭オフィス車高調(その2)・リヤのバネレート変更(swift)」からの続編。

前ページの最後で予告した「とんでもないことが勃発する」の意味は、何と、走行中にダンパーの底が抜け落ちた!・・・というトラブルだったのだ!
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事の起こりは、次のようになる。

ある時、いつものように市街地を走っていると、前方から「パキーン」という感じの音がした。が、そのまま普通に走れてしまう。念のため路肩に停車して脚周りを目視点検。しかし、その時点では特に異常は発見できなかった。
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ところが注意して運転していると、ステアリングの直進性が若干悪化したような印象がある。たまたまディーラーに行く用があったため、そのまま整備ピットに入れて、下回りを点検していただくことにした。

すると、驚愕の事実が発覚。何と、ダンパーの底が抜け落ちて、中のロッドが突き出していたのだ!しかも、突き抜けたロッドがドライブシャフトブーツを直撃!シャフトも旋盤よろしく削ってしまい、細径に(ガクガクブルブル)。
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よくよく観察すると、全長調整式のブラケットとダンパーの外筒(外周ネジ部)はしっかりと噛み合っているので、ダンパーがブラケットから単純に外れたワケではないことが判明。

つまり、取り付け状態には異常が無いのに、ダンパー本体の底(のみ)がロッドごと抜け落ちたので、前述の「パキーン」という音がしたのだった。左は取り外したダンパー(フロントの左側)。
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抜け落ちたダンパーの底を観察すると、底部分は溶接ではなくダンパーシェルの内側にネジ込むタイプとなっているのだが、ネジ部はそのまま残っている。

つまり底のネジ部には歯欠けなど異常は無く、単純に走行中の振動などによって「ゆるみ出し」、最終的に「外れ落ちるに至った」と推定された。・・・果たしてそんなにもゆるみトルクは小さいものなのか???
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底が抜けたダンパーの内部を見る。

ロッドは、車輌のドライブシャフトに衝突した衝撃からか、折れ曲がっている。内部に見える白い蛇腹状のものは、バンプラバーである(ラム式なので)。

それにしても、走行中にダンパーの底が抜けるとは・・・大事に至らずに良かった。また、すぐに異常を疑ってディーラーに入庫判断できた点も不幸中の幸いである。
7
これが新品時(車輌装着前)のダンパーの底部分。

底部は、ダンパー本体にネジ込み式で組み付けられている(溶接止めはされていない)ことが判る。この部分は基本的に特殊工具がない限り、ユーザーが自前で底を緩めることは不可能である。
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ダンパー本体に貼り付けられているコーションラベル。「分解厳禁」の文字が虚しく?表示されている。誰も好き好んで空中分解など、させませんって・・・。

果たして圭オフィス車高調はこれで最期なのか?
一体この先、私はどう対処するのがベストなのか?
復活はあるのか?

(※続編(顛末)は落ち着いたら追加します。)

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この記事へのコメント

2005年7月22日 20:04
はじめまして。
これはまた恐ろしいことが…
大事に至らず本当に何よりです。

余談なのですが、かなり昔に本家?HPに立ち寄らせていただいたことがありました。
「圭オフィス」「地下ピット」で記憶が一気に蘇りました。
濃い内容・考察に感服した記憶がございます。
今日は思わずヤッターっと叫びたい衝動に駆られました^^

本家HPもじっくり拝見致しました。
なにやら楽しい?コンテンツも増えているようですし、今後の更新を楽しみにしております。
コメントへの返答
2005年7月22日 22:29
ようこそ当サイトにお越し下さいました。

そうですか、本家WEBサイトの方もご覧いただき、そしてまた覚えていて下さり、ありがとうございます!本家の方はやや更新頻度が下がりましたが、そのぶんじっくりと記事を追加していくつもりですので、みんカラ同様、今後もよろしくお願いいたします。

さて圭オフィスの件は、まさに「想定外」の出来事で、その事実を認識するに至って、私も知人たちもいっしょにぶっ飛び(驚愕し)ました。大事に至る前に気がついて本当に良かったです。その後はいったん脚周りを純正に戻して圭オフィスと直接交渉しました。何度かのやりとりを経て、現在は満足できる状態になっています。その経緯についてはこちら(みんカラ)ではダイジェストで、本家サイトの方では詳細なやりとりを、いずれ機会を作ってお伝えするつもりです。

ではよろしくお願いいたします。(^^)
2005年7月24日 1:25
本家のKAZさんと同一人物であることに気付き、喜んでいたのは私だけじゃなかったんですね(笑)

ダンパーの底部分はドライブシャフトに乗っかる形で安定?していたんですね(汗)
純正ほど開発費にコストが掛かっていない社外品の恐ろしさを垣間見た気がします・・・
社外品が増えてくると「自己管理」という言葉がだんだん重くなってきますね~。

そんなこと言っても、これは見事に「想定外」の出来事ですが(滝汗)
コメントへの返答
2005年7月24日 3:16
こんにちは。出張お疲れさまでした。

さて、「社外品の恐ろしさ」と「自己管理の重要さ」については、まったく同感です。もちろん、すべてのアフター品がそうであるとは思っていませんが、耐久信頼性についてはやはり純正が一番ですね。オーバーホールやメンテナンスを前提としたものでしたら、それなりに納得しながら使えるのですが、今回の事例のように「想定外」のトラブルに出くわすと、(~中略~)、人間、いろいろな意味で一回り大きく成長します。

いずれまた詳しく述べますね。それではまた。

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