[実験君] レイバック純正部品の流用でレヴォーグの車高は上がるか?(その2・かさ上げスペーサ挿入編)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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一つ前の画像の「黄色い囲み部分」に近接して、改めて撮影したショット。
レヴォーグ用のストッパが1枚の板金モノ(厚み t≒2.3mm)であるのに対し、レイバックのストッパは、厚み t’≒27.3mmでした。その差は Δt≒25.0mmとなります。画像からも、その差は明らかですね。
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「レヴォーグ仕様」から「レイバック仕様」への部品の置換(かさ上げスペ-サーのスワップ)に合わせて、「サポート,サブフレームRH」もレイバック仕様に置換します。
STI Sport# に限っては、サブフレーム固定用の前側左右フランジボルト2本は強化品のため交換しないので、そのまま再利用となります(他グレードはレイバック用のフランジボルトに交換します)。
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念のため、サブフレーム周辺部品の様子を記しておくと 次の通り。
・ブレーキ配管:
金属パイプ部分はボディマウントのため
影響なし。キャリパ側のホース部分も
長さは十分あって突っ張ることはない。
・ブレーキ配線:
かさ上げスペーサーを挿入したあとでも
十分に余裕を持って配策可能であり、
こちらも問題ない。
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「サポート,サブフレームRH」の比較。上がレイバック用(かさ上げスペーサー対応品)で、下がレヴォーグ用。
画像の向かって右端の2箇所のボルト穴は、ボディ側への締結であり、こちらの位置関係は不変です(画像左端のフランジボルト穴の位置が、相対的に(かさ上げ分だけ)下方にオフセットすることになります)。
また、この画像では裏返しになってしまっていますが、ブレーキ配線用のステーを固定するためのスタッドの位置(画像で左端から2番目の円形部分)もほぼ不変です。
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レヴォーグ STI Sport# のサブフレームに、レイバック純正部品の「ストッパー(かさ上げスペーサー)」と「サポート,サブフレームRH」を取り付けするところ。
この画像は、タイヤ&ホイールを取り外してボディの横方向から見たところです。
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一つ前の画像を、別のアングル(車体の下方から上方に見上げる方向)で写したときの様子。
「サポート,サブフレームRH」のフロント側 2ヶ所のねじ穴は、ボルトを介してボディの矢印に示す雌ねじに締結されます。また、ブレーキ配線を固定するステーも、黄色の折れ線で示すスタッドに固定されます。
ここまでは、サブフレームの右前での様子でした。次の画像からは、サブフレームの右後ろでの作業風景となります。
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サブフレームとボディを締結している4箇所のフランジボルトのうち、次は右後ろのボルトを緩めて「ストッパー(かさ上げスペーサー)」を挿入します。
後ろ側のフランジボルトのロケーションは、左の画像に示す位置です。タイヤ&ホイールを取り外して、ボディの横方向から見たところになります。
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一つ前のアングルから、さらに近接して撮影したショット。
こちら(サブフレームの後ろ側)のフランジボルトは、STI Sport# と他のグレードとで仕様分けはなく、ともに標準部番の同一品(20058FL020)が使われています。
レヴォーグ仕様(20058FL020)はレイバック仕様(20058FL000)に対し、ねじ長さが短いことが分かっているため、かさ上げスペーサーの厚みが増えた分をカバーするため、交換が必要です。
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レヴォーグ仕様(20058FL020)とレイバック仕様(20058FL000)の、サブフレーム締結用フランジボルトの外観比較。
全長もねじ長さも異なり、特にねじ長さ(先端含む)については、レヴォーグ45mm<レイバック75mmとなっています(詳細は「パーツレビュー・後編」をご覧ください)。
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サブフレームの右後ろ側で「ストッパー(かさ上げスペーサー)」を置換したところ。
繰り返しになりますが、かさ上げスペーサーを挿入するターゲット部位「以外」の3箇所については、フランジボルトを「抜き取る」のではなく、挿入が可能となる程度まで「緩める」ことで作業対応しています。
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サブフレームの右後ろ側のフランジボルト(レイバック用の20058FL000に交換済み)を締め付けていきます。
フランジボルトの締結トルク(図示値)は、145±15[Nm] ですが(レヴォーグ、レイバックとも)、この段階ではまだサブフレーム左側にかさ上げスペーサーを挿入していないので、仮締めとしておきます。
以上で、サブフレームの右側(前後とも)にかさ上げスペーサーを挿入できました。次はサブフレームの左側での作業風景に移ります。
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ここから先は、サブフレームの左前で かさ上げスペーサーを置換する様子になります。
画像は、レヴォーグの「サポート,サブフレームLH」 のボディ側ボルト2箇所(黄色の○印)、およびスタッド(黄色の□印)からブレーキ配線固定用のステーを取り外したところです。
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一つ前の画像に対し、こちらの画像は、(左後輪の)タイヤ&ホイールを取り外して、ボディの横方向からサブフレーム左前の状態を見たところです。
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「ストッパ(かさ上げスペーサー)」と「サポート,サブフレームLH」の比較。
上側: レイバック用
下側: レヴォーグ用
サブフレーム左側のフランジボルト締結点についても、上記2点をセットでレイバック用に置換します。
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