ディラータイヤ点検とローテーション
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
REGNO GR-XⅡ (2020年37週)
一年点検でタイヤ交換の話が出ない。
タイヤの製造からの時間ではなく残り溝の4mm以下を基準としているため注意喚起は行われないようだ。
タイヤ個々の摩耗状態は片減りが進んでいる。
この機会にタイヤだけ時間をかけてオーナー点検をして再検討する。再点検の方法は残溝をタイヤ毎に円周上4ポイント(A、B、C、D)と横方向3ポイント(内側--P1、中央--P2、外側--P3)を測定する。タイヤ毎に合計12ヶ所の残溝を測定し評価する。
2
前輪右側(運転席)
タイヤを左(内側)から順に測定した値
/ … P1 … P2 … P3 = 平均値
A … 4.4 … 4.7 … 4.5 = 4.5 mm
B … 5.6 … 5.1 … 4.8 = 5.1 mm
C … 5.5 … 5.0 … 5.1 = 5.2 mm
D … 5.5 … 5.1 … 4.8 = 5.1 mm
————————————————
平均 5.2 … 4.9 … 4.8
(ローテーション前は後輪左に装着)
3
前輪左側(助手席) 数値別物
タイヤを左(内側)から順に測定した値
/ … P1 … P2 … P3 = 平均値
A … 5.3 … 4.9 … 4.7 = 4.9 mm
B … 5.1 … 4.9 … 4.7 = 4.9 mm
C … 5.1 … 4.9 … 4.7 = 5.2 mm
D … 4.6 … 4.8 … 4.7 = 4.9 mm
————————————————
平均 5.0 … 4.9 … 4.7
(ローテーション前は後輪右に装着)
4
後輪右側(運転席) 数値別物
タイヤを左(内側)から順に測定した値
/ … P1 … P2 … P3 = 平均値
A … 4.6 … 4.2 … 4.3 = 4.3 mm
B … 4.3 … 4.4 … 4.5 = 4.4 mm
C … 4.4 … 4.3 … 4.2 = 4.3 mm
D … 4.5 … 4.6 … 4.3 = 4.4 mm
————————————————
平均 4.4 … 4.3 … 4.3
(ローテーション前は前輪左に装着)
5
後輪左側(助手席) 数値別物
タイヤを右(内側)から順に測定した値
/ … P1 … P2 … P3 = 平均値
A … 4.3 … 4.5 … 4.5 = 4.4 mm
B … 3.9 … 4.2 … 4.5 = 4.2 mm
C … 3.7 … 3.9 … 3.8 = 3.8 mm
D … 4.3 … 4.1 … 4.5 = 4.3 mm
————————————————
平均 4.0 … 4.1 … 4.3
(ローテーション前は前輪右に装着)
6
ディラーローテーション翌日のチェック
ディラーの点検時の値は
自宅で再測定した残溝の結果をみると、今シーズンの雨の高速道路走行に安全面の不安ある。
7
ディラーのタイヤ点検では一点しか測定しないと思われるので大凡の目安と思っています。自分でしっかり確認しないといけないのであくまで参考値ですね。
タイヤ全体のチェックをしてくれたと受けとめると良いのでしょう。納得。
8
残り溝がどの位あると今シーズン問題ないかと考えると、5ミリを切ってくると冬タイヤとの交換前に夏タイヤの寿命がになりそうです。
5年目のタイヤであることと雨天時の高速道路を考え合わせると安全面で使用限界を超えている。4年目のタイヤでもどうしようと思っていたので勿体無いと横着をしすぎた気がします。反省。
9
REGNO GRV-Ⅱ(225/60R17)
ディラー測定 vs 自宅測定 (D vs H)
前輪 (D vs H)
(運転席) 4.8 vs 4.9 (4.9mm)
(助手席) 4.8 vs 4.9 (4.9mm)
後輪 (D vs H)
(運転席) 4.5 vs 4.3 (4.3mm)
(助手席) 4.5 vs 4.1 (4.1mm)
10
最近のタイヤは耐久性が向上して経年変化や走行距離との関係から交換時期を決める経験が使えなくなってしまったように感じる。こうなると残溝に拘らず機械的に製造日から時間を基準に置いた方がよさそう。余裕があれば2シーズン、余裕がなければ3シーズンがタイヤ性能が損なわれることがなさそうにみえる。
そうしてみると従来通りの私基準を崩さないように気をつけていれば安全が確保できそうな感じがする。
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