寒月斎一雲のブログ一覧

「魔女の一撃」もようやく癒えてきたので、先日断念したフロントブレーキエア抜きにかかります。


どうせなのでピストンシールも更新します。
「GE2」何用でしょうか？


装着は簡単。外したシールはまだ弾性がありました。


ピストンを押し込みます。古シールの時はムリヤリ押し込んでいたのですが
新品シールのお陰か楽に挿入できました。


フルードを入れてエア抜き。
レバー一式をハンドルバーから外し、なるべく高い位置にしてニギニギしたら
面白いようにエアが抜け、だんだん固くなってきました。よーしいい感じ。
上からも下からもエアが出なくなりましたがCB50Sほど固く（重く）なりません。
握るとしっかりロックするのに。
２ポッドってこんなもん？

今週末まで放置して様子を見ましょう、まだ上から抜けてくるかも。

フロントブレーキＯＨで苦戦中のラクーン。まだ先が見えません。
マスターシリンダーＯＨキットを入手しましたので早速組み付けます。

上：旧ピストン　下：新ピストン
まだパッキン類も弾性があったので新品交換する必要なかった？


マスターシリンダー内も掃除します。


組みつけてフルード入れてレバーにぎにぎ。泡がぽこぽこ浮かんできます。

上から泡が出てこなくなったので今度はキャリパーのエア抜きです。
にぎにぎしてブリーザーバルブを緩めて、泡抜いて締めてまたにぎにぎ・・・
ここで問題発生。

もう泡が出ないのに
レバーがフニャフニャのままです（号泣

フルード漏れもないし何が原因？
心も折れたし寒くなってきたので屋外作業終了、ラジオ弄りでもしようと片付けていたら･･･


Hexenschuss!!!!!

いやあ久しぶりに来ましたよ、油断してました。

・・・ラジオどころではなくなり痛みにウンウンうなっている週末でしたorz

先週に続いてラクーンのブレーキメンテ。
まず新調したパッドを組み付けます。

ブレーキパッドやエンジンガスケットはタイ製が安くていいですね。


今日のお供はRF-848（２号機）。
「かんさい土曜ほっとタイム」が休みなのでMP3プレイヤーが主役です。

厚過ぎてディスクプレートが入らないので、少し削って角を面取りして組み付け。


部品を組み込んでフルード入れてポンピング・・・いつまでたっても手応えがありません。
ブリーザー部分からはチョロチョロ出てくるのですが・・・
よく見るとマスターシリンダーのゴムブーツからフルードが滲み出ています。
素人の悲しさ、マスターシリンダーの劣化に気づいていなかったのです。

今度はマスターシリンダーOHキットを入手しないとorz

ラクーンがやってきて今日でちょうど１年たちました。
単純に直すだけでなく、足回りの変更とエンジンの４ｓｔ化という
ちょっと高すぎるハードルを設定してしまったので
なかなか完成しません。
前所有者の大先輩も定年退職してしまいました。
塗装で何度も回り道をしているのが大きいのですが･･･

それでも何とか外装もメドがたち、紛失してしまったキャブの部品も調達し
自分で腰下から組み上げた6Vダックスエンジンもふつうに始動しますし
あとはウィンカーやテールランプの電球を取り付けるだけ。
LED電球じゃなければバッテリー積んで普通の電球付ければいいんだし。
（12V化は完了）
チェーンも少々軋みはあるものの走行は可能だと思います。

しかし、話は簡単に終わりません。
「これじゃあ止まらないじゃん」
そうです、フロント周りはNS-1のものにソックリ換えてあるのですが
ブレーキの再生を忘れていました。
命にかかわる部分なので一番大事なはずなんですがorz
ブレーキホースはNS-1のものでは短すぎるため
社外品ステンメッシュのものに交換しましたがフルードを入れてありません。

ワンマンブリーダーを調達したので、早速フルード充填＋エア抜きにかかります。

作業のお供は日立KH-998。

リザーブタンクにフルードを入れると、配管部分から「汚い濁り」が
モコモコ湧いてきてあっという間に真っ黒になってしまいました。
配管の洗浄がてらフルードを満たしてポンピング。

・・・うーん、何回やってもグリップが硬くなってきません。
おかしいな？
キャリパーのエア抜きを緩めるとポンピングに応じて汚いフルードが
出てくるのですけど・・・？

やっぱりキャリパーも分解してきちんと手を入れないといけません。
（当たり前だろ！というラクーンの罵声が聞こえてきそうです）

分解にかかったのですが、ピストンが固着状態。
何でこんなこと確認してなかったんだよ！自分の素人さに呆れるばかりです。
「とりあえず完成形を見てみたい」と仮組み状態だったのを忘れていますね。

ピストンをなるべく傷をつけないように外すのに一苦労。
幸いなことに固着していただけで錆はありませんでした。
それでもいくつか傷がついてしまったので磨いてツルツルにします。
本当は新品交換が鉄則なのですが自己責任で再利用。

暗くなってきたので今日はここまで。
（夜はラジオ弄り･･･やることが多すぎて楽しいんだか苦しいんだか）

「中間決算狂想曲」も最大のピークを過ぎ２週間ぶりの休日です。
この間にリヤタイヤも到着したので、今日は交換です。


2.75-17。
カブもベンリィもリヤタイヤは2.50-17なので、2.75サイズはなかなかなく、
ミシュランM45は数少ない選択です。


リヤ周りをサクサク分解します。
さあ問題です。この画像に大間違いがあります。さて？


チューブに少し空気を入れて組み付け時に挟み込まないようにします。


完成です。
いくらM45が硬いといってもチューブレスに比べれば簡単簡単。


今までのタイヤはこんな亀裂が入ってました、くわばらくわばら。
製造後30年以上経ってるんだから当然ですね。


ついでにアイドリング調整して終了。
真夏と違って、この時期は調整がし易くて助かります。

２枚目の画像の「間違い」の答え：CB50Sはセンタースタンドあるのにわざわざバイクスタンドを
かけていました、全く無駄！！（おまけにアーム類に引っ掛かって作業しにくいことこの上なし）