きとよのブログ一覧

「窓にフィルム張ってインチアップしたほうが良いっすよ！この見た目ではあまりにひどすぎます」と職場の同僚早速に言われてしまったのですがE38、740iもそうなのですが私は窓ガラスは素通し派です。

また、インチアップもしたくありません（笑）
ノーマルの足回りと純正サイズの厚いタイヤが織りなすゆったり感がこの子には合っていると思うわけです。

また、クラシカルなタイヤサイズと素通しブルーガラスが逆におしゃれに思うのですが。

正直、メルセデスベンツは日本が景気が良かった頃にガイシャでエバリタイ人たちがだいぶイメージを下げていると思います。
今回、w211を購入した件は「ベンツなんぞはヤクザか借金取りしか乗らないサイテーな車だ」とだいぶ両親から怒られてしまいました。

真面目に自動車を作っているメーカーからしたら不当評価で迷惑な話ですが、確かにそんなイメージがついてしまっているのも事実です。

センスのある方がいじるなら良いですが、私はあまり美的感覚が無いので見た目はクラシカル路線で参りたいと思います。

どっしりとした快適な乗り味と穏やかな味付けでとても良いも感に溢れております。
移動距離の多い方にはとても良いと思います。

W211を乗り出すにあたって最低限のリフレッシュが完了しました。
まあ、来週もＡＴＦ及びストレーナー交換を予定しているのですがそれはそれとして。

少しだけ感想を書き残しておこうと思います。

W210やW211は当時コストダウンの影響があってそれらの前のモデルから比べると質感が劣るとよく耳にしました。
目にしたり触れたりする部分ではスイッチ類の質感や操作感がよく言われます。
はるか昔、560selのドアを一度だけ開け閉めしたことがありましたが確かにすごい感触だったことを記憶しております。
しかし、身近に昔のメルセデスと接したことのない私にとってはあまり気になりません。
今どきの軽さ命のハイブリットに慣れた身ではスイッチ類のクリック感やドアの重さや開閉音も十分高品質に感じます。

乗り込んでエンジンをかけると穏やかなV6サウンドが控えめに響きます。
この辺は野太いV8サウンドが主張するE38とはだいぶ違います。
ATはクリープ現象が弱めでアクセルを踏むと穏やかにスルスルと走り出します。
5Speedなので「変速してます感」ははっきりですがショックはなく穏やかです。
w211のなかではもっともローパワーなE240ですがゆったり走るのには十分なパワーです。
それにアクセルを強めに踏めば十分元気よく加速してくれます。
元気に加速させてもエンジンのサウンドは控えめでとてもジェントルです。
E38の加速時の雄叫びもなかなか痺れる感じでしたが、この穏やかで精密に回るエンジンも車のキャラクタに合っておりますね。

ボディは大変堅牢な感じを伝えています。
どっしりと重厚です。
おそらく軽量なハイブリットに慣れた方は暑苦しく感じるかもしれません。
でも、E38もこんな感じだったなと懐かしくなってしまいます。
ボディのしっかりした車はいいものだなーとつくづく感じます。

足回りはだいぶ快適性重視です。
コンチネンタルタイヤとの相性もよく、細かな段差やうねりはきっちりと吸収してくれます。
かと言ってドンブラコ的な乗り心地ではなく揺れの収束も良好です。
エアサスでもなく電制ダンパでもないのになかなか絶妙な味付けです。
ロールはしますがちゃんと接地して回頭性も良好です。
ただ、ロックトゥーロックが大きめのステアリングがゆったり感を醸し出すのでコーナーもゆったり曲がりたい気分になります。
ステアリングフィールが命のBMWから直接乗り換えだったら少し物足りなくなるかもしれません。

1番感心したのはブレーキ。
高い速度域からでも驚くほどの減速感でピターッと止まります。
これが噂のメルセデスのブレーキなんですね。

どっしりした乗り味でゆったりドライブ、でもちゃんと接地してちゃんと答えてくれる。BMWとは対照的ですが、これはこれでなかなかいい車です。

しかし、始めに少し頑張ってリフレッシュして良かったです。
買ったままの状態ではこの子の特性は分からず良さは感じ取れなかったでしょう。

普段乗り用に購入したw211ですが、集中リフレッシュを行っております。
距離は3万2千キロで正規販売店でフルメンテだった車両ですが、距離を乗ってない弊害も出ております。

まずは14年落ちのコンチネンタル・プレミアムコンタクトを新品のコンチネンタル・ウルトラコンタクト7へ交換です。
これでおかしな挙動がだいぶ減りました。

次にコンフォート機能制限の表示が出るのでメイン及びサブバッテリー交換です。
ここで失敗、リアトレーを取るとが面倒でサブバッテリーのみを確認して古かったため交換を決めたのですが、NEWバッテリーが届いてリアトレーを外すとメインバッテリーはそんなに古くないのです。
端子を触ったらゆるゆるだし（笑）
中古車あるあるですね。バッテリーあがりを防止するのに外して、その後ちょんとのせただけになっていたのでしょう。
警告はこのせいかもしれませんが、買っちゃったのでバッテリー交換。

さらにアライメント調整です。
ディーラーメンテナンス車だけあって、ブッシュやボールジョイントのブーツなどはやってあるのですが、なんか挙動が変。
測定してみると3輪がビミョーに基準外。
これも中古車アルアル。
ブッシュはメンテしてもアライメントまではなかなかね。

これで納得できる走りになりました。
ようやく走りの感想が書き綴れます。

e38、740iの再登録準備を始めようと画策している今日この頃ですが、グレイスを占有するなとのクレームが多数家族から寄せられておりました。

普段乗り用車を早急に用意しなければなりません。
グレイスの使い勝手の良さに、同じハイブリットのアコードにでもしようかと思っておりました。
しかし消えゆくエンジン車の最後の機会でも良いかと。

そんな中で出会ったのがw211、e240。
この子も物語がある子でした。
1週間ほど乗ったw211の感想は次回から。