きとよのブログ一覧

先日整備工場にw211を入庫させて作業をお願いしたのですが、内容は後ほどとしておりました。
何をしたのかを例えるならば骨盤矯正です（笑）

w211を導入してからいつもモヤモヤしていた点があります。
それは、直進安定性。
以前にも書きましたが、フツーにまっすぐ走るのですよ。あくまでフツーに。
このくらいのボディサイズのＦＲ車ならこんな感じだよねってかんじなのですが、よく言われるような「ベンツは高速はビダッと真っすぐ走るよね」って言うほどではなく。

こんなもんだと自分に言い聞かせておりましたがどうも腑に落ちない。一瞬ブッシュとかを変えれば違うのだろうかと悩みますが、整備歴をみても、はたまた目視でブッシュやボールジョイントをみてもひどく傷んでいるはずもない感じで。
多分ブッシュ打ち替えを初めるとどこまでも改善に至らない沼にハマっていく気がするのです。
「w211はこんなもんだ」と諦めがつくまで。

そこで気になったのが色々なインプレッション記事です。
読んでみると「直進安定性が高い」って意見と「あんまり直進安定性は高くない」で記事が混在しております。

そこであることが気になってしまったのですよ。気にしなければ良いのに。
それは、W124まではサブフレーム構造ではなくモノコックリジットでエンジンを上からぶち込んで製造していたことをね。

w210から合理化でサブフレーム構造を採用しだしてフツーの量産車と同じ生産方式に変わったわけです。
ということは、w211くらいまでの車はサブフレーム式の組み立てにメーカーが慣れておらず組付け精度に個体差が出ているのではないかと荒唐無稽な仮説が頭を過ってしまったわけです。

そうなると試してみずにはいられない性格なもので、サブフレームの組付け精度向上作業、言わば「骨盤矯正」をすることとなったわけです。

長くなりましたので何をしてどうなったかはまた次回。

今日、明日とw211を工場に預けて代車生活の今日この頃です。
別に壊れたわけではありませんが、どうしてもきになる部分がありましてある部分の調整を頼みました。
それはまた後日。

代車のプリウス。
実に潔い車です。
とにかく軽いんです。

同じハイブリットとグレイスとの比較になりますが、ドアからボディからとにかく軽量なのが伝わります。
燃費向上なのですね。

走ってみると加速は軽量なのが効いてそこそこ元気よく走ります。
ただ、タイヤの銘柄等もあるとは思いますがロードノイズはかなり大きく振動もよく伝わります。
燃費向上のための徹底した軽量が感じ取れます。

グレイスとプリウス、私の好みはグレイスかなと。
ある性能に秀でるのも多分ハマる方にはハマるのでしょうが出来うる限りの静粛性と剛性やハンドリングなども長く快適に乗るには大切なきがします。

最近、ガソリン高いですよね。
ボロ外車に乗りたい人にとって氣になるのが燃費だと思います。

私めの使用環境では町中オンリーで9キロ台半ば。高速オンリーで12キロほど。
日々の生活状況で11キロ前半となります。

バッテリーがだめだと思ってバッテリーを交換したw211でしたが、結果は納車整備ミスの端子締付不良でした。

バッテリーを買ってしまったためせっかくだからと交換しましたが、ついていたバッテリーは新しく、捨てるのはもったいない。

ではればe38用にしましょうと再充電です。
e38純正より容量大きめですが大丈夫でしょう。

秩父から三峰神社への道は長い峠道。
車の仕立てがよくわかります。

w211はe38やE46とはまた違った走りを見せました。
一見スローなステアリングギアレシオでおっとり系なのですが、プレシジョンがめちゃ高い。
つまりはギアレシオだけ体感で覚えれば自由自在。ラインがめっちゃ自由自在。

BMWみたいなステアリングの切れの華みたいなものは無いですが、じんわりとピタリとコーナーリング。
快適であっさりで爽やかなのに味わいがあって。

よくできてますわ。
快適にすごく気持ちがいい。
エンジンも自己主張しないくせにサーッとしてて、atもギア選択もまずまず。パワー不足とかは無い。きっと上級グレードの排気量はここからの味付けなのかな。
これはこれでこのエンジンとシャシーの一つの車としてチューニングが完結してます。

ただ、BMWとメルセデスのハンドリングはお互いのフリークは相容れないかもしれません。
私は職業ドライバーなのでアプローチが違えどちゃんとしているものは許容できますが。
どっちも良いのです。味付けの好みで好きな方を選べば間違いのないメーカーなんですねー。