最近夜の冷房をやめたせいで、2時くらいに目が覚めるblueです・・。
アチーって、でも子供と嫁は寝ているな・・(汗
三井三池有明坑跡に残る2基の竪坑櫓が解体という報道がなされ、
(詳しくはALL-Aタケ様のサイトへ)、最後の一般公開がないか?情報を集めておりましたが、
NPO法人炭鉱のまちファンクラブ主催の一般公開が8月18日に行われました。
朝一の便で申込みしていまして列車で行こうと思ったのですが、子供の幼稚園の準備やらしていたら出発が遅れて・・・、急きょ炎天下の中バイクで移動(大汗
冷水越えて、筑後小郡→南関→大牟田駅と、2時間もかからず到着!
(意外と早く着いた!)
大牟田駅東口にバイクの駐輪場発見!公共の施設でバイクの駐輪場がしっかりあるとほんと助かります!
って、通行禁止ってなんでや?おいおいココ通らないと駐輪できんのやけど・・。(聞いたら駐輪以外は通り抜け禁止の意味らしい。マギラワシ・・)
9時半に大牟田駅西口からNPO準備のバスに乗車。ここから現地まではバスで移動です。
報道関係者はNHK、FBSが来ているみたい。後で知りましたけど西日本新聞も来ていました。
あ、FBSにはちこっと姿が写っておりました(笑)
道中は、NPOの方の親切な説明に聞き入っておりました。
第一便の見学者には元職員の方々も多くいらっしゃたようで、現地では興味深い話をされておりました。
湾岸道路からの櫓の眺め。手前の重機が見える範囲がメガソーラー建設範囲です。
そして、メガソーラー工事現場へ。
ようやく到着!バスから一斉に見学者が降りていきます。
現地での見学時間は30分間。みなさん一斉にシャッターを切ります。
櫓前での説明状況。
写真では分かりにくいと思いますが、結構なヤブ~状態です。にもかかわらず、みなさん突破しております。ちなみに真っ先に櫓下の藪の中に入ったのは僕でしたけどね・・(汗
で、気づけば藪の中を歩きすぎてバイクのシフトカバーが行方不明に・・・
30分間ひたすらにシャッターを切りました。以下、写真をご堪能ください。
第一竪坑櫓
実は具体的にいつ造られたか分かっていない構造物です。昭和38年より前としか分からないようです。継ぎ手はリベットではなく、ボルトなのでそこまで古いものではないのでしょうね。
保安第一
第一竪坑櫓から第二竪坑櫓を望む
第二竪坑櫓。Z型櫓です
両方の櫓に言えることなのですが、閉山が平成9年ですので13年間放置されたままにしては塗膜の損傷が少ないなと。一緒にツアーに参加していた方もおっしゃっておりましたが、海岸付近で朽ちた部位もほとんどなく、これだけもっているのは意外でした。
(まぁ上部は怪しいと思うけど)
解体の背後要因ですが、勝手な憶測ですけど櫓の保存活動はあったのですが、保存活動に積極的な大牟田・荒尾両市に比べ、櫓が建っている土地自体がみやま市であり、保存活動に消極的であったこと。
メガソーラー自体の売電価格が現在の価格で契約するには、今年度内に事業を終えなくてはならないため、移築・保存の協議に時間が掛けれないこと。
たぶん、この二つに尽きるんでしょうね。
昭和初期の日本のエネルギーの担ってきた櫓が、次世代エネルギーのメガソーラーに食われるのはなんとも残念な気がしますが、これも時代の流れと言うべきことなんでしょうね。
さようなら有明坑
そして主催してくださったNPOの皆様に感謝
以上、三池炭鉱有明坑立坑櫓の見学ツアーでした。
で、バイクで来ていたので、子供の幼稚園のお迎えまでの時間まで1時間の余裕が・・。
次回、大牟田炭鉱巡り!!to be continued......
Posted at 2012/08/20 02:16:44 | |
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