カブらしさ満点（カブ110のレビュー） - スーパーカブ110

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カブらしさ満点（カブ110のレビュー）

アユmin
ホンダ / スーパーカブ110
スーパーカブ110 (2012年)
- レビュー日：2021年3月20日
- 乗車人数：２人
- 使用目的：仕事

おすすめ度： 5

デザイン：4
走行性能：3
乗り心地：4
積載性：5
燃費：5
価格：5

満足している点: 250cc以上のバイクと比べて圧倒的な立ち止まり能力。走っててあそこに寄りたいと思ったらぱっと止められる。まさにどこにでも停めておけるし、道具に徹してるので全く気を遣わない。

どんな住宅街の細い道でもルルルー～ってとても静かで威圧感ゼロで走れて、郵便屋さんと同じ音なので歩行者に不安を感じさせない。この点、街道巡航が得意なC125は停止～発進前後の乗り味と音にやや品がなく得意でも無い。

ハイブリッド何それ的な無敵の実燃費リッター60km。満タン500円で250キロ（東京-横浜3往復）走れる。電車ならJR新宿-横浜駅往復＝1120円がカブならたった150円(^^)
不満な点: C125と違ってチューブタイヤなので、遠出したときにパンクの不安が付きまとう。遠出はC125が安心できる。
総評: カブらしさを思う存分満喫できるカブ。50km/h前後での牧歌的トコトコ感がすばらしい。見た目が羊の仮面を被ってるためスーツで仕事に使っても似合う（当然！？）。

250cc以上の重いバイクと違ってどこでもサクっと立ち止まれて、どこに置いても業務用として目立たずイタズラや盗難の心配もせず気遣い不要なのも良いです。

C125と比較すべきじゃないけど、これに乗るとC125はやっぱり本来のカブじゃ無くてカブの形した軽量ロードバイクだと感じる。

デザイン: 4; ツルっとしたJA07のデザインとかわいらしい水色がお気に入り。
走行性能: 3; 幹線道路でも余裕で流れにはついて行けるけど、C125ほど高速巡航が得意ではないので無理せず左車線でノンビリが似合う。
反面、住宅街や裏通りではとても静かで威圧感ゼロで走れてどんな細い路地でも林道でも探検気分で入っていけて、自転車並のお手軽さが感じられる。近距離通勤は最強の1台かと。
乗り心地: 4; 直立からややアメリカンなポジションで、長時間乗っても腰に優しい。ただし足が正座に近いほど折れ曲がるので長時間は足がだるくなる。
対してC125はハンドルが低くやや前傾気味で、座面後端に座ると良くも悪くもバイク的なポジションを取れる。逆にカブ的な直立姿勢で乗ろうとすると腰が痛くなる。
積載性: 5; 無敵の積載力。特にフロント積載は他のバイクに真似できない長所で、後ろは箱の大きさにもよるけど、膨大な量を積載することができる。しかもタンデムしつつ、現在はフロントが大型カゴ仕様により大量の買い物も前カゴのみでｏｋ。

サッカーで使う大型タープを2つ積載してもこの余裕。
燃費: 5; ハイブリッド何それ的な無敵の実燃費リッター60km。満タン500円で250キロ走れるのでお財布に優しい。この点C125はタンクが小さくてたった150キロくらいで目盛り1になり不安で給油が必要。
価格: 5; 購入時中古20万前後。今なら10万少々、そしてどこも壊れない。リッター140円で60キロ超の低ランニングコストで、自転車で60キロ走れば疲れて1000円くらい食費かかるので、実はカブが地球上でいちばんエコな乗り物です（笑）
故障経験: なし。故障では無いけどパンクは比較的多い。出先でパンクするとけっこう途方に暮れる。