ぺそ太郎のブログ一覧

■中央自動車道の登坂車線区間を右側付加車線方式に変更します
～多治見ICから小牧東IC間で
安全（事故）対策として試行～





これは2013年12月に、当時の古屋圭司・国家公安委員会委員長の
「交通事故抑止に資する取締り・速度規制等の在り方に関する懇談会」で、
とりまとめられた提言を受けて試行されることになったものです。



やっと！？・・・って感じですね。


古屋さん、待ってました。ヽ(´ー｀)ノ



そもそも、現行の登坂車線で一番大きな危険をはらんでいるのは
遅い車が走行車線に戻るところです。


走行車線を走るのに充分な速度まで復帰できていてもいなくても、
速いクルマが次々と来る走行車線に、イヤでも戻らなきゃいけない。


高速道路ならまだ、登坂車線にある程度の加速の猶予があるけど
一般道の登坂車線は悪質で、上り坂が終わってないのに、登坂車線が終わる。


速度が落ち切った中で車線変更を強いられる
という最悪の構造になっている所が多いんです。




そもそも、普通に考えりゃ分かることなんですけど。。。



遅い≪速く走れない≫クルマは、
速いクルマほど容易に車線変更できません。

速いクルマよりも、車線変更に大きなリスクを伴うのです。





だから、登坂車線やゆずり車線をすべて廃止させて、
右側に車線を付け加える形に作り替える。

走行車線のクルマをそのままにして、
速いクルマに追い越しさせた方が安全で理に適っています。



まさか、車線変更もできないのにとばす人なんていませんよね。(^_^;)



「ゆずる」というのは、日本人的な考え方で素晴らしい。
でも、自動車交通にはそぐわない部分が出てしまうんですよね。

■信号機ない環状交差点、
各地でルール違反　導入から１年
(朝日新聞デジタル - 12月03日 23:40)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151203-00000072-asahi-soci

>>信号機のない環状交差点「ラウンドアバウト」が、
>>導入されてから１１月末までの１年３カ月で、
>７都府県の１２カ所から１５都府県の４９カ所に増えた。


>>警察庁が３日、発表した。来春には１９都府県の５８カ所になる予定。


>>調べた結果、重大事故はなかったが、

>>進入しようとした車が環状道を走っていた車やバイクにぶつかったり、
>>横断歩道の歩行者が環状道を出ようとした車にはねられたりした

>>軽傷事故が昨年９月～今年１０月に計５件あった。







見慣れない不慣れなものだけあって、ナニカ色々と言われてますが


全国にあるラウンドアバウト≪環状交差点≫で、
重大事故が無くて、軽傷事故が５件だったら、充分少ないと言えます。


普通の交差点と違って、左折の要素しかない。
あとはロータリーに出入りする時に、横断歩道に注意する程度です。

普通の交差点と比べたら、ドライバーが注意しなきゃいけない要素が少ないし
嫌でも速度が落とされるから大事故も起きにくい・・・となれば、増えて当然です。




なにもヨーロッパにあるような、
複雑怪奇なラウンドアバウトを取り入れてるわけでもない。

駅前のロータリーのようなモノだと思えば、そんな難しいモノじゃありません。





馴染むまでにもう少し時間がかかるかもしれないけど、
食わず嫌いは良くないと思います。はい。(^_^;)





そんな飯田のとある環状交差点の近くには、
全くもって何のヒネリも無い乗り場がありますｗ

別に大きく振らなくても
充分曲がれるというのに

わざわざセンターラインを
割ってまで大回りする
神経というか癖というか、、、



全くもって理解不可能です。┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ


https://www.youtube.com/watch?v=CEut-wBfyBo

この白いクルマのドライバーも、
クラクションを鳴らされて初めて気づいた模様。。。




何年か前に、とある掲示板（not 2ch）で
大型車でも大きく回らなくても充分曲がれる所なのに
なぜそんなにも、大きく振って曲がるのか。。。

という件で議論になったことがあります。


その時は、そのスレッドの雰囲気があまり良くなかったので
ROM専になって生温かく眺めていました。（´・ω・｀）





そしてそこで至った結論は、





無意識のうちにやっているというものでした。






困ったもんですね。┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ






わざわざそんなに急いで曲がるようなマネをしなくても
ブレーキ踏む前にウインカー出せばいいだけの話なんです。


その方が後続車にとっては対処しやすくなるので、ありがたいんです。





教習所で教えてる「30m手前でウインカー」というのは、
現実に則していないので、忘れてもらいたいですね。

30mが適切かどうかなんてその時次第だし、
何よりも実際、30m手前なんて意識して運転してる
余裕があるような人なんて、ほとんどいないはずです。

ガードレール突き破り転落　２人重傷

　３日午前、大分県杵築市の大分空港道路で普通乗用車が道路右側のガードレールを突き破り、約１５メートル下の道路に転落する事故があった。運転手と同乗者の１８歳の女性２人が首の骨を折る重傷だが命に別条はないという。

・・・以下略。





車で高架から15m落ちて命に別状はない。。。

・・・というのは、不幸中の幸いというか凄いというか、
何よりも、よく死なずに済んだな・・・というのが素直な感想です。




地図で見る限りほぼ直線で、事故が起きそうな所でもないんですが、、、




何よりも不可解なのは、
ガードレールを突き破って転落してることです。



間違って事故が起こった場合であっても、
ガードレールで転落を防いでいなきゃいけないんです。





1994年に出版された、
「中島悟の交通危機管理術」という本にこんな一文があります。


>もし運悪くぶつかった時に
>少しでも衝撃をやわらげる車を作るのが、自動車メーカーの立場。

>運悪く道路からはみ出しそうになった車をガードレールで止めてあげようというのが、
>国なり県なり、道路を管理する者の役割。

>でも、ぶつけるまでは運転者に責任がある。




Google earthで見る限り、壁はそこそこ立派なもので、
古い首都高みたいな、薄っぺらい粗末なものでもない。

ただこの事故では、コンクリート壁直前のガードレールを突き破って、
山の斜面を落ちていったようです。。。

超！低レベルな
欠陥構造だった海老名JCTが、
連絡路を暫定２車線化した模様。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20151030-00010007-norimono-l14





圏央道・茅ヶ崎方面からの交通量が極端に少なければ、

吹田JCTの名神から中国道への合流のように、
東名から圏央道への合流は、車線変更ナシで行けるように
してしまっても良いと思うんですけどね。。。




この暫定運用の車線の線引きでは、渋滞は緩和されるんだろうけど
慣れないドライバーにとっては、ちょっと不親切だと思います。



それにしても海老名JCTはなぜ、
あんな超！低レベルな設計ミスのまま出来上がったんだか。。。┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ