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2017年03月14日 イイね!

クサビ形の時代(1970年〜)

クサビ形の時代(1970年〜)良く知られているようにストラトスの元はベルトーネのゼロ(1970年10月のトリノショーで発表)ですが、当初は単にクサビ形を追及しただけの非現実的な大嘘、少年雑誌の口絵並みのショーモデルと悪評ばかりでした。

ベルトーネ ゼロのような風変わりなショーモデルを見てランチア首脳陣がラリーカーとして使えるとどうして思えたのかがいまだに不思議です。


室内に入るにはフロントガラスを上げ、フロントの黒い部分を跨ぎ室内に倒れ込むように座るようです。
だいたい着座姿勢からフロントガラスはどうやって閉めるのでしょうか。
サイドガラスは障子や襖みたいな引き戸式で開くようです。


このスリット配置では運転席から後方は見えないでしょうしリアウィンドやバックミラーらしき物も見当たりません。(そもそもショーモデルにはバックミラーが無いものが多いようです)
リアの車名は1971年11月のトリノショーで発表されたストラトスHFになっています。


透視図ですが前輪より前のペダル位置と往年のF1並みに寝そべった運転姿勢が特徴です。
運転者がヘルメットにレーシングスーツなのは純競技車としての痕跡でしょうか。


寝そべった座席と遠く離れた位置のペダル配置の実写です。
手前の緑色が計器パネルのようです。
フロアマットにかすかにクラッチペダルのスリットらしきものが見えますがシフトレバーはどうなってるんでしょうかね。


この時代(1970年)、イタリアのデザイナー間ではどうやらクサビ形が流行ったらしくピニンファリーナからもPFモデューロが発表されました。






ゼロよりは乗降性は良さそうです。


翌1971年にはイタルデザインからマセラティ ブーメランが発表されました。




ブーメランと言えばこの特異なスイッチとメーター配置でしょうか。
膝が当たりそうで見にくいので個人的には賛成しませんが当時のアイデアの一つではあったのでしょう。


市販車としてはストラトス、カウンタック、エスプリとして実現しました。






日本のクサビ形と言えばコレ!
イタリア勢にやや遅れて1978年に童夢 ゼロが発表されましたが残念ながら市販はされませんでした。




Posted at 2017/03/14 19:38:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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