ミリタリーマニアなら誰でも知っている小林源文(モトフミともゲンブンとも読むらしい。めんどくさい名前だな…)原作「キャット・シット・ワン」が完全3Dアニメとして再現された。
ストーリー
中東のどこかの地域。民間人三人がテロリストに誘拐された。主人公パッキーと相棒のボタスキーは敵アジトの監視任務していたが、人質の一人が殺されるのを見て、本部の応援を待たずして救出に向かうが…。
原作での戦闘シーンはリアルに徹しており、それに合わせてアニメも忠実に再現されているので、源文ファン納得の内容である。それでいて映画「ブラックホーク・ダウン」にも負けない表現の仕方が見事である。
特に銃口管理が徹底しており、味方に銃口向けないよう気をつかっている所がよい。
声優で土田大がパッキーをやるとキャラのイメージがすごく変わる。
原作からしてもっと子供っぽい声がやるのかと思ったが、土田がやるといっきに渋くなっていい。特に最後の「今日はジョーの店でおごってやる。覚悟しておけ。ユーコピー(了解したか)?」はカッコよかったな…。
たしかこの人、エースコンバットアサルトホライゾンでも主人公ビショップやっていて、だんだんキャラが設定されてきそうだな。
キャットシットワンはベトナム戦争からソ連のアフガン介入に続き、今は新シリーズで息子のジョナサンが英国空挺部隊SASで活躍する話になっている。
悪い所は銃器の選び方だろうか。
見た目重視で選んだらしく、現実にありえない装備になっている。
主人公のパッキーが使用しているライフルはナイツアーマメント社製SR-47と呼ばれ、敵地で銃弾不足になった時敵の弾を鹵獲して使用するために米軍の要請で開発された。イラク戦争後に発注された。
だかこの銃は結局
7丁しか作られず、6丁はSOCOM(米軍特殊作戦郡)に、残り1丁はナイツ社の博物館に展示されている。つまりパッキーは持てないのだ。
このあたりがちょっと残念だか、それでもおもしろいのでOKだ。
ぜひ第二弾も見たい。また作ってくれないかな…。
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Posted at
2012/06/23 05:51:47